モノバカ|モノばかり紹介するレビューブログ

ガジェットからファッション、暮らしの便利グッズなど幅広く紹介するモノ系ブログです。使ったことがあるものだけを体験に基づいてレビューします。

ピックアップ

zaitakuwork
katteyokatta2022
corefighter
corefighterco

無印良品【洗えるUSBブランケット】レビュー。暖かくて超省エネ、テレワークに最適!コンセントタイプとの比較も

無印良品【洗えるUSBブランケット】

 

 いよいよ寒くなってきて、暖房代が気になるこの季節。家に居ることが多い方、いまだテレワークが続く方などは、厚着して暖房をケチっているかも。私もその一人でしたが、強い味方を見つけました!無印良品の 洗えるUSBブランケットです。

 

 本記事ではこのUSBブランケットを紹介しながら、本当に暖かいのか?メリットとデメリット、肝心の電気代などについて解説していきます。ぜひ最後までお付き合いください。

 

洗えるUSBブランケット レビュー

外観チェック

2色展開。写真はライトブラウン

 

 「洗えるUSBブランケット」は無印良品で2990円で販売(2022年12月現在)している防寒グッズです。そのコストパフォーマンスから幾つかのモノ系雑誌で紹介され、スマッシュヒットとなりました。

 

カラーは「ライトブラウン」と「ダークブラウン」の2色展開で、私はライトブラウンをチョイス。ブラウンというよりグレージュに近い色味です。

 

サイズは110×60cm

 

 サイズは一般的なブランケットと同程度。最長辺は110cm、短い方で60cmの長方形です。ひざ掛けや、肩にかけて使うには十分な大きさです。掛布団代わりに…とまで欲張るには少し厳しいでしょう。

 

生地はやわらかなフランネル

 

 生地はポリエステル100%で、起毛の柔らかなフランネルを採用。手触りはとっても柔らかでふんわり、優しい触り心地です。毛布に比べると生地は軽やかで、重量も330gとかなり軽量に作られています。

 

縫製と質感を細かく見ても、2990円とは思えないクオリティ。決して安くは見えません。さすが無印良品。

 

USB部。ファブリックのような薄いコード


 ブランケットの片隅にUSBケーブルが。Type-Aのケーブルを採用しているので、どなたの家でも一つは余っている充電器があるのではないでしょうか。

 

コード長は1.35m。ケーブルは厚みのない所謂「きしめんケーブル」で、表面はポリエステルで保護されています。防水キャップが付属しており、洗濯のときはこのキャップを閉じた状態で洗うことになります。

 

モバイルバッテリーと相性抜群

モバイルバッテリーがあると超便利

 

 コンセントタイプに比べて抜群に便利なのが「モバイルバッテリーで動かせる」という点です。バッテリーをポケットに入れれば屋外でも使えますし、キャンプなどアウトドアでも活躍します。

 

10000mAhのバッテリーなら、温度設定最強で10時間程度、弱なら20時間程度使えるとのこと。屋内・屋外、どちらの用途でも十分なスタミナになります。

 

温まる部分は結構狭い!

温まるのは、四角で囲んだ部分のみ

 

 電気毛布といえば毛布全体が温まるもの…と考えてしまいますが、このUSBブランケットが温めてくれるのはごく一部。上の写真の部分のみになります。

 

これがUSBブランケットの最大の弱点。USBで駆動させられるお手軽さと引き換えに、出力が限られているので仕方のない部分です。この仕様で果たしてどこまで温かいのか?を次項で解説します。

 

使ってみる!

モバイルバッテリーをポケットにIN

 

 USBケーブルをモバイルバッテリーに差すと同時に通電、ブランケットが暖かくなります。体感では20秒ほどで暖かさを感じました。即効です。

 

モバイルバッテリーは上着のポケットに入れると邪魔にならず、歩き回るときにも快適でした。スマート!

