GOODS SPEED おススメのモノ系レビューブログ

おススメできるモノ、好きなモノ、愛用品を紹介し続けるブログ

なぜ私は「神棚」を買うに至ったか。神棚ってどう置くのが正解?どうせならステキな気休めを【伊勢神宮の神棚 簡易版】

 

 「家に神棚がある」と言うと、非常に意外がられます。あるいは少し警戒されていたりするかも知れません。どうか、コレを見ている方は警戒なさらず。突然、何かを勧めたりはしません。

 

 私が全く信心深そうに見えないからでしょうが、神棚というものが何だか仰々しくて、ピンとこないのが理由かなと思っています。何を隠そう、私もピンときているかどうかは微妙なところです。

 

 とはいえ、私はこの伊勢神宮で買った神棚(簡易版)を部屋に祀っています。

 

f:id:Sig-Maru:20190429012531j:plain

ウチの神棚。いつもお世話になっております

※上の写真は撮影用に薄紙をつけています。ご家庭でお札を祀る際は、紙を外した状態で祀ってください

神棚を買うに至った経緯。私にとってはお札ケースだった

 

 もちろん物事には必ず経緯があります。私だって、最初から神棚を設置するような男だった訳ではありません。それを説明させてください。

 

 妻のおばあちゃんから、お札が毎年贈られてきていた時期がありました。私はそのとき、人生で初めてお札というものを自分の家に飾る(祀る?)機会に巡り合ったのです。

 

 家のどこに、どの方角へ向けて貼ればいいのかを調べて、両面テープで直接カベにベタっと貼っていました。お札は貼りゃあいいんです。簡単なもんです。でもそれが2年ぐらい続いたある日、なぜだか「どうせ貼るなら、もっとちゃんと形にしてえな」と思ったのです。

 

 スマホを買ったらスマホケースを買う感覚、と言ったら解ってくれる方が多いでしょうか。剥き出しで貼ってる感じが気になったんですね。もはや現代病かも知れません。すげえ不謹慎ですみません。

 

どこで買ったのか。そしてその決め手

 

 そういう訳で適当にネットで調べたんですが、なんかグッとこない。決め手がないというか。

 

 神棚って良く分かってないしド素人考え丸出しで、何かパワーというか、有難みが欲しい…。ネットで買うのは有難みがない、なんて考えは理屈に適ってなくてバカらしい、といつもなら思うところですが、そもそも理屈なんて超越したものを買おうとしているのです。感覚は大事にしておこう。

 

 だったら伊勢神宮に行ったら何か売ってるんじゃないか…と思い付きで車を三重県まで走らせてみたら、そら見たことか。あるある~!大小色々なやつが。

 


 お伊勢さんは森に囲まれているわけですが、それらの木から切り出した神棚で~(うろ覚え)というバックボーンも聞いて、それそれ!そういうのが欲しかったのよ!と大きく頷いて、一番安くて小さいのを購入しました。

f:id:Sig-Maru:20190429012519j:plain

見よ、この有難い焼き印を

 何度だって書きますが、我が家は広くありません。一番小さいやつでもご利益は変わらないはず。2000円という価格が神棚としてどうなのかは見当もつきませんでしたが、なぜだか凄くリーズナブルな気がしました。

 

そもそも神棚とは何なのか

 Wikipediaを見てもすげぇ難しく解説されているので、ざっくりといきます。

 

 神棚とは、家や事務所などにおいて神様を祀るための棚です。そして、神棚で祀られる中心となるのはお札です。

 

 神棚は神様を祀っているはずですが、実際に祀られているのはお札な訳です。さて、ではお札とは何なのでしょうか。

 

 これは祀られている神様にもよります。神様からのお恵みを受けるためのものであったり、神威(神の持つ、人を畏れさせたり、ついてこさせるチカラの事です)の象徴だったりするものが「お札」です。共通しているのは、お札を通じて神様と繋がれるという解釈です。

 

 小難しいことはさておき、祀って、敬拝することで神の守護を得ることができる、というものが「お札」ということになります。

 

神棚の祀り方と考え方(超簡単版)

  最初に答えを。絶対の正解というのはありません。こういう祀り方をしている場合が多い、などは当然ありますが、信仰のものなので自分で決めなければならないことも多いです。

 

 こういうのは気になるタチなので、伊勢・出雲など数か所で確認しましたが、答えは大体同じでした。意訳が入ってしまいますが、次のようになると思います。

 

「アドバイスはできるが、絶対の答えはない。自分で考えて祀ることが神様と向き合うことに通じる。大事なのは親しみと尊ぶ心をもって、丁寧にお祀りすること」。

 

 よしッ!それならできるッ!と私は思いました。ルールでがんじがらめになりそうなら、購入をやめようと思っていたからです。同じように考える方は多いと思います。しかし、それは神様や神社の望むところではありません。

 

 本来なら、お供えする道具、お供え物、装飾、礼拝などなど、多種多様なルールがあります。これが、お供えするお札の種類によって変わるからもう大変。それらのルールを順守することも大事なのかも知れませんが、大事なのは尊ぶ心!と強い心で私は運用しています。

 

 ただし、最低限ここだけは守ってほしいと言われたことがありました。それは以下の三つです。

祀る場所をキチンと考える

 これまた最初に答えを。家族が親しみを持って、毎日お参りができる場所であることが最も重要です。それを第一に考えましょう。

 

