毎年「何を買おうかな?」と楽しみにしている福袋。…なんですが、2023年はあまり目ぼしいモノがなく。毎年買ってるエヌハリの福袋は今年販売が無く、ヨドバシも落選。やだ~何か買いたい!ということで過去最高額の福袋に手を出しました。
以前から気になっていた富山のセレクトショップ、MAKESの10万円福袋!2023年の1月3日に届きました。福袋の中身をネタバレ公開しながら、中身は果たして総額お幾らだったのか?MAKESってどんなショップなん?などについて紹介していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
MAKESってどんなショップ?
MAKES(株式会社メイクス)は、富山県で7店舗ものセレクトショップを展開している企業です。中心エリアで [INFACES] [TRUNK15] [greenroom] [burden] [Carnation] [IVORY] [côte à côte] と、コンセプトの異なるショップを展開しています。
ECサイトである MAKES ONLINE STORE は全ショップのアイテムを集約しており、様々な価値観のブランドアイテムをジャンルを超えて提案しています。
10万円福袋オーダー!
取り扱いブランドはドメスティックからハイブランド、新進気鋭から古株まで幅広くラインナップ。今回購入した10万円福袋はオンラインショップ限定の展開。福袋には何が入るのか…!?と不安になりますが、好みのテイストなどを購入時に書いておくとセレクト時に考慮してくれる…とのこと。
購入画面の「通信欄」に好きなブランドや、こういう服が好み!という思いの丈を綴って、いざ購入!どんな服たちが届くのか!?このドキドキが堪りません!
到着!
自宅に福袋が到着したのは1月3日でした。まず箱の大きさにビックリ。でけえ。羽毛布団の福袋?というぐらい大きいです。これは期待が高まる…!
開封するとお洋服たちがお目見え!「Happy New Year!」という真っ赤なステッカーにて封がされています。福袋用にシールを作るとは… MAKESさんの福袋にかける気合いが感じられます。
ではさっそく、中身を細かく見て行きましょう!
MAKES 10万年福袋 開封レビュー
1点目
まずは一点目から!ドン!
1点目はFACETASMのリブスウェットです。落合宏理氏の展開するドメスティックブランドですね。2枚のトレーナーを解体して再構築したような、独特のパターンと切り返し。まさにファセッタズム!って感じです。
FACETASMは初見で「こんなん着れるか」と思うものの、着てみると「あれ…意外と着れる…おしゃれ…」となる服が多い印象。このスウェットもまさにそんな感じ。テロ~ンとした袖のドレープが今っぽい!定価45000円(税抜き)です。定価たっけぇ~!
2点目
2点目はオフホワイトのコート!これまたド級にお高いブランドが出てきました。イタリア発のストリート系高級ブランドです。設立者であったカリスマ、ヴァージル・アブロー氏が2021年にお亡くなりになったことでも話題になりましたね。
肩パッドが入ったようなシルエットのジャケットで、これまたパターンがとっても独特。メチャデカいかと思いきや、意外とシュッとしたシルエット。off-whiteってメチャクチャ高いんですが、このコートもご多分に漏れず高いです。
定価215000円(税別)!定価だったらまず買えてない、庶民には恐ろしい価格です…
3点目
続くデニムパンツもOff-White。ふくらはぎ部分にストライプがプリントされたデザインは、オフホワイトの定番アイテムです。海外セレブの着用で注目が集まりました。同ブランドのモチーフであるストライプがプリントされた、おしゃれなケースに入っていました。
シルエットは超!ビッグシルエット。180㎝でガッチリ体形の私を持ってしても、ベルトは必須です。ちょっと旬は過ぎたもののビッグシルエットはまだイケる…けど、結構テクニックが要る感じの服ですね。こちらの定価が86000円(税抜き)です。
4点目
4点目はユニフォームエクスペリメント。ハイブランドからうってかわって、原宿ブランドの登場です。SOPHと藤原ヒロシ氏がタッグを組んだブランドで、根強い人気がありますね。
デザインもこれまで紹介した3点と比較するとかなり大人しめ。着回しの効きそうなデザインで、オジサンでもOKな間口の広さが安心します!(笑)
大人しめ…と思ったら、裏地がメチャ派手でした。Our life is who our thoughts make it… 直訳で「私たちの人生は、私たちの思考が作る」といったところでしょうか。定価は56000円、同ブランドにしては少し高めの値段設定!
5点目
最近人気のグラフペーパーも入ってました!こちらもドメスティックブランド、東京原宿発で2016年スタートの比較的新しいブランドです。定番のヘンリーネックニットが福袋に入ってました。
レイヤードにしても、一枚で来ても良さそうな着回しが効くデザイン。ヘンリーネックの仕上げやボタンの素材にもコダワリが感じられる、上質な手触りのニットです。こちらの定価が25000円也。
私はこれが初・グラフペーパーです。着回しやすそうなデザインながら、上質な素材感とディティールが嬉しい。ええもん入ってる~!
6点目
今回初のアメリカブランドです。有名なALYXのローラーコースターベルト、福袋でお目にかかるとは…!Off-Whiteと並んで、数年前はインスタでメチャ見たアイテムですね。ナイロンベルトでは1、2を争うほど有名なアイテムではないでしょうか。
デザインとしてはいわゆるコブラベルトっぽくてミリタリーな雰囲気。メタルパーツと「ALYX」のブランド刺繍も相まって高級感があります。…が、それ以上に価格が高い!定価43000円!たっけえ!
インスタでマウント取るのに使われてた(失礼)感がありますが、ちゃんとオシャレなんですよ。ミリタリーグリーンがかわいい!今回、意外と一番嬉しいアイテムかも。
7点目
ラストはRAF SIMONS と EASTPAK のコラボアイテム!みんな大好き RAF SIMONSと、リーズナブルながらタウンユースで絶大な支持を得ている EASTPAKがコラボ、ということで日本でも話題になりました。こちらは2020年のアイテム。EASTPAKの定番である PADDED DOUBL'R をベースにしたバックパックです。
RAF SIMONS と EASTPAKのブランド名が並んで記載された保存袋が嬉しい。憧れのブランドRAF SIMONS、20代だったら間違いなくウヒャー!と喜びましたが、オジサンには少しデザインが若いかも!こちらのバックパックが定価36000円(税抜き)です。
合計お幾らだったのか?
下品とは分かっていても、中身の合計が何円なのか?調べずにはいられない。という訳で計算してみます!
合計で 513,000円也!税込みにすると 564,300円 という結果になりました。購入価格が11万円(税込)なので、5倍以上のアイテムが封入されていたことになります。
「55万円相当のアイテム」という謳い文句に偽りナシでした!着回ししやすい服を希望してたんですが、結構派手なアイテムが多かったのはご愛嬌ですね(笑)
まとめ
色んな福袋を買ってきましたが、ある程度好みが指定できる+価格にして5倍のアイテムが入ってるものはレアです。さすが富山で手広くやっているセレクトショップだけあって、中身が豪勢!満足度が高いです。
福袋は運次第!、もし中身が好みでなくても、リセールバリューのあるブランドばかりなので購入して損は無しです。とはいえ最初から転売目的なのはやめましょうね!
MAKESの福袋の受付期間は、2023年12月1日~21日でした。10万円福袋の他、3万円の各セレクトショップ福袋と、さらなる高みを目指せる20万円福袋(!)の販売があります。気になった方は、是非年末にチェックを!
本日はこれにて。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。