Switchbot様よりちょっと変わった空気清浄機「Switchbot 空気清浄機Table」をご提供頂きました。その名の通り、空気清浄機とテーブルが合体したシロモノのようです。なにそれ…斬新…!Switchbotといえばスマートホーム関連のガジェットを多くリリースしているブランド。そこが空気清浄機とは、これ如何に?
本記事ではこのSwitchbot 空気清浄機 Tableを開封レビューしながら、その詳しい性能について紹介。またテーブルって何に使うのか?一般的な空気清浄機とは何が違うのか?スマートホームで連携できるのか?等々、詳しく解説していきます。
Switchbot 空気清浄機 Table レビュー
開封!
何はともあれ開封します。ドン。
空気清浄機自体は割と普通の見た目なんですが、やはりテーブルの存在が異質!どう使っていくんでしょうか…
組み立て
開梱時はテーブルが取り外されているので、取り付け作業が必要です。上写真のケーブルを接続したのち、テーブルを取り付けます。
テーブルと本体の向きを合わせて乗せたあと、反時計回りに30°回して、時計回りに回す…という手順が必要なんですが、ちょっとコツが必要でした。2~3分ほど試行錯誤がありましたが、冷静にやれば簡単です。うまくテーブルが乗せられたら、付属のドライバーでネジを締めて完成です。
本体レビュー
本体はこんな感じ。本体下部は全て吸入口になっていて、テーブルの下には吹き出し口が。Switchbotロゴが配されているのが正面ですが、デザイン的な区別は最小限。360°どこから見ても見た目の印象は同じで、ミニマルなデザインにまとまっています。
±0などのデザイン家電を彷彿とさせる外観です。正面には光センサー、背面には匂いセンサーが配されていますが、目立たなくデザインされています。
こちらがインタフェース部。ほぼ100%の操作はスマホから可能ですが、物理ボタンでも操作できるようになっています。電源ボタンの他、運転ボタン、モード切替ボタン、風量ボタン、タイマーボタン、チャイルドロックボタンを備えています。また各種LEDインジケータもここにあります。
概ねココだけで操作可能ですが、プラズマクラスターのON/OFFはスマホからでないとON/OFFできないので注意。アプリがあった方が余すことなく活用できます。
メンテナンス時は吸込み口の一部を取り外します。中には筒状のフィルターが。HEPAフィルターと脱臭フィルターが層になっていて、タバコ臭やペット臭などのニオイ、花粉やカビ菌、ホコリやチリなどアレルゲン物質も除去します。
「HEPAフィルター」は高性能な集じんフィルターの代表。他社のハイエンド空気清浄機も大体コレです。0.3マイクロメートルの粒子を99.97%捕らえることが可能と言われている高性能フィルターです。
フィルターの周囲には細かいメッシュのプレフィルターが巻かれています。ホコリや毛など大き目の異物はココで除去されます。フィルターは交換式ですが、プレフィルターは掃除機で吸うなり洗うなりでメンテが可能で繰り返し使えます。
フィルターの交換目安は4320時間。日数にして180日です。プレフィルターは2~4週間に1度程度のメンテナンスが推奨されています。
セットアップ
Switchbotの空気清浄機は単体で使用することも可能ですが、アプリと連携すると更に便利に使えます。わざわざこの機種を選ぶのなら Switchbotアプリはインストールしておくのが吉です。
機器との接続はいつも通り至って簡単。アプリ側から空気清浄機を選択したら、空気清浄機側の電源ボタンを2秒長押ししてペアリング。ルーターのSSIDとパスを入れたら一丁上がり。非常に簡単です。
機能紹介
Switchbotの空気清浄機 Tableは、空気清浄機のほかに「テーブル「間接照明」としての機能を備えています。
テーブルの片隅にリングがあって、てっきりドリンク置き場かと思いきや…
なんとスマホが充電できる場所でした。Qiに対応しておりワイヤレス充電が可能。スマホがワイヤレス充電できる空気清浄機って、なんだか不思議な感じ…。実は世界初なのでは?
