突然ですが、洗車って面倒じゃないですか?高圧洗浄機買ってドバドバやって、鉄粉取ってモコモコの泡作って… 百歩譲ってめちゃ広いガレージならまだ分かりますが、ここは住宅街、或いはマンションの駐車場。狭いスペースで何とかせにゃならんのです。でも、コイン洗車はちょっと…。
そんな貴方、仲間です。愛車をキレイには保ちたいけど、洗車はチャチャッと終わらせたいスよね。
というわけで狭いスペースでもチャッチャとできる、コスパ&タイパの良い洗車にピッタリのアイテムたちを紹介します。実際に私が自宅の狭いガレージで愛用している品々なので、実力は折り紙付き!ぜひ最後までお付き合いください。
厳選!時短&省スペース洗車グッズ
洗車グッズ収納
洗車グッズは、ひとまとめに収納しておくと便利。前はバケツを使ってましたが、バッグタイプの方が機能的で取り回しし易いです。車の近くに置いておけば作業効率もアップ。小さいポケットがたくさんついたタイプにすると、機能的に整理できて洗車道具をフル活用できます。
リヒトラブのTOOL BAGがオススメ。コーデュラナイロンでヘビーデューティーな作り。ポケットもたくさんあるので、収納先に困りません。
ハンディモップ/毛バタキ
いきなり「何じゃコレ?」って感じですが、これはいわゆるハタキ。パタパタやって埃を落とすやつです。身も蓋もない話ですが、洗車を時短でやるコツは普段から軽くケアしておくこと。週末にササッとハタキをかけるだけでそれなりにキレイになります。屋根付きのカーポートなら洗車する回数をグッと減らせるのでオススメです。
洗車の前にサッとはたいておくのもオススメ。砂などを含んだ状態で擦ったりすると洗車傷になるので、ハタキをかけておくと予防になります。
タクシーっていつもピカピカですよね?汚いボディは収益に直結するので、大体こういうハタキでパタパタやってます。コレもタクシーの運ちゃんに教えてもらったやつです(笑)
伸縮ホース
「なんとか水を使わずに洗車できないか…!?」と考えた時期が、私にもありました。結論は無理でした。コイン洗車の方がナンボもマシな結果になります。というわけで、さすがに水は必須。とはいえ高圧洗浄機は狭いガレージでは使えんし準備も大変なんで、普通に散水ホースを使います。アイリスオーヤマの伸縮ホースならコンパクトに収納できて便利です。
水道から水を注入すると、ホースがここまで伸びます。収納時はコンパクトですが、使用時は普通に長いホースになるので使い心地は問題ナシ。ジェット水流モードがあるので、高圧洗浄機とまではいきませんが、それなりに勢いのある噴射は可能。しかも安い。一般家庭に優しいアイテムです。
洗車用グローブ
時短とか時短じゃないに関係なく、洗車用のグローブは便利。発明だと思います。細かいところを指で洗えるようになるので、緻密に洗車ができる。手で撫でるように洗ったり、指で細いスキマを洗ったり、普通のスポンジより俄然使いやすいです。ホイールのスポークなんか最高に洗いやすいので、2つ買って使い分けています。
洗車だけじゃなくて、室内の掃除に使ってたりします。細かい場所まで精密に掃除できるので、風呂掃除とかマジで便利ですよ。
スプレータイプのカーシャンプー
理想はモコモコの泡で優しく洗うこと…ですが、やっぱ面倒。バケツも要りますし。というわけでオススメはスプレータイプのカーシャンプー、CCI 車用 シャンプー スマートミストです。シュシュッと吹きかけて使うだけなのでササッと洗車が終わります。
「スプレータイプにしては、意外と泡立ちが良い」というのがポイント。もちろん一般的なカーシャンプーとは比べるべくもないですが、バケツも用意せずにシュシュッとやってコレぐらい泡立てば上等じゃないでしょうか(上画像参照)。使い方にもよるでしょうが、私は一本で10回以上洗車できているのでコスパもかなり良好です。
先で紹介したグローブと併せて使えば、デカい車も時短で洗えます。ひどい汚れも2度洗いで落ちるので、モコモコ泡に強いコダワリが無ければオススメの一品です。
大判マイクロファイバータオル
洗ったら吹き上げです。自然乾燥も試しましたが、やっぱダメです。水垢になります。というわけで大判のマイクロファイバータオルで時短を図ります。バサッと広げてスイーッと引っ張れば一面キレイになります。ミニバンの場合でも1回絞れば拭きあがります。
大きな範囲を一気にふける、というのはもちろんですが、「手の届かないところでもタオルを投げて引っ張れば拭ける」というのもメリット。ミニバンのルーフや、フロントガラスの中央部などがそうです。脚立を持ってくるのも面倒なので、いつもタオルの片側を投げて拭いています。それでもキレイになるから素晴らしいよね。
