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【Tuiss Décor】ハニカムシェードレビュー。口コミ良いけどホント?取り付け簡単!おしゃれで安価な遮光アイテム

届いた!Tuiss Décorのシェード!

 

 我が家ではロールカーテンを愛用しています。カーテンに比べてコンパクトに収納できて見た目もスッキリして見えるので、新築時に全ての窓へロールスクリーンカーテンを設置しました。おおむね満足いっていましたが、足りない点を感じていたのも事実。

 

 そんなところに、以前から気になっていた「Tuiss Décor」のシェードをご提供頂けるとのことで、飛びつきました!今回はハニカムシェードを実際に注文して実際に設置するまでを紹介しながら、設置後の様子やそのレビューをしていきたいと思います。最後までお付き合いください。

 

Tuiss Décorとは?どこの会社?

出典:https://blog.tuiss.co.jp/

 

 Tuiss Décor は2000年にイギリスで創業した、オーダーメイドのブラインドやカーテンを提供する企業です。テキスタイルブランドと連携してトレンドをキャッチしたハイデザインな製品をリリースしつつも、価格はリーズナブルなのが特徴。世界で900万台以上の製品を販売した実績があります。

 

本国では20年の歴史がありますが、日本での展開は2020年に開始。まだ日が浅いため知名度はやや低めですが口コミは着実に広まっており、評価は上々です。

 

 取り扱い製品はウッドブラインドからロールスクリーン、ハニカムシェードにローマンシェード、アルミブラインドやバーチカルブラインドなど多岐にわたります。子ども部屋でも安心なコードレスタイプや、お風呂にも使える防水加工カーテンなど、幅広いニーズにフィットしたアイテムを展開しています。

 

注文は通販から!

 

 Tuiss には実店舗やショールームが無い(2022年8月現在)ため、オーダーは全てオンラインで行う必要があります。実際に手に取って見られないのは痛いですが、無料でサンプルを取り寄せ可能なのが嬉しい。納得するまで無料サンプルを取り寄せて確認しましょう!

 

 私が注文したのは、ハニカムシェードと呼ばれるアイテム。ブラインドと似ていますが、断面がハニカム(ハチの巣)構造になっていて、調光だけでなく断熱にも効果を発揮するシェードです。

 

出典:Tuiss通販ページ

 

価格がやや高めなのは、幅163という非常にワイドなサイズを購入してるから。大きい窓に対して使ってみたかったんです。追って説明していきます!

 

 2022年8月10日に注文し、到着は8月24日でした。3週間ほどかかると聞いていましたが、2週間で届きました。カーテン注文は年度末に立て込むと聞くので、平均3週間程度かかると思っておいた方が良いでしょう。

 

開封&下準備

 

 冒頭で紹介した梱包を開くと、以下のものが入っていました。幅163cmなのでかなりワイドです。

 

左/シェード部分 右/土台部分

今回は Click 2 Fit (突っ張り式レール)仕様で注文しました。突っ張り棒のように固定して使うタイプなので、家に傷をつけません。ただし、ビス固定に比べて追加料金が必要になります。

 

 まずは土台部分の設置する必要があるので、全体の構造を見ていきます。片端にはレバーとバネが付いた機構が見えます。このバネのツッパリ力でホールドすることになるのでしょう。

 

レバーを起こすと縮み、寝かせると伸びる

 

 もう片端にはドライバーで調整する機構がありますが、バネはありません。全体の長さを微調整する機構ですが、今回の取り付けでは使わなかったので一番短くしました。

 

初めて見る機構。一番短い状態にした

設置

 

 準備ができたので、設置場所まで持っていて固定場所を確認。微調整が終わったら、レバーを寝させて固定します。バネのチカラはかなりのもので、163cmという細長いボディがグラグラすることもなくガッチリ固定されました。

 

突っ張りタイプのロールカーテンはダイヤル式が多いですが、ダイヤル式に比べて固定が強力な上にカンタンです。ずり落ちてくる心配はなさそう。すげえ。

 

目的の場所に設置。尺が長いが問題なく固定できた

 

 土台を固定したら、今度はシェードの取り付けです。取説に図解がありましが、手間取る方がいそうな印象を受けました。

 

出典:ハニカムスクリーン取り付け方ガイド

 

 要は土台に2つのツメがあって、片方がバネ機構になっている。バネのツメのほうにシェードの溝を引っ掛けてから、シェードごとバネを押してもう片方のツメに引っ掛ける。そうするとシェードが2つのツメで固定されて安定する… ということなのですが、「シェードごとバネを押して」のときに結構チカラが要りました。

 

これは本体が163cmと長いのが影響していそう。女性などは2人がかりで設置するなどした方が良いと思います。取り外しもまあまあ力が必要ですよ!

