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シャワーヘッド【ミストップ・リッチシャワー SH216-2T】レビュー。手元のスイッチが便利!コスパの高いマイクロナノバブル機

SH216-2T レビュー

Mizsei ミストップ・リッチシャワー SH216-2T

 

 マイクロナノバブル、というものをご存じでしょうか。たっかいシャワーヘッドを買うと、手についた油性マジックが落ちて不思議!というアレです。ミラブルというブランドが火付け役となって、今は多くの会社が競合製品をリリースしています。

 

 今回はそんな競合製品のなかで最もおススメのシャワーヘッド Mizseiのミストップ・リッチシャワー SH216-2T をご紹介。本品の使い方・レビューをしながら、マイクロナノバブルって何なのか?実際に効果があるのか?などを解説していきます。

 

 

MONOQLOで紹介された実力派

出典:MONOQLOホームセンター活用大全 2022 106ページ

 

 MONOQLOにてミストップ・リッチシャワーが紹介されています。高価格帯シャワーヘッドに肉薄する性能とリーズナブルな価格が評価され「BEST BUY」に選出されています。

 

このレビューを書いた後に見つけた記事でしたが、まさに納得の内容。性能のわりにリーズナブルな、コスパの良いシャワーヘッドなんです。

 

マイクロナノバブルって効果あるの?

 

 結論から言えば、あります。マイクロバブルはもともと工業分野で開発された分野で、半導体の洗浄などにおいて20年以上の実績があります。お肌の洗浄に応用が始まったのは最近ですが、調べれば論文も出てくるのでしっかりとエビデンスがあります。エセ科学ではありません。

 

読みやすい論文に「マイクロバブル含有シャワーによる皮膚表面に吸着した界面活性剤の除去性(出典:日本家政学会誌)」があります。

 

 マイクロバブルとマイクロナノバブルは定義が異なります。マイクロバブルは気泡の直径が0.1~0.001mm、マイクロナノバブルは0.001~0.0001mmのものを指します。毛穴よりもかなり小さいので、肌の表面だけでなく毛穴にまで侵入して汚れを取ってくれる…というのが巷のシャワーヘッドの謳い文句です。

 

注意事項。マイクロバブルが「皮膚表面の汚れを落とす」論拠がある一方で「毛穴の汚れが落ちる」というエビデンスは見つけられていません。いろんなサイトで使われている謳い文句ですが、論拠が無いことは頭の片隅に。

 

開封レビュー

 

 さて、マイクロナノバブルは少なくとも効果はある!と分かったところで、SH216-2Tをレビューしていきましょう。まずは外箱に気になる表記が。

 

グッドデザインアワード受賞らしいですよ奥さん

 

 ついにシャワーヘッドもグッドデザインが求められる時代がやってきたんですね。シャワーヘッドは実力重視な私ですが、デザインも良いに越したことはありません。ありがてぇこってす。 

 

 さて、開封してみましょう。ドン!

 

マイクロナノバブル シャワーヘッド おすすめ

本体と取説、そしてアタッチメント

 

 ミストップ・リッチシャワー本体に加え、取説とアタッチメント2つが付属しています。シャワーヘッドとホースの規格が合わなかった場合に、間に挟んで繋ぐ役割をしてくれるアタッチメントです。

 

ミストップ リッチシャワー レビュー
Mizsei シャワーヘッド
メッキ仕上げで質感高い。さすがグッドデザイン

 

 本体はメッキでメタリック調に加飾されています。メッキは安っぽく見えることも多いですが、本品は仕上げが上手いです。流曲線の本体に滑らかな加飾がマッチして、「水流」を髣髴とさせるデザインに仕上がっています。

 

スイッチ シャワーヘッド マイクロバブル

シャワーのON/OFFスイッチ

 

 マイクロナノバブル対応のシャワーヘッドはたくさんあれど、手元でシャワーをON/OFFできるスイッチが付いた機種は多くありません。有名どころで言えばミストップの他に「ボリーナ リザイア」か「アラミック」ぐらいでしょうか。

 

ミラブルでは、このスイッチが無いのが唯一不満でした。3機種内でミストップを選んだ理由は、レビューが良かった(ように見えた)から&最も安かったから!

