上の子が小学生に、下の子が幼稚園に入園します。上の子はこれまで使っていた弁当箱が小さくなり、下の子は初めてのお弁当箱が必要になりました。
ここは何かオサレなものを… と考えていたら妻より「曲げワッパ！」と提案があったので購入しました。兄のはセレクトショップで、妹のは「かりん本舗」で購入した曲げわっぱのお弁当箱です。
曲げわっぱとは？
曲げわっぱは、薄いスギやヒノキの木材を曲げて作られた円筒状の箱のことです。
過去には様々な入れ物として使われてきましたが、現在では弁当箱や米びつとして使われるのが一般的ですね。
長所と短所
機能的な長所としては、スギやヒノキがお米の余分な水分を吸収してくれるため、ご飯が長持ちするという長所があります。ご飯やおかずの水分量を適切に調節してくれるので、美味しさも保たれます。ヒノキには殺菌効果もあるので、衛生面でも安心。
一方で短所として、冷蔵庫や電子レンジ、食洗器など家電との相性が悪いことが挙げられます。水や傷に弱いデリケートな製品なので、基本的に人の手でケアしてあげなければなりません。
最近はウレタン加工された曲げわっぱが主流ですが、それでも漬け置きはNG。カビの心配が付きまとうので、しっかり乾燥させる必要があります。
色々書きましたが、最大の長所はやはりその見た目。おかずを入れるのが楽しみになるような質感と、爽やかな木の香り…。お弁当を作る側もうれしくなる、素朴ながら美しいお弁当箱です。
子どもたちが気に入るかが心配でしたが、二人とも喜んでくれました。シブい兄妹です。
兄(小学生)の曲げわっぱ
お兄ちゃんには少し大きめの曲げわっぱを。650ccのものを選びました。
セレクトショップであるベイクルーズストアで購入。「WAPPA ROUND」という名称で販売されていました。
質感もさることながら、すごく良い香りが漂います。
この香りが気になる、と言う方は先の注意書きの通り「日の当たらない風通しの良い場所に数日間置く」ことで完全に取れるそうです。
プラスチック製と異なり、フタをパチンとロックする構造がないのでバンドで固定する必要があります。
妹（幼稚園）の曲げわっぱ
娘はまだ小さいので、400ccのものを選択。
「漆器かりん本舗」で購入しました。同店の特徴は、フタに名前の刻印ができること！コレで誰のものなのか一目瞭然です。
こちらはスギ製なので、お兄ちゃんのものに比べると香りは控えめ。木も薄めに作られています。ゆえに軽量で、小さい娘でも持て余すことなく使うことができます。
写真からも木の質感の高さを感じ取って頂けるかと思います。
おわりに
子どもたちのために用意したお弁当箱ですが、私も妻も「羨ましい…」という気持ちが抑えられません。私も時々ですがお弁当箱が必要になるので、お兄ちゃんのお弁当箱を時々使わせてもらおうと思います。（ダメって言われましたが）
名前の刻印入りの曲げわっぱは以下から購入することができます。先に書いた通り「漆器かりん本舗」という大阪の会社が販売する曲げわっぱです。
WAPPA ROUNDは販売が終了しており、手に入れることができないようです。類似品では、オリジナル雑貨を展開する「＆NUT」のWAPPA BENTOBOXがすごくオシャレでおすすめです！ 自分の買うならココで買おうと思ってます。
古き良き日本文化を感じられるお弁当箱を、あなたの食生活にも取り入れてはいかがでしょうか。本日はこれにて。最後までお読みいただきありがとうございました。
