高校のときからずっと香水を使っていて、それはそれは沢山の香水を使ってきました。しかし最近、新しい出会いが。ポップアップストアで見つけた NONFICTION の香水を、妻と共に使っています。これがええ香りなんです、マジで。
本記事では NONFICTIONってどこのブランド?どこで手に入るのか?香水って何がおすすめなのか?NONFICTIONの香水の良いところってどこなのか、などについて詳しく解説していきます。
NONFICTION について
NONFICTION(ノンフィクション)は韓国発のライフスタイルビューティーブランド。チャ・ヘヨン氏によって2019年に設立されました。オリジナリティ溢れる香りが魅力で、香水、ハンドクリーム、ボディウォッシュ、ボディローションのほか、ホームフレグランスなどをリリースしています。
NONFICTION は香り高さの秘密は、コラボレーションにあります。かの有名なオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの香水に携わるドミティル・ミシャロン=ベルティエ氏、Aesopとの協業でも知られるバーナベ・フィリオン氏など、グローバルに活躍する調合師たちによって、NONFICTIONの香りは作られています。
またパラペンなど17種類の懸念成分を不使用。防腐剤の配合を最小限に抑え、選りすぐりの植物性原料を使用しているので、デリケートな肌の人も手に取りやすい処方なのも魅力です。
日本国内では、tomorrowland や The Conran Shop、ESTNATION、伊先端新宿メンズ館など、名だたるショップで取り扱いがあります。私は期間限定でオープンしていたBALのポップアップストアで購入。取扱店舗が近くになければ、ポップアップストアを狙うのもオススメです。
オードパルファムミニトリオ がおすすめ
ポップアップストア店頭で「結構いい香りな気がするけど、よくわからなくなってきた…」と思った時、おススメされたのがオードパルファムミニトリオ。NONFICTION イチオシの香りがセットになったパッケージです。
香水って1回付けただけじゃわからない。付けた時の香りのほか、付けてしばらく経った後の香り、どれぐらい持続するのかも重要。それに、1~2週間使って飽きがこないかどうかも判断しないといけない。それを数種類やって吟味しようと思ったら、ベストチョイスはこのミニトリオです。
良い香り!と100mlを衝動買いするのもいいですが、飽きて余ってしまってはお金も勿体ないし香水もかわいそう。ミニトリオで吟味して自分にあった一本を選んだほうが、全方位に有益です。
「ベスト」の3種レビュー
NONFICTIONのミニトリオには2種類あって、「ベスト」と「シトラス」がラインナップされています。私が選んだのは NONFICTIONの代表的な香りが入った「ベスト」。「SANTAL CREAM」「GENTLE NIGHT」「GAIAC FLOWER」がそれぞれ10ml入っています。
サンタルクリーム
SANTAL CREAM(サンタルクリーム)は NONFICTIONを代表する香りです。サンタルはサンダルウッドを基調としたウッディ系の香りで、初めて嗅いだときは「なにこれメチャええ香りやな(語彙)」と思いました。
ベチパーと呼ばれる植物の独特なウッディな香り、サンダルウッドの穏やかでエキゾチックな香りに、フレッシュカルダモンの香りが調和。少し湿った森林のような落ち着いた香りに、柑橘が軽やかさ、爽やかさをプラスしています。
ざっくばらんに言えば「今っぽい香り」。LE LABOのサンタル33とは近い印象(サンタルって付いてるぐらいですしね)。
オードパルファムって香りの持続時間が5~6時間と言われていますが、SANTAL CREAMはメチャ長持ちします。吹き付けてすぐはウッディさが際立ち、時間と共にまろやかになっていく感じで、私はラストノートの香りが一番好き。日が暮れるにつれ香りが優しくなる感じがエモーショナルです。
ウッディ系が苦手な妻にも好評。ウッディ系に挑戦したい方にもオススメなオードパルファムです。香りは結構強めなので付けすぎ注意!スプレーが細かいミストでよく広がるので、少量で良く香ってくれます。
ガイアックフラワー
GAIAC FLOWER(ガイアックフラワー)はフローラルな香りのオードパルファム。ガイアックはユソウボクという樹木の名前で、フローラル調のウッディな香りと言われています。
NONFICTIONの公式では「スモーキーに変奏されたオリエンタルフローラルな香りのガイアックフラワー」と解説されていますが、これまた表現が難しい香り。トップノートは花の香りが強いのですが、次にスモーキーさとウッディが来る感じ。ザ・フローラル!という感じではなく、少しオリエンタルな印象と言ったらいいでしょうか。
妻はこの香りが一番お気に入り。こちらもユニセックスではありますが、傾向的には女性向けに感じます。一般的なフローラル系と比較して、ゆったりとして落ち着く、深みのある香りです。
ジェントルナイト
GENTLE NIGHT(ジェントルナイト)は ムスク系。ムスク系=メンズと捉えられがちですが、GENTLE NIGHTの香りは中性的。トップにグリーンティーとホワイトフラワーブーケ、次にウッドとモスの爽やかな香り、最後はバニラとスエードが優しく香ります。名前の通りですが、朝よりは夜が似合うオードパルファムです。
優しい香りも相まって、香りの主張もやや控えめ。ミニトリオの中では SANTAL CREAMがダントツに香りが強くて、GENTLE NIGHT が最も控えめです。
オッサンぽいと揶揄されたりもするムスクですが、GENTLE NIGHTはあくまで「爽やか」。先に紹介した2種にも言えることですが、どこかウッディ調で香りの奥行きがあります。優しくてセクシー、でも爽やか。トップは「ちょっと重めでメンズっぽい?」という主張がありますが、すぐにまろやかになって優しい香りになります。
リラックスした姿もいいけど、フォーマルに合わせたくなる香り。妻も気に入って付けてます。大人の女性にもピッタリの香りに感じました。NONFICTIONの幅広さを感じる3種です。
まとめ
NONFICTION オードパルファムミニトリオは、NONFICTIONの個性がよくわかる香水のセット。ウッディ/フローラル/ムスクが NONFICTION流に独自解釈されていて、しっかりと世界観を感じることができます。NONFICTIONを試してみたい方には、まずお勧めしたいセットです。
先にも書きましたが、いきなり100mlとか買うと失敗することも多いです。多少コスパが悪くても少量のセットを購入して、気に入るか?使い続けそうか?を判断した方が、最終的には出費が少なくなります。
旗艦店はまだ日本にはなく、BIOTOP、Tomorrowland、ESTNATION、THE CONRAN SHOPなど、セレクトショップで取り扱われています。できれば店頭で試すのがオススメ。近くにショップが無い場合は、大手ECサイトでも取り扱いがあります。高級香水としては比較的リーズナブルなのも嬉しいポイントですね。
私は SANTAL CREAMがビビッときました。最近はコレばっかりです。店頭で試してみて気になったなら、まずはミニトリオを購入して長めに試してみることをお勧めしますよ~!
今回はこれにて。最後までお読みいただき、ありがとうございました。