
中学入学を控えた息子が「自分のPCが欲しい!」と言い出した。お年頃ですな。どうせ動画見るぐらいだろうから適当なPCで良いだろと探し始めたら、最近のノートPCは安くて良いのが色々ある!沼にハマって吟味に吟味した結果、PASOUL【NS15J】に決定しました。安いのに良いんですよ、コレが。
本記事ではPASOULのノートPCを紹介しながら、何が良いのか?実勢どれぐらいで買えるのか?そもそもPASOULって大丈夫な企業なの?どこで買うのがトクなのか?など、詳しく紹介していきます。
PASOULってどこの会社?
出典:https://www.pasoul.jp/view/page/making_pasoul
PASOUL(パソウル)は、コストパフォーマンスに優れたPCを中心に販売する国産PCブランド。埼玉県に本社を置く「株式会社オーエープラザ」が展開しています。
実店舗を持たずEC直販に特化、モデルを絞って効率的に大量生産し、広告費を抑えることで価格に還元。価格競争力のある製品を展開し、格安PC市場やECモールでは一定の存在感を持っています。累計出荷台数は50万台以上(2019年時点)。エントリー機から高性能なゲーミングPCまでラインナップし、レビューでも「コスパ最強」と評価されることが多いブランドです。
いわゆる中華ブランドが氾濫する格安PC界隈。「日本企業」というだけで価値があります。ブランドに拘らない方には有力な選択肢。冒頭の純白の箱も、不要なコストをかけない精神の現れでしょう。
PASOUL PCレビュー
レビューの前に、今回購入したPCの良い点・悪い点を列挙します。あくまで今回購入したPCの話であり、PASOULで取り扱うPC全てに当てはまる訳ではない点はご了承を。
キーボードが薄い?
スピーカーに期待は禁物
イマイチな点は「強いて言えば」です。圧倒的な価格の前には、ほぼ不満が無いというのが正直な感想。次項から詳しく解説していきます。
開封!
ホームページとは打って変わり、何のプリントも施されていない純白の外箱を開封すると、以下のものが出てきます。

マウスと書籍は恐らくオマケ。購入時期・購入店舗によって内容が異なるようです。私はヤフーショッピングの「パソコン総合ショップOA-PLAZA」(商品ページリンク)で購入しました。


充電器は USB-Cタイプ。つまりPCはPD充電に対応していることになります。もうコレだけでもありがたい。出力電流は19V、電流は3420mAなので、約65Wの充電器ということになります。
オマケのマウスは質感・素材感こそ安いものの、USB-Cによる充電タイプ。BluetoothとUSBドングルの両対応と意外に高機能。息子も「俺のマウス!」と大喜びでした。ええオマケつけてくれるわ~
本体レビュー

こちらが購入したノートPC [PASOUL NS15J]。15.6インチの10キー付きタイプです。簡単なスペックは以下の通り。
| 型番 | PASOUL NS15J |
| サイズ | 外寸サイズ(約):幅360×奥行235×高さ23 重量:約1.74kg |
| ディスプレイ | 15.6インチワイド IPSパネル / 非光沢(ノングレア) |
| 画像解像度 | フルHD (1920×1080) |
| OS | Windows11 home |
| CPU | AMD Ryzen5 7430U (6コア/12スレッド) クロック 2.3GHz 最大ブーストクロック 4.3GHz |
| グラフィック | AMD Radeon Graphics |
| RAM | 16GB DDR4 |
| ストレージ | 512GB (M.2 NVMe PCIe4.0 SSD) |
| 無線LAN | デュアルWifi(2.4G/5G) バージョン:Wifi 6 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
| インタフェース | USB Type-C (映像出力/PD充電) USB 3.2 Gen1×2 USB 2.0×1 HDMI 2.1 (3840 x 2160 @120Hz)×1 3.5mm ヘッドフォンマイク2in1 内蔵スピーカー WEBカメラ(200万画素・マイク付 ) |
| キーボード | JIS・日本語配列キーボード(テンキーモデル) |
| バッテリー | リチウムイオン4000mAh 11.4V 駆動時間:アイドル約 4~5時間 |
| 付属ソフト | Microsoft Office 2019 (Word,Excel,PowerPoint,Outlook) |
| 付属品 | USB Type-Cアダプター(19V 3.42A) |
赤文字にしている箇所が、本PCの見どころ。低価格なのに見どころが多いノートPCなんです…!


