IQOS、愛用しています。
以前書いたように、めでたくIQOSショップも京都にできました。
これで壊れても安心…でもありません。IQOSを新品交換してくれるのは、以下の条件を満たしているときです。
保証期間内・保障範囲内・保証対象で諸条件を満たしている場合、新品と交換ができます。故障と診断された場合は24時間以内※1に送料無料で新品をお届けします。
出展:IQOSが故障した場合について(公式) https://jp.iqos.com/support/faq/how-to-replace
つまり買って半年(IQOSケアプラスに加入してたら1年)以上経過してたら、新品交換してくれません。修理とかもないので、新しいのを買うしかありません。
でもIQOS…ちょっとお高い…できれば何とか使い続けたい…
そんな方のために、ちょっとだけ便利なアイテム、教えます!
IQOS 2.4 PLUS のよくある壊れ方
皆さんが体験したことが多いと思うのは以下の3つになるかと思います。
- フタが閉まらなくなった (IQOS2.4 PLUS以前)
- ケースに入れても充電できない (IQOS2.4PLUS以前+IQOS3 DUO)
- ブレードが折れた (全ての機種)
最初に書いておくと、ブレードが折れたら終わりです。自前での修理は不可だと思ってください。悲しいですが新しいのを買いましょう。ちなみに私は今まで2度、ブレードを折りました…
しかし「フタが閉まらなくなった」と「ケースに入れても充電できない」は、自分でも修理できる可能性があります!希望を捨てないで!
フタが閉まらなくなった
エイッと閉めてもパチリという音がせず、むなしくフタが開く…。
初期型、およびIQOS2.4使ってる人は100%起こってんじゃねえのか?ってぐらい発生する壊れ方です。以下のようにゴムで留めて頑張っている人をよく見かけます。
これはツメが物理的に折れているときに起こります。
IQOS 2.4はフタにツメが、本体に引っかかる場所があり、両者がかみ合うことでフタが閉まっています。タチの悪いことに、フタ側、本体側、どちらも折れます。実際、写真に載せているケースはどちらも折れました。
直し方はある意味では簡単で、折れた個所を修理すれば閉まるようになります。折れた部分が皮一枚で繋がってたり、折れたものが手元にあるなら修理は可能です。
登場するのは我らがアロンアルファの EXTRA 耐衝撃です。
普通の瞬間接着剤じゃダメです。この「耐衝撃」というところがミソで、繰り返し衝撃が加わるような個所などに非常に強い特性を持っています。つまり開け閉めが何度も発生するIQOSには最適です。
折れた部分に塗って、折れたものをくっつけて、しばらくピンセットなどで押さえておく。1分程度も押さえていたらくっつくので、あとは念のため1時間ほど放置して乾燥させましょう。
この時、間違ってもフタを閉めないように。接着剤でフタが開かなくなった!なんて冗談にもなりません。
乾燥をバッチリさせたら、フタを閉めてみましょう。するとどうでしょう。パチリとフタが閉まるようになります。うれしい。
前述のように私はこの方法で、写真のIQOS2.4を2か所、修理しました。本体側が折れたときはさすがに天を仰ぎましたが、折れた部品を紛失しなかったので助かりました。
耐衝撃、という言葉はダテではなく、修理してから毎日使用していますが問題なく使用できています。かれこれ3か月ほどになるでしょうか。
接着剤って、つけたはいいもののすぐに取れてしまう…という悪いイメージがありましたが、いい意味で裏切られました。これなら色んな場所に使っていけそうです。
地味に進化したポイントとして、使った後にフタを閉めて、また使おうとした時には固まってて使えない…という接着剤あるあるが解決されてました。ちゃんと使えます。毎回毎回買いなおしてましたが、これは地味だけどスゴイ進化。アロンアルファ頑張ってる。
充電できない
ホルダーを本体にしまって充電 …そろそろ終わったろう、とホルダーを取り出してみたら、インジケータが何か赤い! 充電できてない!
なんか分からないですが、ホルダーと本体が分かれているタイプのIQOSはときどきこういうことが起こります。
まずは充電器側を充電してみましょう。これで良くなる場合も多いです。(なんでやねんって感じではありますが)
それでもイマイチ充電できないことがある…という場合はコイツの登場です。KUREの接点復活スプレーです。
接点復活剤とは、電気系統におけるスイッチなどのように、「物理的に接触して通電させる個所」の接触、通電不良を解消してくれるアブラの一種です。
簡単にいえば、吹きかければ接触不良が治せる便利なスプレーです。
IQOSの通電部分といえば、ホルダーの下にある金属部分。そこにシャッと軽く吹きかけて、乾いた綿棒で拭きましょう。
これだけでも十分ですが、念には念を入れるなら充電器側もやっておきましょう。
これでホルダーを本体に入れたら、無事充電できるようになっているはずです。なんて便利、接点復活スプレー。
先にも書いたように成分はアブラなので、ホルダーを取り出したときに下部にアブラがついちゃうと思います。それはティッシュなどで適当に拭いときましょう。
接点復活剤も非常に便利で、なんか調子悪いな、接触悪いなと思ったら吹きかけとくといい感じで復活してくれたりします。イヤホンやスピーカーなどの音響機器、乗用車の電気系統などなんでもござれ。最近は家にあるダイソンの掃除機の調子が悪く、接触部分に吹きかけたら復活しました。
そんな接点復活剤、各社が出してますがおススメはやっぱりKURE。
こちらも地味に進化してて、ノズルをフタに収納できるようにしており、無くさないように配慮されています。ノズルをなくしちゃうのも、スプレーあるあるだったので助かります。
おわりに
というわけで、IQOS修理だけでなく、家に置いとくと何かと便利な2品をご紹介しました。数千円とはいえ大金、自分で修理できるものは修理して、多少なりとも嗜好品に対する出費を抑えたいところであります。
耐衝撃系の接着剤は各社からリリースされています。評判を見る限りどれも性能は高そうです。私は価格と使用する量のバランスでアロンアルファを選びました。330円(2020/07/10現在)とお手頃です。
KUREの接点復活スプレーは三種類あるんですが、どれも性能は折り紙つき。黒が謳っている効果が高かった(カーボン汚れに対応)のでコチラを使っています。電化製品に使うものですし、何度も買うものでもないので、少しでもいいものを買っとこう、というのもあります。なんてったってFOR PROですからね。
見慣れた従来品はコチラ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。