 

シャワーヘッド スイッチ
マイクロバブル スイッチ
押して解放、戻して止水

 

 ボタンを押すと水が出るようになり、ボタンを戻すと止まります。力は必要ありませんが、むしろ軽い力で動いてしまうので誤動作が心配です。後ほど検証します。

 

マイクロナノバブル レビュー

肝心のシャワー吹き出し口

 

 吹き出し口を回転させることで、「シャワー水流」と「ミスト水流」を切り替えることができます。マイクロバブルが豊富に含まれているのはミスト水流のほうです。

 

 マイクロバブルを発生させる方法はいくつかありますが、ミストップはキャビテーション方式を採用。シャワー水流で1分間に8億個以上、ミスト水流で9.2億個以上のマイクロナノバブルを発生させる、とのこと。…なんか数が多すぎて逆にピンときません…。

 

何はともあれエビデンスがあることは解ったので、使用感のレビューにうつります!

 

使用感レビュー

マイクロバブル エセ科学

取り付けた様子

 

 取り付け方は簡単で、シャワーヘッドをグリグリ回してホースから外し、ミストップを同じようにつけるだけ。我が家はPanasonicのスゴピカ水栓を使っていますが、アタッチメントを使わずに接続することができました。

 

 ご覧のようにシャワースタンドや手すりにメタルを使っているので、ミストップのメタリックと相性が良い。元々ついていたシャワーヘッドより見た目が良くなってさっそく満足です。さすがグッドデザイン(2度目)。

 

こちらがシャワー水流。少し水流が弱くなった

 

 ミストップにはマイクロバブルを生成する機能の他、水量を30%節約する節水機能も備えています。加えて手元で水を手軽にON/OFFできるので、さらに節水に貢献してくれます。シャワーを握った手でそのまま水を止めたり出したりできるので、手元のスイッチは非常に便利。ミラブルもつけてくれたらいいのに。

 

スイッチは超便利!ですが、やはり間違えて切り替えてしまうことが時々ありました。もう少しクリック感のある押し心地にしてくれたらベストでした!

 

 節水機能のデメリットとして、水流がやや弱くなることが挙げられます。ドバーッ!という強い水流が好きな方はやや物足りないかも。我が家はもともとすごい勢いで水が出てたので、若干弱まってむしろ良い感じ。もともと水圧が弱いご家庭はご注意を。

 

シャワー マイクロバブル

ミスト水流。もはや写真に写らねえ

 

 シャワーの吹き出し口を回転させてミスト水流に。植物に水やりするときの散水に似てますが、水の細かさが段違い!もはや霧です。シャワーヘッドを持つ手にかかる反動はシャワーのときより強くて、かなり圧をかけて放出していることが伺えます。

 

 体にかけてみると、肌あたりがとても優しい。顔にかけても負担を感じることはなく心地よいです。髪を洗うのには使いにくいかな?と思いましたが、やや時間はかかるものの問題なし。まるでミストサウナのようで気持ちが良いです。

 

霧になっているぶん、体感温度がシャワーのときより1℃ほど落ちている気がします。冬は設定温度をやや高めにしておくとベター。マイクロミストには保温効果もあるので、もちろん冬にもおすすめ!

 

マイクロミストのきめ細かさ!

 

 実際にためして1度目で実感したのは、髪への効果。いつもと同じシャンプーとコンディショナーを使って洗髪しましたが、風呂上がりの指通りがいつもよりスムーズ!ミストの使い心地が優しすぎて「コレちゃんと洗えてんのか?」と思いましたが杞憂でした。2日目以降も、髪がいつもと違うな!という実感があってうれしい。

 

 肌に関しては、まだ目に見える効果を感じられていません。ミストを少し長めに顔に当てた後に泡洗顔し、またミストを長めにかける…という洗顔方法を実践しています。ミストの洗浄力が強いためか、風呂上りはやや肌が乾燥する?感じがあるので、しっかりと保湿をしています。

 

妻曰く、クレンジングとの相性がメチャいい!とのことでした。私はイチゴ鼻への効果を期待して、日々使い続けています。効果があったら報告いたします!

 

まとめ

ミストップ 口コミ

手元スイッチが便利!やさしい使い心地のお手軽シャワー

 

 髪への効果は即効性があって非常に満足!手元スイッチは水漏れもなく、しっかり目的の使い方ができました。グッドデザインですし(3度目)1万円チョイの製品としては満足度の高いシャワーヘッドです。

 

 

理系なもので「エビデンスがある!」というだけで効果を信じて使い続けられます。イチゴ鼻を何とかしてくれ、頼んだぞミストップ!

 

 本日はこれにて。最後までお読みいただき有難うございました。

 

 

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