2025年6月追記:メチャ売れてるようで、Amazon等の大手ECサイトでは軒並み売り切れ中!再販を待ちましょう…!
いつの間にか夏の必需品となった、ハンディファン。私も幾つか愛用しています。そんなハンディファン、コンピューター周辺機器メーカーである SANWA SUPPLYもリリースしているって知ってました?その中でも、ちょっとした空調服代わりになるベルトファンが結構便利だったので紹介します。
ベルトファンってそもそも何?どうやって使うのか?良い点・悪い点は?実際に使って涼しいのか?というあたりを詳しく紹介していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
SANWA ベルトファンレビュー
詳しくレビューをする前に、SANWAのベルトファンの良い点・悪い点を列挙します。
ベルト装着は服とカバンを選ぶ
好みが分かれるデザイン
動作音が割とうるさい
次項から詳しく紹介していきます。
開封!
前置きはコレぐらいにして、まずはベルトファンのパッケージ内容から。箱から出したら以下のモノが同梱されています。
カラーはブラックとホワイトの2色展開で、こちらはブラック。パッと見ではハンディファンだとは分からないデザインです。
外観チェック
本体サイズは W12×D8.2×H4.2cm、重量は230g。タバコの箱を2つ横に並べたぐらいの大きさでしょうか。ザ・扇風機!って感じの外観ではなく、初見だと「これはい一体?」となる見た目をしています。まるでガジェットのよう。一般的なハンディファンと比べると、持ち運びしやすくカバンにも収納しやすい形状です。


本体正面と背面には、それぞれクリップが一つずつ配置されています。「前クリップ」は上着を引っ掛ける用途に、「後ろクリップ」はズボンやカバンのストラップに付ける用途になります。後ほど詳しく紹介します。
フロントのゼブラ模様は吸気口のカバーになっています。吸気口が衣類などで塞がれるケースを予防してくれます。


本体の下部には 充電用の USB-C 端子と電源ボタン。電源ボタンは風量調整の役割も兼ねています。上部には風が吹き出す通風孔が。
ひときわ目立つターコイズブルーの部分はスケルトン仕様。残地残量を表示するディスプレイが設けられています。このスケルトンとゼブラ模様が本機のデザインにおけるフック。まるでガジェットのようなデザインです。
個人的には「おっ、なんかカッケーじゃん」ぐらいに思いましたが、デザインがミニマルでないのは好みが分かれそう。毎日使うものとしては、ちょっと悪目立ちしそうとも思いました。
スタンドで置いても使える


後ろクリップにはスタンドも内蔵されていて、それを立てればデスクでも使うことができます。角度を調整したりはできませんが、本体の位置を動かせばいいですし、あまり気になりません。手に持って/ズボンに付けて/ストラップで/スタンドで、とマルチに使えるのが本機の魅力です。
使用感レビュー
手に持って使ってみる
実際に使ってみます。電源ボタンを長押しすると、サ~~ッという音と共に風が。風量は、このボディからは想像できないぐらいパワフル。ハンディファンのように広がる風ではなく、直線的に風が届く感じ。こりゃ涼しいわ。本機は5段階から風の強さを調整できますが、間近で使う分には1段階目でも充分な風量です。
代わりに動作音が結構大きい。PCのファンが高速で回ってる時のような音がします。屋外なら気になりませんが、デスクでの使用をメインに…とかは向いていない使い方だと思います。
真骨頂!ベルトファンとして
今度はベルト周りに装着してみます。後ろクリップでズボンに挟み、前クリップでTシャツが落ちてこないように支えます。装着自体は難しいことはなく、10秒程度で装着可能です。
スイッチONすると、風がフワ~ッと背中に通ります。こりゃ涼しい…!夏場の、背中にジットリと汗をかいたときなどには最高でしょう。体のヨコや前にも装着できますが、やはりオススメは背後。背中の真ん中を風が通るようにすると非常に快適です。
これは今年の夏の必需品になるかも知れん…!風量は1段階目では物足りなかったので、3~5段階ぐらいで使うことになります。連続動作時間は100~210分ということになります。


注意点。ベルトファンは、ジャストサイズの服と合わせるべし!オーバーサイズは何か野暮ったくなるし、タイトな服だと風が通りにくくなります。また、背中の風通しを悪くするバックパックなども相性悪い。ベルトファンを使うときは「着合わせ」の考慮が必要す。
また、ベルトファンとして外で使うなら風量はMAX一択!エアコンが効いた室内なら3段階目ぐらいでも涼しいですが、外は無理。MAXだとそれなりに涼しい…んですが、やっぱり音は結構します。通勤途中に使ってますが、「後ろの人に『何アレ』って見られてる気がするな…」という気持ちにはなります。ちょっとばかり心の覚悟は必要です。
エアリズムなど、薄手で通気性の良い素材のTシャツをジャストサイズで着た状態がベスト。最も効果を感じられます。ピタピタでもダボダボでも効果が薄れるので注意。
首に掛けて使う


付属のストラップを使えば、首から掛けて使用することもできます。本機は230gと比較的軽量なので、首から掛けても大きな負担は感じません。風は顔に対して当たる感じで、これまた涼しい。ストラップをやや短めに調整すると首筋に風が当たって気持ちいいです。
この使い方も便利ですが、やはりベルトに装着する方がオススメ。妻はドライアイ持ちなので、「顔に風当たるのシンドいわ…」とのことでした。
デスクファンとして使う
コチラがデスクでの使用。出先ではベルトファンとして使って、家や会社では充電しながらデスクで使う…など出来るので無駄がありません。動作音はそれなりにしますが、風量最小で使うなら一般的なオフィスであれば問題ないでしょう。一台で屋外でも屋内でもスタイルを変えて涼が得られる。それが本機の魅力です。
電池残量が明瞭で見やすい
バッテリーはフル充電まで3.5時間。フル充電で最大9時間、最大風量なら 1時間40分程度使用できます。スタミナがもう少しあれば尚良かったですが、このコンパクトさと軽量さなら仕方ないところでしょう。バッテリー残量がパーセンテージで確認できるので管理しやすいので、使用していて急に電池が無くなった!と思うようなことは皆無でした。
ベルトファンの利用が便利!空調服に比べ、着用に負担がありません。携帯しやすい形状とサイズで持ち運びやすい点もポイント。さすがSANWA製、作りや仕様がカッチリしていて、使っていて安心感のあるアイテムです。
まとめ:ベルトファンにピンと来たら買い!
ハンディファン/ベルトファン/首掛けファン/デスクファンとして、屋内でも屋外でも活躍するポテンシャルを秘めた サンワの 400-TOY048BK。明瞭な残バッテリー表示や、吸気口が塞がりにくい設計、合理的な2つのクリップの配置など、質実剛健な作りは「さすがSANWA」といったところ。ベルトファンとしての利用方法にピンと来たなら買いだと思います。
さすがに空調服ほどの威力はないものの、背中に風が入るのは気持ちいい!空調服よりメチャ安いですしね。背中に風が通るだけでジットリした不快感が和らぎ、すごく爽やかな気分になります。
カラーはブラックとホワイトの2色展開。サンワダイレクトの公式オンラインストアでも取り扱いがありますが、Amazonなど大手通販サイトの方がポイント等がついてお得に購入できます。
今回はこれにて。最後までお読みいただき、ありがとうございました。ベルトファンよりも空調服が気になる!という方は以下のリンクもどうぞ。街で着られるオシャレな空調服です。