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【口コミレビュー】Panasonic 衣類スチーマー使ってみた。「シワ取れない」はデマ!効果的な使い方&メリット・デメリット解説【NI-FS780-H】

Panasonicの衣類スチーマー NI-FS780-H

 

 アイロンってなかなか買い替えのタイミングが掴めなくて、就職のときに適当に買ったアイロンを結局20年も使い続けてしまいました。現ユーザーである妻から「さすがに(精神的に)限界やで」とのヘルプを受け、何か良いアイロンは無いかと調べました。

 

 店頭でも色々試させてもらった結果、Panasonic NI-FS780-H を選択。今をときめく衣類スチーマー型のアイロンです。本記事では本品をレビュー/紹介しながら、他製品と比べて何が良いのか?シワが取れないという噂があるけど本当なんか?など紹介していきます。最後までお付き合いください。

 

レビュー

開封

 

 さっそく開封してみます。ドン!

 

NI-FS780-H 同梱物

 

 NI-FS780-H 内容物 ・NI-FS780-H本体
・スタンド
・軽量カップ
・取り扱い説明書/保証書類

 

 同梱物は至ってシンプル。軽量カップの存在は一体…!?同梱物が少ないだけに、妙に目を引きます。

 

本体レビュー

アイロンの新時代を感じさせるフォルム

 

 本体を見て最初に驚かされるのは、その洗練された見た目。先細った大きいアイロンではない、洗練されたデザイン。写真のカラーはグレーで、他にアイボリーの展開があります。

 

Panasonicの衣類スチーマーは5つのタイプに分かれていますが、NI-FS780-Hは最上位のハイエンド機種の位置づけ。それも頷ける質感の高さです。

 

ハンドル上部には設定ボタン

 

 ハンドルの上部には設定ボタンとインジケーターが配置されています。設定ボタンでは本体の温度設定と、スチームの量が調整可能。今どういうステートにあるのか?はLEDのインジケーターから確認する形になります。

 

ハンドル下部にスチームボタン

 

 ハンドルを握った時に人差し指の位置にくるのがスチームボタン。スチームを噴射したいときは、このボタンを握り込むように押します。

 

本体の前方には注水口が

 

 本体の前方には、スチーム用に使う水を注ぐ穴があります。キャップを開けて水を注ぐわけですが、取扱説明書には「注水時には付属の軽量カップを使うように」との記載が。本体が防水仕様じゃないからということでしょうが、ちょっと面倒ですね。

 

ロゴと逆サイド。電源スイッチと水位窓

 

 本体のサイドには、電源スイッチと水位窓が。さきほど軽量カップで注いだ水はこの窓から確認することができます。

 

アイロン面とスタンド

 

 NI-FS780-Hは 2in1、つまり「スチーマー」としても「アイロン」としても使えるアイテムになっています。ゆえに本体の裏面には、従来のアイロンに近いアイロン面とスチーム穴が配置されています。

 

使用時にこの面はメチャ熱くなります。従来のアイロンのように立てることができないので、使用時は付属のアイロンスタンドが必須です。

 

使用感レビュー

軽い!小さい!でもコード邪魔!

 

 手に持つと「軽い!小さい!」と驚くことでしょう。公称はコード込みで690gとのことですが、コードが床に設置するぶん軽くなるのか、もっと軽く感じます。力のない方でも問題なく使いこなせる重量です。

 

 一方でアイロンはコードレスが当たり前になってきた今、電源コードの存在は非常に鬱陶しい。取り回し部分において旧式アイロンに対して大きなアドバンテージはありません。強力なスチームには電力が必要なので、仕方ない仕様と割り切るしかないですね。

 

電源ON、温め開始!

 

 電源ONから使用可能になるまで実に19秒!爆速の立ち上がりです。急ぐときにサッとシワを伸ばしたいときなどにも有難い仕様。ここらへんが電源コードがある恩恵だったりもするので、悪いことばかりではありません。

 

自動ヒーターオフ機能がついているので、万が一つけっぱなしにしても安心。安全面に対する配慮は十分にされており、安心感があります。

 

いざスチーム開始!

