家族もいるので防災グッズは一通り揃えていますが、最近とても良さそうな懐中電灯を見つけました。
それが「パナソニック LED懐中電灯 電池がどれでもライト」です。 …すげえ名前ですけど機能はメチャわかりやすいですね…
停電・防災用の懐中電灯が必要なのか
昨今、スマホやモバイルバッテリーにもLEDがついていたりするので、「なくても意外といけんじゃね」と思われているかも知れません。
しかし消防科学総合センターが2007年に発表した「大地震被災経験者に聞く
『災害に備えて用意してあった方がよいと思うもの』調査」において、大地震に備えて用意しておいた方が良いと思うもののランキング1位は「懐中電灯」でした。
水や食料を抑えて第一位になっているのは意外に思われるかも知れませんが、明かりが無いと何もできません。それを如実に表したランキングと言えるでしょう。
見落としがちなのが第5位の「乾電池」です。停電が長く続いて電池が無くなってしまったら懐中電灯も役立たずです。被災者の話では「電池が手に入らなくて使えないものが多かった」とのことで、上位に食い込んでいます。
「電池がどれでもライト」レビュー
「どれでもライト」は災害・停電時用に特化した設計になっているので、普通の懐中電灯にはない強みに溢れていました。一つずつ紹介します。
単1~4電池がどれでも使える!
「電池がどれでもライト」と名前にも冠されているとおり、コレが一番のウリです。単1から単4の電池がどれでも、一本で使うことができます。
先に述べたような「電池が手に入らない」状況でも、どれか一本手に入るだけで照明として使えます。単3しか手に入らない… というようなときのリスクヘッジとして心強い機能です。
テレビのリモコンなど、家庭の中を漁れば使いかけの電池が数本は出てくるでしょう。それらを順次使っていけばかなりの時間照明として使うことができるはずです。
家の電池を、いざというときに使いまわせる。この機能だけで防災用としての価値が十二分にあると思います。
電池が長持ちするロングライフ
単1から単4、どのサイズの電池でも明るさは変わりません。代わりに電池寿命が変わります。
単1だと22~50時間、単四だと1時間15分~2時間30分となっています。すべての電池を入れておくと最長で97時間30分も使えます。できるだけロングライフになるように設計されているんですね。
コンパクトで場所を取らない
懐中電灯をどこに置いておくかは迷うところですが、我が家は靴箱の中とベットの近くの2か所に置いています。一般的に懐中電灯は大きいものが多いですが、「どれでもライト」は小さめで場所を選びません。
子どもにも持ちやすいサイズと重さなので、子どもたちのベッド近くにも1つずつ置いておこうかと計画中です。
肝心の明るさ。非常用だが心強い
サイズから分かる通りで明るさはギリギリです。写真は新品の単1電池で試したところですが、外を歩くときに足元を照らす… という用途には少し厳しい。
光に指向性があるため基本的には「懐中電灯」であり、ランタンとしての使用もあくまで防災用、といったところ。
しかし被災時の真っ暗な中で、この程度でも明かりがあるのは安心感が全く違います。緊急時には瞬間的な明るさよりも長寿命であることのほうが価値が高いと割り切っています。
おわりに
日本に住む以上、地震は必ずきます。大きな被害にあわないように祈るばかりですが、祈るだけでは心配なのでいざというときのために準備をしておくべきでしょう。
先述のとおり「被災者が一番用意しておいた方がよいと思ったもの」が懐中電灯だった、という調査結果を念頭に。防災用の照明は必須です!
用意がまだな方も、すでに準備済みの方にも、Panasonicのおくる防災特化型の「どれでもライト」はいかがでしょうか。
コレを使う機会がこないことを心から祈りつつ。最後までお読みいただきありがとうございました。