本体カラーはライトシルバー。型番によってはブラックやピンクなども選べるようですが、私が購入した時 (2025年11月)はライトシルバー一択でした。
ブランドロゴなどは一切なく、とにかくミニマルな本体。ライトシルバーは一般的なノートパソコンによく採用されているものと似た質感。安く見える印象はありません。主張が少なく、薄くて端正な作りなので嫌われにくいデザインです。

本機一番の見どころは Ryzen5 7430U を搭載している点。GPU(AMD Radeon RX Vega 7)を内蔵した省電力ノートPC向けCPUで、軽めの動画編集や3Dゲームまでこなすポテンシャルがあります。一般的な事務作業などは問題にならない軽快さでしょう。
格安PCには IntelのCeleron N4500や4020、N50~N150 などが採用されがちですが、Ryzen5 7430Uは段違いの性能を持ってます。性能的には第11~12世代の core i7と同等。ひと昔のハイエンド中古買うぐらいならコレ買った方が高性能です。

JIS規格に対応した日本語配列キーボードを搭載しているのも特徴。日本語キーボードなんてどのPCもあるのでは?と思うなかれ。格安PCは「なんちゃって日本語キーボード」を採用しているものが凄く多いんです。エンターキーの形状で大体判別付きますが、本機はちゃんとした日本語キーボードを採用。これもポイント高い。
英語配列も嫌いじゃないんですが、今回は子供用のPCということで日本語キーボードを選びました。格安PCでちゃんとJIS規格日本語配列を採用しているモデルは、マジで少ないので貴重です。


インタフェースは上の写真の通り。HDMI出力を搭載している他、USB Type-CによるPowerDelivery充電に対応している点も見逃せない。専用の充電アダプターが不要で、スマホなどの充電器やケーブルと共有できるので取り回しがラクになります。もちろん、Type-Cからの映像出力にも対応しています。
ケーブル一本で充電とディスプレイ出力ができるので、マルチディスプレイも捗ります。在宅勤務で使うときなども便利ですね。

本体ウラには大きな吸気口。単なるスリットだけでなく、薄っすら斜線のデザインが入っているところがニクい。細部まで抜かりがありません。左下には 技適マークと、シリアルナンバーが入ったシールが添付されています。

ヒンジは180度まで開いてフラットスタイルにすることができるようになっています。あまり使う機会は無さそうですが、角度の自由度が大きい点はメリット。運用に柔軟性があり、使い方が広がります。
一応色々チェック
格安PCの一部は、非正規のWindowsをインストールしていたりする事例があったりします。もちろん PASOULはそんなことないはずですが、一応ね、一応チェックします。

コマンドプロンプトから slmgr -dli で確認したら上記の結果でした。OEM(PCメーカーや販売代理店を通して供給したもの)ライセンスだったので問題ナシ。コレが VL (ボリュームライセンス) だったらあんま良くないヤツですが、NS15Jは問題ナシ。

OSは問題ないと分かりましたが、個人的にプロダクトキーは控えておきたいのでフリーソフト「ShowKeyPlus」でチェックしときます。プロダクトキーにも付加情報にも不審な点はありません。ちゃんとしたPCであることのウラが取れました。疑ってゴメンよPASOUL。
使用感・性能レビュー
息子の了解を得て、実際の使用感やベンチマークをテストしていきます。

セットアップを終えて少し触ってみて思ったのは「コレがこの価格なのはヤベぇな」ということ。セットアップや先のライセンス確認の時点で動作はサクサク、格安PCであることを忘れるような使用感。子供用に買ったけど俺が使おうかな、とマジで思ったほどでした。
価格対性能は非常に高い

戯れにスカイリムをインストールして動かしてみましたが、普通に動きました(1080p 標準設定)。フレームレートは30~40fps。最新の3Dゲームなどは難しいですが、設定を調整すれば過去の3Dゲームなら動作させられるぐらいの性能があります。