 

うまく固定できた。これにて完了

 

 うまく固定出来たら、設置は完了。写真撮影しながら作業しましたが15分ほどで設置が完了しました。うまくいけば5分もかからないでしょうし、(今回は163cmと大物だったので)本体が小さければ設置はもっと簡単だと思います。

 

製品レビュー

収納状態。非常にミニマルに収納できる

 

 上の写真は完全にシェードを収納した状態。カーテンと違って蛇腹状に薄く収納されるので、収納時の見た目は非常にコンパクト。景観を邪魔しませんし、窓枠とほぼ一体化するのでスマートです。これこれ。コレが求めてた見た目ですよ。

 

 次に閉じた状態を見てみます。

 

8割ほど閉じた状態。うん、おしゃれ!

 

 第一印象は「おお、思った以上にオシャレ…!」。シェード自体は紙みたいな質感(実際はポリエステル)で、それほど表情がないかな?と思いましたが、そんなことはありません。結構プリーツが細かいので、プリーツの横縞に陰影が重なり結果的にシェードの解像度を高く感じられます。

 

細かく模様が。ディティールも抜かりなし

 

 私が選択したのは「コットンホワイト」ですが、光の当たり方によってはグレー調に見えます。遮光タイプにしたので、その関係もあるかもしれません。

 

 シェード自体にも細かい模様が施されています。まるで和紙にみられる繊維質のようなさりげないデザインで、うっすら光沢があり高級感があります。近くでまじまじ見ても、しっかり美しい。これらのディティールのおかげで決して安映りしないシェードに仕上がっています。

 

ロールカーテンとの比較。遮光性はかなり高い

 

 これまで使っていたロールカーテンと比較すると、遮光性が大きく向上。南向きの大きな窓だったので明け方が眩しく思っていたので、この遮光性は嬉しい。下まで閉じればかなり薄暗くすることができます。

 

内の照明が外に漏れないのも便利

 

 ロールカーテンを使っていたときは寝室の電気がついているのが丸分かりでしたが、遮光シェードにしてその問題からも解放されました。前評判通りハニカムシェードは遮光性が高く、かなり光を通しません。断熱性も高いので、冷暖房にかかる光熱費の削減にも期待できます。

 

もちろん調光タイプのハニカムスクリーンも展開されているので、ここらへんは用途に合わせて選択するのが良いでしょう。寝室には遮光がおすすめ!

 

シェードの展開方法はブラインドに近い

 

 シェードを展開する方法はブラインドに近いです。シェードから伸びているヒモを斜め横方向に引っ張ると「ガチッ」と音がするので、後はヒモから力を抜くとスルスルとシェードが伸びていきます。大体45°ぐらいの角度でやるとスムーズ。シェードを止めたい場所でヒモをまっすぐに戻せば固定されます。

 

 収納時はまっすぐ引っ張るだけ。途中で止めたければ、引っ張るのをやめればそこで固定されます。使い方としては一般的で、特に不自由は感じませんでした。耐久性が気になるところですが、Tuissは最長5年間の保証がついているのでそこも安心。

 

チェーンタイプなどはジャラジャラとヒモが目立つんですが、Tuissはシンプルで目立ちにくくて良いな、と思いました。

 

左/ダイヤル式 右/Tuiss

 

 個人的にとても良いな!と思ったのは、Tuissの突っ張り方式。一般的なツッパリ式のロールカーテンはダイヤル式が多いんですが、設置に結構チカラが必要です。そして場合によってはズリ落ちます。Tuissはワンタッチでガチン!と固定されてビクともしません。シェードが落下してくるのは恐怖なので、固定っぷりに安心感があるのは嬉しい!

 

夜間に室内照明にて確認

 

 気になったのは色味。コットンホワイトということで「白いんでしょ?」と高をくくって、特にサンプルも取り寄せませんでしたが、現物を確認すると写真のようにまあまあグレーでした。サイト上の色味はアテにせず、サンプル取り寄せした方が良いと思います。実店舗がないのはこういう点が痛いですね。

 

私はグレーが大好物なので「コレはコレで全然アリ!」となりましたが、カラーコーディネートを大事にする方は必ずサンプル取り寄せを!

 

まとめ

ワンランク上のシェード、カーテンをお求めの方に

 

 Tuiss は前評判通りデザインが高いレベルでまとまっており、近くで見ても高級感があります。設置もカンタンでガッチリ固定されて安心。リーズナブルながら高品質、という謳い文句は本当だったと言っていいでしょう。

 

 しかしリーズナブルと言っても、もっと安い品はあります。先に例として見せた「今まで付けてたロールカーテン」は11000円ぐらいでオーダーできました。デザインも機構も最低限でしたが使用に問題はなく、ちゃんと役割をこなしてくれました。

 

 そういう意味では、Tuissはワンランク上のアイテム。廉価品ではなくちょっと高級感のあるシェード、カーテンが欲しいけど、リーズナブルに押さえたい…!という方にピッタリのブランドです。新築時に、リフォーム時に、模様替えにいかがでしょうか。

 

購入は公式オンラインショップから。シェードの種類はもちろん、デザインも凄まじい数が用意されているので、見ているだけでも楽しい!ぜひ一度覗いてみてください~

 

 本日はこれにて。最後までお読みいただき有難うございました。

 

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