ダイニングテーブルをずっと探していたんですが、なかなか良い出会いがありませんでした。かれこれ2年ほど探していたでしょうか…
しかしようやく見つけました、理想の家具を。by KANADEMONO のダイニングテーブルは私の好みにドンピシャでした。同社の家具はDIYが基本なので、組み立て手順も含めて紹介します。どうぞ最後までお付き合いください。
by KANADEMONOについて
by KANADEMONO は 株式会社bydesign の運営する家具ブランドです。同社は2016年創立という若い会社ながら、設立して1年半で月商3000万円を達成し話題になりました。家具の販売の他、空間コーディネートや不動産の仲介なども手掛けています。
同社の特徴は、家具の全てをECサイトで販売していること。実店舗がありません。 (追記:2021年にショールームがオープンしました)by KANADEMONOでは、違ったテイストを持つブランドを幾つか展開しており、例えばダイニングテーブルなら天板と脚を選んで購入することが可能。サイズも指定できます。
シンプルでデザイン性が高く、高品質の素材を好きな大きさで安く購入できる。KANADEMONOは、そういう「ちょうど良さ」を大事にしているブランドです。
開封
まず天板。ドン。
天板は「Kanademono」の杉無垢材を選びました。マダラ模様というか、木目が強い素材が好きなので即決。幅140cm、奥行70cmのスタンダードなサイズを選択し、価格は税込みで29800円でした。(2021年4月現在)
本来なら脚とセットになっているものもあり、そちらの場合は天板に穴も開いた状態に加工されて送ってくれるので組み立てが簡単です。しかし私はあえて天板を単品で注文しました。理由は「脚」です。
さて、脚を見て頂きましょう。ドン。
脚は「Gemone」の Iライン、ステンレスタイプを選択。税込みで27500円でした(2021年4月現在)。シルバーが大好物なので、コレのために by KANADEMONO で購入したと言っても過言ではありません。もう脚だけでカッコいい…
天板は「Kanademono」脚は「Gemone」と、同じ by KANADEMONO 内の商品でもブランドが違います。問い合わせたところ、こういう場合は各々を単品購入し、開孔も自前でする必要がある… との回答でした。
そう言われちゃあ仕方ありません。好みのダイニングテーブルを作るために、DIYぐらいやってやろうじゃあないの!と強気で購入しました。
組み立てに使った工具
- 養生テープ
- メジャー
- 電動ドライバー
- ラチェットドライバー
- ドリル
- 掃除機
電動ドリルを使っても良かったのですが、天板を貫通してしまうのを絶対に避けたかったのでピンバイスを使いました。掃除機はピンバイスで開けた穴から出てくる木屑を吸い込む用です。息吹けばええやん!という方は不要でしょう。
ネジをはめる前に、予め穴を開けておかないと最悪天板が割れる可能性もあります。天板の厚さから見て、いきなりネジでも大丈夫そうではありましたが念には念を入れます。
組み立て手順
まず脚を好みの位置に調整して、養生テープで仮止めします。
脚の位置を好きに調整できるのが、自作の良いところ。ゆとりをもって座りたいので橋ギリギリに脚をつけることに。端から数mmだけ残しました。
穴の部分にピンバイスで穴を開けます。貫通しないように、板の半分ぐらいまで。直径4mm、小指の第一関節よりやや短いぐらいの穴にしました。
穴をあけ終わったら、出てきた木屑は掃除機で吸い込みます。
次にねじ止め。電動ドライバーで途中までねじ込んだ後、ラチェットドライバーで締め上げ。ネジ穴がバカにならない程度に、バネワッシャーがキッチリ平らになるぐらいに締めときます。
ネジを全て締め上げ終わったら、養生テープを外します。
仕上げに脚にアジャスターを取り付けたら完成!
設置してみて、ガタつきがないかチェックしましょう。傾きがあるようならアジャスターで微調整が可能です。
完成レビュー
さて、完成したダイニングテーブルがこちらです。ドン!
う~んカッケェ!思った通り好みドンピシャの仕上がりです。
杉無垢材の天板もイイ感じ。無垢材のままだと水やキズに弱かったりするのですが、このまま使おうと思います。汚くなったらステインやニスで加工すればいい。そういう懐の深さもDIY製品の良いトコロですね。
Iラインの脚にした理由はデザインもありますが、一番は「チェアから立ち上がって横に出やすいから」。
脚が邪魔で出にくい!ということがIラインだと起こりません。我が家のダイニングは決して広くないので、こういう小回りが利く構造はとても有難い。
分厚い天板にぶっとい脚が付いたようなテーブルに比べると安定感は劣るのでしょうが、食事や物書きなどをするには全く十分な安定感。早くも子どもたちのお絵描き場として活躍しています。
おわりに
私のオーダーでは脚とテーブルあわせて税込み57300円という価格でした。ダイニングテーブルといってもピンキリですが、当然のように品質が良いものは高価です。作る手間はあるものの、この価格は非常にリーズナブル!と言える品質でした。
繰り返しですが、天板&脚セットの場合ならネジ留めだけで簡単です。価格も抑えめになりますし、基本セットで好みのものがあればそれが一番いいと思います。
私の場合は「もうちょっとこうなればなあ…」という細かいところはDIYでやってしまうのが好きなので、作る手間も苦はありませんでした。脚の位置を自由に決められる、ぐらいの自由度はあるのでメリットもあります。
イマイチ気に入るダイニングテーブルがないなあ… という方は「かなでもの」で探してみてはいかがでしょうか。
本日はこれにて。最後までお読みいただきありがとうございました。