これは省スペース洗車に限らず役立つアイテム。跡になりにくくて一発で広範囲の水を除去できます。短時間で拭きあがりますし、必須の一枚です。
ポリッシュ下地
一気にコーティング!と行きたいところですが、ここはちょっとひと手間を。ポリッシュをかけることで、ボディ表面の小さい凹凸を無くしてコーティングがかかりやすくします。
塗装をきれいに保つためのポイントは、塗装表面の平滑化(ポリッシュ)、そして塗装表面の保護(ッコーティング)の2つが重要。ここでポリッシュしておくことで、コーティングが長持ち。次回の洗車時も汚れが落ちやすくなり、結果的に時短になります。
おすすめは英国王室御用達、AUTO GLYM(オートグリム)のスーパーレジンポリッシュ。施工が簡単で艶がしっかり出る上にコーティング被膜も張ってくれます。ポリッシュなので小さいキズも消えるオマケつき。いろんなポリッシュを試しましたが、結局コレに戻ってきてしまいます。
手で塗っても施工は簡単ですが、ポリッシャーを使うと更に早くて仕上がりがキレイ。ミニバンで大体10分もあれば全体にかけられます。
樹脂パーツ復活剤
車にはたくさん樹脂パーツが使われています。購入後時間が経つと表面が白くなったり、ベタついたりするようになります。それを修正したり、予防してくれるのが樹脂パーツ復活剤です。おすすめは AUTO GLYMの 「バンパー&トリム用クリーナー」。半年に一回使うぐらいでも、かなり経年劣化の進みを遅くしてくれます。
樹脂が黒々とした車は、シルエットが引き締まって見えてカッコいい。年式の古い車ほど試して欲しいメンテです。私は半年~1年に一度、思い出したら施工しています。
スプレータイプのガラスコーティング剤
最後はコーティング。AUTO GLYMで下地を作ったのがココで活きてきます。オススメは 「OHAJIKI コートG」。シュシュッと吹きかけてマイクロファイバーでクルクル拭くだけ。この施工の簡単さでガラスコーティングだというのが驚き。
ガラス被膜により、洗車キズなど軽微な凹凸は目立たなくしてくれます。水はバチバチに弾くし、長持ちするし施工は簡単だしでクオリティ高いです。ちゃんと下処理をしたうえで施工すると、上画像ぐらには弾きます。
愛車は屋根付きのカーポートに駐車していますが、3カ月は余裕でコーティングが持ちます。雨が降るたび「まだ持つんだ、すげぇな」と驚かされます。
ガラス撥水材
窓ガラスもOHAJIKIでやっちゃってもいいんですが、仕上がりで言えばやはり専用のガラス撥水材が上。メンドいですが別でやってます。結局、ガラスに直接ヌリヌリして拭き取る…という昔ながらのタイプが最強。オススメはクリンビューの「ハイブリッドストロング」です。
ポリッシャーがあるとメチャ速く施工できるのでオススメ。仕上がりもムラが少なくなるし、撥水もバッチバチになります。
カーポート保管で、バッチバチの状態が2ヵ月ほど、「まあ結構撥水するよね」という状態であれば半年ぐらい持続します。コスパもタイパも良いです。
タイヤコーティング剤
タイヤは軽く水洗いするぐらいで、あとはタイヤコーティング剤をスプレーしておけばツヤツヤの状態を保てます。おすすめはリンレイの「ウルトラハードコーティング」。濡れた状態でも使えるし、施工は一瞬。しかも長持ちします。時間も取らないし安い。最高です。
塗るタイプの方がボディやホイールに飛散しなくていいんですが、スプレータイプの方が圧倒的に強力で楽チン。風の弱い日などに施工するのをお勧めします。
完成!
というわけで一通り完了です。作業時間は、しめて30分ほどです。
撥水はバチバチ、タイヤも樹脂も黒光りするようになりました。ボディもツルツルです。ツルツルの上、いわゆる「テュルテュル」にするにはもう2手間ほど必要ですが、私はコレぐらいで必要十分。狭いカーポートで、30分で施工したにしては十分でしょう。
まとめ
以前は高圧洗浄はもちろん、鉄粉取りに始まり固形ワックスで〆るような洗車をしていました。しかしどうにもコスパが悪い。花粉の時期に雨など降られると「ぐああ」と意味なく凹んだり。とにかくコストパフォーマンスとタイムパフォーマンスのよい作業に絞って施工するようにして、今のスタイルに辿り着きました。ご参考になれば幸いでございます。
人によってコダワリポイントは違うので、各々で「要らんやろ」と思う手順は省き、「何で無いねん」という手順を足したら良いでしょう。ご家庭の環境に合った洗車スタイルを見つけてください!
個人的にはホイールの洗浄がまだまだ面倒なので、なんかいい方法無いかな…と模索しています。見つかったらまたご報告させて頂きますのでお楽しみに。本日はコレにて。最後までお読みいただき、ありがとうございました。