 一般期には以下のような場所が良いとされています。

  • 清らかで明るいところ。トイレなどは避ける
  • 静かで高いところ
  • 南向き、あるいは東向き
  • 仏壇と同じ部屋、向かい合うような配置でない
  • 神棚の上や下を、人が頻繁に行き来しない場所

 

 マンションなどでは絶望的になる内容です。どうしたらいいんだ…と悩むことはありません。繰り返しですが、親しみがありお参りしやすい場所を考えたらいいのです。集合住宅であれば、自ずと居間付近という結論になっていくでしょう。

できるだけ毎日お参りする

 本来は「日拝詞」と呼ばれる、毎日のお参りに使う祝詞(のりと)を使って毎日、朝と夕方に祈りを捧げるのが良いらしいのですが…。お仕事をしている人間にはかなり面倒くさい難易度の高い話だと言えます。もうちょっとカジュアルにいきたいものです。

 

 ちょっと無理です…と音をあげたところ、提案されたのが「日々のお参り」です。 

 

 日拝詞でなくとも、日々を反省し、感謝し、祈りを捧げることが重要である、とのこと。それすらも時間がない場合には、いわゆる神社でやるような「お参り」だけはしてほしい、とのことでした。

 

 お参りの方法は神社と一緒。いわゆる「二拝二拍手一拝」が基本です。ここらへんは神社にもよりますし、お札を購入するときに、どう参ったら良いのか訊くのが一番よいでしょう。

一定条件を満たしたら買い替える 

 私はコレが一番驚きました。お札の交換を1年で行うことは存じていましたが、神棚も交換が必要とは。なんとなく、先祖代々使っている神棚!みたいなのが良い神棚だと思っていました。

 

 汚れたり傷んだりしたら、買い替えが必要です。汚れた神棚をずっと祀ることがないようにしましょう。また、引っ越しを行った場合にも新調して欲しいとのことでした。

 

 ただし「神棚を清掃をするのはOK、むしろ良い事」とのことだったので、清掃不可能なほど汚れや痛みが発生することは、あまり無さそうに思います。引っ越しのタイミングで買い替ええることだけ、気にしていたら大丈夫そうです。

 

私の場合。神棚の気分的な効果


 さて上記のことを鑑みたうえで、お札を入れて、ここだなという場所に掛けてみます。

 

 …なんだか有難みが倍増した気がするではありませんか。お伊勢さんで買ったという満足感も相まって、非常に効果が高そうに思えます。こういうのってもはや気分の問題というか、プラシーボで気持ちよくなれるなら御の字ぐらいの気持ちでいるので、そういう意味においては効果抜群です。

 

 お札も貰い物であるばかりか、私自身「神様に頼る前に自分でどうにかしよう」と思う性格ではありますが、どうか子どもたちと妻には神のご加護を…!という気持ちも無きにしもあらず。「無理だろ…そのリスクヘッジ…」っていう凶悪なニュースも昨今、よく聞くじゃないですか。担げる縁起は担ぎたい、守ってくれる神様には祈っときたい、というのが本心といえます。

 

 ぶっちゃけ、一人暮らしだったら置かなかったことでしょう、神棚。

f:id:Sig-Maru:20190429012515j:plain

背面。しっかりした精度で作られている

 前述のように、本来は作法やモノの置き方などが細かく決められていますが、諸説あったりしますし、私は私なりの解釈で扱っています。最近は伏見稲荷のお札を置いていますが、正確にやるなら稲荷さんのお札には鳥居が必要なはずです。お神酒や榊はもちろん、「空」って書いた紙なども必要ですね。


 でも世の中のマナー講座などと一緒で、お作法が多いと心が苦しくなります。私は負担にならない程度のお作法のみ実施しています。自分が気持ちよく過ごせるのが一番ですから。

 

 厳密に運用したいなら、以下のリンクが参考になるでしょう。厳密にルールを守ることではなく、自分で決めることが重要であると説かれていることにも好感が持てる、非常に丁寧に説明されたページです。

神棚の設置、お祀りの方法について 出雲大社紫野教会(京都市北区)

お神札のまつり方 | 神社本庁

私オリジナルの活用法


 これは私の活用法?ですが、お祝いで頂いたお金などは一時的に神棚に置きます。1~2週間でしょうか、それぐらい経過して何となくほとぼりが冷めたら、銀行なり財布なりに入れるようにしています。

 

 頂いたお金をすぐに銀行にズドンだと味気ないというか即物的な感じがするなあと思っていたのが、程よく解決しました。なんか有難い感じもしますし。私の祖母もいただき物があったとき、同様のことをやっていたりしたのを記憶しています(祖母の場合は神棚でなく仏壇でしたが)。

 

 昔の人は頂き物を一時的に仏壇や神棚へお供えしたりしていた訳ですが、今にして思えば同じような感情だったんじゃないかと思うんです。お供えする側の利点がないと文化として定着しないと思うんですよね。まさに私が、「何となく気持ちいい」という利点を神棚から得ているように。

 

 神様がなんとかしてくれる…なんて、もちろんアテにできるようなモノじゃあありませんし、アテするものでもありません。でも、気休めとしてはすごく情緒があっていいなあと思うんです。昔ながらの日本的な文化を、自分も継承しているような気がして。