 

 まずは衣類を吊るした状態でスチームを当ててみます。スチームボタンを押すと勢いよくスチームが…!と思いきや、意外とおとなしい印象。しかりしっかりとスチームが出ており、モワモワとした水蒸気が吹き上がります。

 

 衣類を左手で伸ばしながら、蒸気とアイロン面を軽く当てていく感じ。旧型のアイロンに慣れていると少し手応えが無いというか、良くも悪くも新感覚です。コレちゃんとシワ伸びてんのかな~?と思いきや。

 

しっかりシワが伸びてる…!

 

 シワが伸びてる!すげえ!アイロン台を出す必要もないし、アイロンと違って細かい技術が要らない。これはラクだ。思った以上にすげえぞ衣類スチーマー。

 

スチームのみでシワを取ったTシャツ

 

 上のTシャツはスチームのみでアイロンがけしましたが、ご覧の通り遠目からは分からないレベルでシワが取れました。所要時間は1分ほど。シワが取れない!というのは完全なるデマなようです。かなり取れます。

 

一方で、深いシワは結構スチームを当てても取れなかった

 

 とはいえ、細かい点では従来のアイロンがけに及びません。今回の例では、脇あたりから発生していた深めのシワが取りきれませんでした。写真でも薄っすらと残ってるのが見えるかと思います。かなりスチームを当てて再チャレンジしましたが、これ以上は伸びなさそう。

 

もちろん遠目には見えないシワですが、こういうのが気になるようなら従来のアイロンがけスタイルの方が良いと思います。

 

旧来の使い方もしてみる。コチラの方がシワは伸びる

 

 スチームで取りきれないシワを取りたい場合や、吊るして使うのが難しいハンカチなどは、従来スタイルのアイロンがけをすることになります。形状が特殊だし面積が小さいのでイマイチかな?と思ったものの、全然問題なし。妻に聞いても「使い心地も全然問題ない!」とのことでした。

 

メリットと気になった点

 

良い点 仕上がり抜群!
超スピーディー
持ち運び/収納しやすい
悪い点 電源コードが邪魔
アイロン台がメチャ熱くなる

 

 旧アイロンと比較しても、シワの伸びや衣類の仕上がりはNI-FS780-Hの方が良い!とのこと(妻談)。「NI-FS780-Hでアイロンがけ」を10点の仕上がりとすれば、スチームのみでは8点、旧型のアイロンの仕上がりは7点とのことでした。スチームのみでも旧来アイロンよりも仕上がりが良い!驚き!

 

本体がコンパクトなので、出張や冠婚葬祭などで持って行くのにも便利。アイロン台が不要なので、サッとシワが伸ばせます。

 

コードレスでないのが惜しい。技術進化が望まれる

 

 気になったのは2点。電源コードが邪魔なのは先述の通りですが、意外に気になったのがアイロン台がメチャ熱くなること。火事になっちゃ困るので本体が冷えてから戸棚に収納したいわけですが、ちょっと心配になるぐらい熱くなるのでしばらくアイロン台の上で放置してます。

 

熱伝導性の低いアイロン台とか、本体を覆うカバーとかが欲しかった。使うまでは早いですが、片付けにちょっと時間がかかります。改良望む!

 

まとめ

新感覚な使い心地のアイロン。おすすめ!

 

 旧来のアイロンでは取り切れなかったシワが、衣類スチーマーではビシッ!!と取れるので、仕上がりはかなり良いです。妻は細かいシワがストレスだったらしく、かなりご満悦。私はズボラなのでスピーディに済ませたいわけですが、衣類を吊るしてサーッとスチームをかけるだけでかなりキレイになるので重宝しています。

 

この 2in1スタイルがNI-FS780-Hの真骨頂。アイロン台出すの面倒でやってませんでしたが、スチームは手軽なのでTシャツなどもシワ伸ばししています。

 

 先に書いたとおりPanasonicの衣類スチーマーには4グレードありますが、基本的にはハイエンドモデルであるNI-FS780-Hがおすすめ。立ち上がり時間、タンク容量、温度調節機能など、全ての面において性能が高いです。価格差もあまりありません。

 

 強いて次点を挙げるなら NI-MS100-VP。旅行や出張にフォーカスしたコンパクトモデルで、持ち運びのしやすさをアピールしています。機能面ではNI-FS780-Hよりかなり見劣りしますが、主に出先での用途なのであれば検討して良いでしょう。

 

アイロンがけしたいけど面倒で、我慢してシワだらけのTシャツを着てる人には特におすすめ!サッとかけるだけで気持ちよさが全然違いますよ!

 

 本日はこれにて。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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