デジタル全盛の昨今でもスケジュール管理には手帳を愛用している私ですが、筆記用具には頭を悩ませています。手帳用のペンって書きにくいものが多い。サイズ感と書き心地でシックリくるものが見つけられずにいました。
そこにきて、久々に良い文房具を見つけました。その名も「ZEBRA pitan」。ノートや手帳にひっつけて使う、少し変わったペンです。本記事では、このpitanについて詳しく紹介しつつ、何が良いのか?どう使うのがオススメなのか?などについて解説します。
ゼブラ pitan レビュー
ホルダーがついてる
ピタンの特殊なところ、それは「ホルダー」が付属しているところです。ホルダーには磁石が内蔵されていて、ペンがピタリとくっつきます。
ホルダーにはクリップがついていて、ノートの裏表紙や厚紙に挟んで固定することができます。そこにペンを置けば、磁力でくっついて半固定できる…という訳です。
シンプルで使いやすい!
「え?それだけ?」と思うなかれ、これがなかなかコロンブスの卵でして。ペンホルダーって固定力が強いと書き始めるまでに時間がかかるし、弱かったら落下してしまう。ここの塩梅が pitanは絶妙なのです。
使いたいときにサッと取り外して、すぐ使い始められる。「思いついて書くまで」のスピードが pitanは圧倒的に早いんです。
アイデアが思いついたらすぐに書き留めておきたいタチなので、筆記用具がすぐに使えない環境はイライラします。pitanに惚れた理由は、少ない動作ですぐに書き始められる点です!
収納時は磁石でピタッとするだけ。ズレ落ちそうに見えますが、小さい凹凸が噛み合って落ちないように工夫されています。シンプルながら工夫が凝縮された筆記用具です。
書き味も抜群
ジェルインクで定評のあるゼブラの製品なので、書き味も抜群です。pitanの替え芯は「サラサ」の0.5mmを採用。サラサラとした書き心地が心地よく、クッキリとインクが乗るので字もキレイに見えます。
サラサとは?
ZEBRA社が展開している、鮮やかな発色とサラサラした書き心地が特徴のボールペンシリーズのこと。水性顔料ながら耐水性に優れ、濃くて滲みません。豊富なカラー展開があるのも特徴です。
替え芯は 「JK-0.5芯」。黒のほか、青と赤をラインナップしています。
JET STREAM(低粘度油性)とはタイプが異なるので単純比較は難しいものの、紙への書きやすさ/インクの乗りで言えば サラサに軍配が上がると思います。唯一の欠点は、インクの減りが比較的早いことでしょうか。
パスポートサイズ手帳にピッタリ!
この Pitan、その特性から手帳のお供にピッタリなわけですが、パスポートサイズの手帳と相性が抜群。中でも、あのトラベラーズノートの手帳にシンデレラフィットします。刮目せよ、このジャストサイズっぷり!
Pitanは2023年にグッドデザイン賞を受賞するほど、スタイリングにも優れています。洗練されたミニマルなデザインなので、手帳のデザインと喧嘩しません。
先にも書いた通り、「思いついて書くまで」が圧倒的に早いのが Pitanの長所。この長所も手帳と相性が良い。ゴムバンドを外してペンを取ればすぐに書ける。スタイリング、使用感共にトラベラーズノートとのマリアージュが凄いです。
トラベラーズノートにフィットする筆記用具がなかなか無くて困ってましたが、Pitanは完璧。愛用者には是非試してほしいです!コラボしてトラベラーズから Pitanのボールペン出てくれねえかな…
まとめ
任意の場所にホルダーを固定することで、ペンの置き場を定義するアイデア文具 Pitan。手帳との相性が良く、中でもトラベラーズノートにはジャストフィット。芯は「サラサ」を採用し書き味も最高。変わったアイテムながら基本はしっかり押さえたイチオシ文具です。
カレンダーにホルダーを付けて、書き込み用にペンを固定する…なんて使い方もできます。アイデア次第で面白い使い方ができるアイデア文具です。
カラーは 黒/白/オレンジ/ブルーグリーンの四色展開。変わったところではRollbahnとのコラボモデルなんてのもあります。手帳のお供として使うなら、是非オシャレなカラーコーディネートを。
今回はこれにて。最後までお読みいただき有難うございました。