空気清浄機のライト部分は「ムードライト」と呼ばれています。ムードライトは空気の状態を示すインジケータとして使えるほか、アプリから任意の色に設定することが可能です。ムードライトと呼称されている通り、間接照明として使えるんですね。
カラーは10種類から設定可能。明るさも指定できるほか、周囲が暗くなったら消灯するなどの設定も可能です。部屋のコーディネートにあわせてカラーを決めてもオシャレかも。実際試したので、後で紹介します。
最近の空気清浄機はやっているアロマ対応、もちろんSwitchbotテーブルも搭載してます。ココのスポンジに数滴たらせば、アロマディフューザーにもなってくれます。
照明やテーブルの存在も考えると、単なる空気清浄機としてだけでなく「ライフスタイルに寄り添う家電」にしようとしているのを感じます。次項で実際の使用感を紹介します。
使用感レビュー
とりあえず部屋に置いてみて思うのは「結構マジにオシャレやな」という点。空気清浄機って部屋のなるべく隅に置いておくものですが、空気清浄機Tableは部屋の真ん中に置いてても違和感ない。テーブル付きである点はもちろんですが、360°全方向型の吸気口で置き場所を選ばない点も大きく貢献しています。
Switchbot空気清浄機Tableの対応面積は~25畳。8畳の部屋であれば約11分でキレイにできるとのこと。HEHEPAフィルターや活性炭、500万高濃度イオンで、ニオイやアレルゲンを効果的にカットと、空気清浄機としての能力は他社の機種に引けをとりません。
アプリと連携してすぐさま表示されるのが「空気質」。つまり空気の状態です。VOC指標と呼ばれる業界基準に基づいて測定されており、いま部屋の空気がどれぐらい快適か?が一目でわかる状態で表示されます。
VOCとは?
VOC=揮発性有機化合物。空気中に蒸発する化学物質のことで、ベンゼン、エチレングリコール、ホルムアルデヒドなどが代表的です。VOCが高いと健康に悪影響があるとされており、測定方法は環境省の告示で定められています。
空気質はアプリにログが記録されるので、空気質がどう変化したか?が後で確認できるようになっています。時間で運転ONなどスケジュールを組んで動作させることもできるので、ログを見れば空気質変化の傾向を掴めるので参考になります。
他社ハイエンド機種に搭載されてる「ホコリセンサー」は非搭載。日中は強運転にするスケジュールを組む、ホコリっぽさを感じたら Alexaに強運転にしてもらう…等々、運用でカバーする必要アリ。ホコリセンサーもあればなお便利でしたね。
ライトが間接照明として使えるのは、最初こそオマケ機能ぐらいに捉えていましたが意外と楽しい。インジケーターとして使うより、色を変えてトータルコーディネートに使う方が俄然オススメです。ライトが邪魔になるどころか、他の照明と色を合わせれば更に空間を盛り立ててくれる存在になります。
ゲーミングっぽい部屋に合わせることも可能。アロマをセットしたり、他のSwitchbotガジェットと組み合わせてスケジュールを組んだりすれば、より空間を自分らしく演出できます。
空気清浄機としての機能は押さえつつも、アイデア次第で自分の生活にフィットさせることができる懐の広さが魅力!オシャレなのが良かったのか、なぜか妻も気に入ってくれているようです(笑)
まとめ
ちょっと変わった空気清浄機「Switchbot 空気清浄機Table」。HEPAフィルターや活性炭、500万高濃度イオン搭載で空気清浄機としての機能はバッチリ。テーブルにはスマホ充電機能や間接照機能を備えていて、Switchbotアプリで連携してスマートホームに組み込むことも可能。より部屋を快適にしてくれるスマート家電です。
なんか空気が汚いな~と思ったら「アレクサ、空気清浄機強くして!」と言えば、パワフルに運転。昼は照明オフ/夜は照明オン等のスケジュールを組むのも簡単。どう組み合わせて使おうか?とアイデアが膨らむのも、スマート家電の面白さです。
公式サイトのほか、Amazonでも取り扱いがあります。AmazonではSwitchbot製品に定期的にセールがかかるのでお見逃しなく。
今回はこれにて。最後までお読みいただき有難うございました。