FF DAWNTAILとドラクエXのベンチマーク。FFはノートPC標準品質にしてもやや厳しかったですが、ドラクエは快適に遊べるようです。POWERBOARD 4.0のベンチマークは1273。GeForce GT 1030と近い性能です。

Octaneのスコアは 81,862、マルチコアスコアは 611,989 でした。Octaneスコアは70,000以上だとハイエンドノート、マルチコアは400,000以上でハイエンドデスクトップ級なので、かなり優秀なスコアをマークしています。
Octaneスコアは「Webブラウザ上でのJavaScript処理性能」を測るには有効ですが、PC全体の性能指標としては限定的です。参考程度に。とはいえ、価格に対する性能としては「かなり高い」と言っていいでしょう。
純正Office付きですよ


格安PCはフリーのOfficeが付いてくることが多いですが、コチラは本家 Officeを搭載。仕事用としてもすぐに使えて便利。無かったら無かったでどうにかするんですが、やっぱり本家Officeが入っていると安心感はありますね。子供用に購入したものなので、Office付きはやっぱり嬉しい!
強いて悪い点を挙げるなら

正直、PASOUL NS15Jはダメ出しする点があまり無いPCです。強いて悪い点を挙げるなら、キーボードがややペコペコしている点ぐらい。ストロークが浅く、天板が薄いのか押すとヘコむような感覚があります。お世辞にも打ち心地が良いとは言い難い感触。またノートPCは大体そうですが、付属スピーカーに音質を期待してはいけません。
…以上(笑)。それ以外に悪い点が見つかりません。打ち心地はさておきキーボードも問題なく打てるし、性能も良好。Office付きでPD対応、JIS規格日本語キーボード、そして国内企業製品で5万円台ときたもんだ。すげぇコスパだ。
子供に触ってみてもらう

一通りチェックを終えたので、子供にプレゼント。ピカピカのPCは初めてなので、息子大興奮。「学校のパソコンと全然違う!速い!」とのこと。タイピングゲームに興じる息子を見て、N100やN150モデルも検討したけど Ryzenモデルで良かったなと思いました。最近は毎日コレで遊んでいます。遊びに学習に、5年ぐらい使ってくれたらいいなあ~。
スマホでも良いんですが、やっぱりPCを使ってくれた方が安心感があります。何をするにも効率は確実にPCの方が良いですし、社会人になったら必ず使いますしね。画面も大きいのでエンタメも楽しいはず!
PCを買いたい、買い与えたいけどある程度色々なことができるように、少し性能が高いものにしておきたい、でも安く済ませたい…というケースにピッタリのノートPCです。ありがとう PASOUL!
まとめ:5万円台では最強の使い勝手では

【PASOUL NS15J】は低価格ながらミドルクラスの性能を持つノートPC。Ryzen5 7430U搭載、メモリ16GB で作業はサクサク、軽いゲームもOK。本家Office付き、USB Type-CでのPD充電に対応。JIS規格日本語キーボードにしっかり対応しています。日本企業ブランドで価格が5万円台、1年間の保証付き。破格です。
他メーカーよりも4~5万円は安い価格設定。他メーカーだとメモリ8GB、Officeナシでもこの価格にはなりません。いわゆる中華製だと安いやつはありますが、日本語キーボード仕様が皆無で安心感も低め。「性能+コスパ+安心感」という総合点の高さがPASOULの魅力です。
公式ストアの他、Amazonや大手ECサイトでも購入可能。いろんなストアがPASOULのPCを販売していますが、型番が同じでもストアによってスペック(特にメモリやSSD容量)やオマケが異なったりするので注意を。購入前には商品ページをしっかり確認しましょう。
もう少し安く…!という方には Intel N150モデルも。Ryzenには劣るもののN150 も省電力化・高速化が進んでおり、日常使いには十分な性能。第8世代の Core i3相当の性能という話もあります。そんなに色々しないわ~という方はコチラもオススメです。
ストアによってはメモリ増量、SSD増量サービスなどもやってたりします。納得いくスペック、価格のお店で購入を。ポイントが付くと実質4万円台で買えて超お得ですよ~!!
今回はこれにて。最後までお読みいただき有難うございました。






