2020年12月 京都店がOPEN、F204 COOPERが廃盤になったので追記
FREITAGのトートバッグを探していた時期があるのですが、コカ・コーラプリントが見つかった時は興奮しました。私はコカ・コーラが大好きなのです。今回はそんな私のバッグと、FREITAGというブランドについて解説します。
FREITAGとは
Freitagはスイスのチューリッヒで、フライターグ兄弟によって誕生したバッグのブランドです。
その特徴は、何と言ってもバッグの材料。バッグを構成する全てがリサイクル品で賄われています。中古のトラックタープや廃棄処分されるシートベルトや自転車のチューブが、FREITAGの素材になっています。
1993年に2人きりで始まったカバン作りは、今や世界24店舗、取扱店は400を超えるまで成長しています。もちろん、日本にも正規取り扱い店がいくつもあります。
FREITAGの魅力・何が良いのか
全てが一点物である、ということがまず挙げられます。
特筆すべきは胴部分に使われるトラックの幌。一枚の大きな幌からパターンが切り出されカバンが生産される訳ですが、世の中には様々なデザインの幌があるため、ここに個性が生まれてくることになります。
デザインが魅力的・機能性が高い・もとはトラックの幌なので防水性が高く汚れに強い、など強みが多い!アイデアに満ちていてワクワクするプロダクトです。
しかし、FREITAGの魅力はやはり「自分好みの一点を探すことが楽しい」ことに尽きます。
見てください、この店舗を。
これら全てが、一つ一つ違う柄をもっているんです。この中から自分好みの一点を探し、見つけるという体験自体が非常に魅力的なんです。
行くたびに違うアイテムが並んでいるので、定期的に足を運びたくなります。好みのデザインが見つかったときの喜びといったら!もう病みつきです。
どこで買えるか?おススメの場所は
直営店
品揃えが一番良いのはもちろん直営店です。FREITAGの製品が所狭しと並んでいるサマは圧巻の一言。目的なく見ているだけでも、とても楽しい空間です。
一方で、FREITAGフリークが集まるので競争率も高い。欲しい柄・デザインによっては非常に手に入り辛いです。ガツンと美味しいところが盛られたバッグ、例えばロゴなどが大きく入ったものなどはすぐに無くなります。またブラック一色のデザインは非常に人気があるため、転売ヤーの標的にされており、非常に手に入り辛いです。
日本には銀座・渋谷・大阪の3店舗しか無いというところもネックですね。
2019年末に京都店がオープンしたので、日本では銀座・渋谷・大阪・京都の4店舗となっています。
セレクトショップ
「印」や「URBAN RESEARCH」、「D&Department」といった有名どころから、地方のセレクトショップまで取り扱いがあるところもあります。詳しくは公式のショップロケータからどうぞ(ページ重いです)。
基本的に品揃えは、直営店には大きく及びません。URBAN RESEACHでの取り扱い量が、比較的多い方でしょうか。せっかく行ってみたらお目当ての形を取り扱って無かった…ということもよくあります。店舗を訪れる前に、確認を忘れず。
またそれほど商品の回転が良くありません。1か月後に行ってみたら、ほとんど同じ品を置いてる…なんてことはザラです。
一方で競争率は低めなので、おおっと思うような品に巡り合うことも。私は期待せずに寄ってみる、ぐらいにしています。
中古市場から探す
お目当ての品を探しやすい一方、転売ヤーによって値段が吊り上げられていることも多いです。
安く手に入る品もありますが「おおっ!」と思うような品は見たことナシ。FREITAGを新しく探すとき、私は中古市場はほぼ確認しません。
どうしても中古から探す場合は、メルカリ・ヤフオクよりは楽天やYahooショッピングなど業者から買う方が適正価格で安心です。
公式オンラインショップで探す
公式オンラインショップが、結局一番おススメです。冒頭でお見せしたバッグもここで見つけました(ただし購入当時、日本のページがなかったので、スイスのページから直で買いましたが)。
品揃えは良く、更新時期も頻繁にされる。場所に関係なく確認することができる。あとは気合と根性の勝負です。RSSに登録するなり、ブックマークしておいて頻繁に見るなりして戦うだけです。
私はコカ・コーラのバッグが欲しいと3か月ほど粘った末、購入に至りました。ヒマがあればサイトを確認する、という力技でした。見つけたときは失禁するかと思いました。
今回紹介したバッグの型・おススメの型
私が購入したこのバッグはCOOPERという型で、今はリニューアルされたF204 COOPER が現在も販売されています。 今は残念ながらF204 COOPERも廃盤になったようです。近い形のトートバッグで言えば、F560 STERLINGがポケットも多くおススメです!
ザックリした作りで容量も大きく、ぽんぽんモノが放り込めてカジュアルに使えます。防水素材なので、海に持っていくのなんかには最適です。
ちょっと違った視点で言えば、面積が大きいため印象的な意匠がガツンと入ることが多いです。
メッセンジャーであればJOE、バックパックであればHAZZARDなど。大きいバッグほどロゴが率直に配される場合が多いので、ロゴ系デザインをお求めの場合はおススメの型です。
おわりに
FREITAGの魅力は、やはりオンリーワンなところ。自分好みの一品が見つかった時の達成感は言い表しがたいものがあります。
使用済みのタープを使っているので、頑丈でサステナブル。FREITAGの考え方は今の時代においても最先端です。なかなか運命の出会いは難しいものですが、あなただけの一品をFREITAGで見つけてみませんか?
本日はこれにて。最後までお読みいただき、ありがとうございました。