男性には今更の説明にですが、ヒゲ剃りにはタイプが色々あります。
電動のものから、T字カミソリ。1枚刃から5枚刃まで、ヘッドが肌に沿ってぐるりと回転してくれるタイプや、振動するタイプまで様々。かくいう私も10種以上のヒゲ剃りを試したと思います。
しかし私は旅をやめました。もう、使っていてテンションの上がるものを使おう。ヒゲ剃りを取り出したときに、よし剃るぞと気合が入るものを買おう、と決意しました。上手く説明できませんが、細かい剃り心地はさておき、とにかく気分がアガるカミソリを使ったほうが毎日が楽しそうと思ったのです。
そして見つけたのがこちら。英国のシェービングアクセサリーブランドであるBolin Webbが販売するスタイリッシュなT字カミソリです。
見て下さい、この美しい流曲線とヴィヴィッドなカラーリング。まるで工芸品かのような完成度です。
Bolin webbには高級スポーツカーと同様の塗装がなされており、熟練の職人が塗装から磨き上げまでを手作業で行っているのです。生産はアストンマーチンの工場で知られるバーミングハム。デザインは名車・コブラから着想を得ているとのこと。
Bolin Webbの公式ページは以下。ヒゲソリを紹介するこんなカッケェHP、見たことねぇぜ。(全文英語です)
実物も、確かにカッコいい…。
適当に置いていただけのヒゲ剃りですが、もう少し飾る感じで収納できないかな…と感じさせるデザイン性の高さ。私はスポーツカーに憧れもあるので、フフフ高級車と同じ塗装!と気分が高まります。
これ以上にスタイリッシュなヒゲ剃りを私は見たことがありません。所有欲を強く満たしてくれる逸品です。
さて、気になる肝心の剃り心地ですが、めっちゃ普通です。
ジレットの3枚刃に対応しているので、剃り心地はそりゃあジレットのそれです。それ以上にはなりません。ジレットの3枚刃は優秀なカミソリですので、そういう意味で剃り心地は良いということになるでしょう。
人間工学に基づいて設計されている…とのことなのでさぞ持ちやすいかと思いきや、そうでもないです。やはり普通。これに関しては以前使っていたサムライエッジの方が分があるぐらいです。もう少し重みが欲しいなあ。
とはいえ、小さな問題です。私が求めていたのは高揚感です。高揚感でだけで言えばBolin Webbは間違いありません。俄然スタイリッシュです。使うたびにカッコいいなあ、と思えます。1万円ぐらいしましたが後悔はしていません。それぐらい、髭剃りのテンションは私にとって大事なのです。なにしろ面倒なので。
同じように思う方がどれだけいるかわかりませんが、共感した方には間違いなくおススメです。気分だけでも英国紳士、朝の素敵なお供になってくれることでしょう。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。