 

スイッチを押して出力調整

 

 スイッチを押すたびに出力を調整できます。ボタンを押すたびにインジケーターの色が変わる仕様になっており、赤(42°)→紫(40°)→緑(36°)→白(32°)→消灯(OFF)、の順で切り替わるようになっています。

 

肩掛けスタイルで使ったところ

 

 スナップボタンがあるので、それを留めれば写真のようにシッカリと肩周りを温めることができます。首回りにフランネルが柔らかく巻き付いてくれるので、これだけでもかなり温かい。あまり期待していなかったので(失礼)「マジで温かいじゃん…!」と少し驚きました。

 

最大出力(42°)だと、肩甲骨の間付近が温められる感じになり、これがかなり暖かくて気持ちいい!ヒーター部分が狭くても、思った以上に暖かさは得られます。

 

全体を温めて欲しかったのは否めませんが、USB駆動のアイテムとしてはかなり健闘している、というか室内で使う分には十分な実力があります。屋外でコレだけでは厳しいでしょうが、心強い補助になるでしょう。

 

ひざ掛けスタイルより肩掛けスタイルが良いです

 

 逆にひざ掛けスタイルは、ヒーターの位置が限定的なのが少し厳しい感じ。肌寒いな~ぐらいの日なら良いですが、寒い日に使うにはモノ足りません。ヒーターの位置的にヒザを温めることになるんですが、少しでもズレてしまうと効果的に温かさが得られません。

 

肩掛けスタイルの方が断然温かいので、肩掛け使用を強く推奨します!足を温めたいならパネルヒーターを使うか、他の電気ブランケットを使う方が良いと思います。

 

参考記事

 

 特筆すべきはその電気代。強で使っても1時間あたり0.21と爆安!一日8時間で毎日使ったとしても、電気代は一カ月で50円ほど。エアコンだと一カ月で3000~4500円ほど、パネルヒーターでも1000~1500円ほどの電気代がかかるので、いかにこのブランケットが省エネかが判ります。在宅勤務の強い味方です!

 

コンセントタイプとの比較

追加で買った【羽織れる電気ひざ掛け】

 

 【洗えるUSBブランケット】が思った以上に気に入ってしまったので、「もしかしてコッチも良い商品なのでは…!?」と【羽織れる電気ひざ掛け】も買ってしまいました。こちらはコンセントで動く、一般的な電気ブランケット仕様になっています。

 

 

【電気ひざ掛け】は一回り大きく、厚手

 

 【電気ひざ掛け】は幅130×80cmと、USBブランケットと比較してタテヨコ20cmずつ大きいです。コンセント式なので、屋外での使用には非対応。屋内のみでの使用に限定されています。

 

暖房としての性能は【電気ひざ掛け】が上

 

 肩掛けスタイルが暖かいのはもちろん、ひざ掛けとしての使用感もバッチリ。一回り大きいので体がスッポリと覆えてメチャ暖かい。屋外で使えないとはいえ、寝具として使ったり、椅子に敷いて使ったりと、室内での用途は結構広いです。

 

こちらは毛布全体が温まる仕様で、温かさはさすがコンセント式!と言ったところ。USBブランケットは先述の通り一時間あたり0.21円、電気ひざ掛けは1.17円程度と、省エネっぷりはブランケットに軍配があがります。

 

給電方式の違いを踏まえて使い分けよう

 

 屋内で長時間座って作業するなどの用途なら【羽織れる電気ひざ掛け】、家事でパタパタと歩き回るなら【USBブランケット】がおすすめ。どちらも良い商品ですが用途が結構異なるので、どう使うか?を考えたうえでご購入を!

 

テレワークには【羽織れる電気ひざ掛け】が有利!メチャ暖かいので、補助暖房どころかコレだけで冬が越せます。今も使いながら本記事を書いてますが、快適ですよ!

 

まとめ

左:USBブランケット 右:電気ひざ掛け

 

 家の中で歩き回ることが多い妻は【洗えるUSBブランケット】を、テレワークで座りっぱなしの私は【羽織れる電気ひざ掛け】を使っています。軽い気持ちで購入したアイテムですが、我が家ではすっかり手放せないアイテムになりました。

 

 省エネな上に温かく、用途も広く便利。どちらも洗えるので、清潔に保つことができます。全国の無印良品で展開中ですが、amazonでも販売中なので気軽に手に入るところも嬉しい。特にUSBブランケットはリーズナブルなので、購入のハードルが低いのも有難いです。

 

「洗えるUSBブランケット」と「羽織れる電気ひざ掛け」、ライフスタイルに合わせた防寒アイテムを上手に使って、省エネで快適な冬をお過ごしください~!

 

 本日はこれにて。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

あわせて読みたい