Xbox Design Labで注文していたコントローラー が自宅に到着!PCでゲームをするときには Xboxのコントローラーを愛用していますが、ついにオリジナルデザインのコントローラーを手にしました。感無量です。
本記事では、Xbox Design Labって何なの?というところから、注文から到着までの流れ、コントローラーのレビューまで紹介していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
Xbox Design Labとは?
「Xbox Design Lab」はマイクロソフト社が2022年の6月に開始した、セミオーダーメイドのコントローラーを作れるサービスです。カスタマイズできるパーツは全9種で、用意されたカラーやデザインから自由にチョイスしてオリジナルのコントローラーをデザインできます。
基本価格は 7,678円。追加料金が必要なカスタムもあり、それらをフルで選ぶと1万2,198円になります。どちらも送料込み、税別の価格です。
Xbox純正のワイヤレスコントローラーがほぼ同程度の価格なので、Xbox Design Labで買った方ががオトク感が大きいです。かなり良心的な価格設定に感じますね。
オーダーの流れ
オーダーにはMicrosoftアカウントが必要になるのでお忘れなく。お持ちでない方は、アカウントを新たに作る必要があります。
Xbox Design Labのウェブサイトにアクセスし、「自分だけのデザイン」ボタンを押すとカスタム画面に遷移します。
カスタムできるのは、本体/背面/バンパー/トリガー/Dパッド/サムスティック/ABXYボタン/表示・メニュー・共有ボタンのカラーリング。トリガーとDパッドはメタリックカラーが選択できるほか、グリップにはラバーを採用したり、レーザーで刻印も可能です(いずれも別途追加料金)。
上の画像のように、カラー選択はかなりバリエーション豊富。攻めたカラーにするか、落ち着いたカラーにするか、メタリックは使うか…。作ってはやり直しを繰り返して、「自分だけのコントローラー」を納得するまでデザインできます。
上は私が決めたデザイン。モノクロ基調のカラーリングに対し、トリガーをオレンジにしてちょっとオリジナリティを出してみました。さらにDパッドをメタリックにして、ちょっとばかしラグジュアリー感をプラス。
価格はしめて 8,158円。基本料金 7,678円+ Dパッドにメタリックに480円という内訳で、これに消費税がかかって最終的な金額は 8,974円でした。
Microsoftアカウントにログインしていない場合は、チェックアウト時にログインを求められます。オーダー時の住所入力などは全て日本語でできるので特に難しいことはありません。住所やクレジットカード番号などを入力して、注文完了。到着まで4週間とのことで、あとは待つだけです。
到着!意外と早かった
注文日が8月9日で、到着日は8/17日でした。4週間どころか、ほぼ1週間で届きました。ここらへんは注文時期やタイミングで誤差が大きそうなので、「最長で4週間かかる」と捉えるのが正しそうです。
さっそく開封してみます。
段ボールを開けると、さらにXboxコントローラーの箱が。さらに開封。
ついにオリジナルコントローラーがお目見え!次項で詳しく見ていきます。
本体レビュー
付属品は本体のほか、単三電池と取説です。ケーブルの類は同梱されていなので、有線接続する場合には別途 USB Type-C ケーブルが必要です。
手にして最初に思ったのは、予想以上のクオリティの高さ。3Dのサンプル画像を見ながらカスタムを繰り返したわけですが、サンプル画像より質感が高くて高級感があります。ホワイトの本体が眩しいほど。
Dパッドのメタリック。これまた高級感があります。コレのおかげでチープな印象にならず、ラグジュアリーな雰囲気にまとめてくれていると思います。ノリで設定しましたが、やっといてよかった。
これからやる人、Dパッドのメタリックおすすめですよ!
身の回りのアイテムがモノトーンにまとまりつつあるのが何だか面白くなくて、トリガー部分をオレンジに。結構ドンピシャでイメージ通りになりました。ゲームのコントローラーっぽい遊び心を演出しながらも、大人っぽいクールな印象になってるのでは?と自賛しております。
ボタン系は白でまとめて本体と同化させたので、ミニマムな雰囲気の前面になりました。サムスティックも白にしようか迷いましたが、グレーをチョイスして背面と色を揃えています。
ABXYボタンのプリントは樹脂の中にあるので、劣化して表面が剥げる…ということがありません。プレステも5から採用されましたが、Xboxは初代からやってる工夫だったりします。ニクい工夫ですね。
背面はラバーグリップを選択しなかったので、ご覧の通り。どの角度から見ても質感高く、オシャレに見えます。写真には写りにくいですが細かいシボをパターンで入れてくれているので、握った時にもグリップ感が強くホールドしやすいです。
使用感レビュー
背面のフタを外して、同梱していた単三電池を装着。PS5とSwitchのProコンは充電池込みなので、そういう意味ではXboxコントローラーは割高に感じるというのが正直なところ。
実は同じ場所に、別売りの「Xbox 充電式バッテリー」を装着することも可能。また充電池使用時は Type-Cポートにケーブルを差すことで充電が可能になります。
普段は充電池を使い、出先で無くなったら乾電池で凌ぐ…など二刀流の使い方ができて便利。大手通販サイトよりMicrosoft公式が安くておすすめ!送料も無料です。
本体重量は240gで、アルカリ電池2本を入れると大体290g前後になります。PS5のコントローラーが282g、Nintendo Proコントローラーが246gなので、御三家のコントローラの中では一番重い。とはいえグリップ感が良いので重さは気になりません。
ペアリングはすこぶるスムーズ。ペアリングボタンを長押しすると、近くのWindows機にポップアップが出てガイドしてくれます。さすがOSベンダーのコントローラーといったところで、Windows機との相性はすこぶる良い。Windowsでゲームするなら、やはりXboxコントローラーが最右翼です。
使い心地は「安定して上質」。御三家のなかでいろいろ違いはありますが、Xboxコントローラーは歴代、ボタンがクリッキーな押し心地で、スティックが軽いです。
細かい好みの違いはあれど、配置は似たりよったりなので慣れれば問題ないレベルのはず。いずれも洗練されたコントローラーです。
個人的には、トリガーとDパッドの使い心地は御三家の中で一番良いと思ってます。FPSやレースゲームなどトリガーを多用するゲームは特にXboxコントローラーでやりたい。Dパッドはコチコチというタクタイルな感じが小気味よいです。
各社ともコントローラーが値上がりして一万円に近い価格になってきてますが、クオリティも段違いに向上しています。上は360コントローラーとの比較ですが、デザインが比較にならないほど洗練されています。
各種ボタンの押し心地やサムスティックの滑らかさ、本体グリップ感の向上など、進化した点は枚挙に暇がありません。特に、長く使ったときの手の疲れは皆無になりました。エルゴノミックにも力を入れているのが感じ取れます。
価格が上がるのも仕方がないですよね…とは思うものの、やっぱ充電式バッテリーは付けてほしいな~!
まとめ
PCでゲームをするなら持っていて損のない一台。それがオリジナルのデザインとくれば尚更。ゲームをするたびにニヤニヤできますし、より愛着のわくゲームのお供になってくれます。
購入はもちろん、Xbox Design Labからどうぞ。
すぐにコントローラーが必要な方や、標準品が一番カッケェ!と思う方などは一般販売品をどうぞ。性能的にはもちろん同じ。Windowsでゲームするなら持っていて損はない一台です。
本日はこれにて。最後までお読みいただき、ありがとうございました。