2024/9 追記:REALFORCE R3を追加
2024/11追記:テーブルクッションを追加
在宅勤務が開始してしばらく経ちます。2020年の4月からコツコツと環境を整えて、日々更新。テレワークの効率&モチベーションを高めています。
在宅勤務で重要なのは「オフィスで働くのと遜色ないパフォーマンスが出せるか」。オフィスは働くのに特化した場所なので、自宅をその環境に近づけるのは一筋縄ではいきません。今回は私が「在宅勤務用に購入したもの」の中から、真に使える在宅勤務グッズを紹介します!ぜひ最後までお付き合いください。
在宅ワークおすすめグッズ
1. ゲーミングノートPC
在宅勤務にはパソコンが必須ですが、当然パフォーマンスの高いPCを使った方が業務が捗ります。オンライン会議/画像や映像の編集/ツールの実行など、PCの性能は在宅勤務時のあらゆるタスクに影響します。高性能な方がストレスがなく、時短ができると言って差し支えありません。かつノートPCだと、家の中で働く場所を選ばないので便利です。
ゲーミングPCは高性能なチップを搭載しており、一般的なPCに比べ処理能力が格段に高いです。おすすめは ASUS の ROG FLOW Z13。小型PCとは思えぬ高い性能を誇る 2in1 PCで、コンパクトなのでデスクを圧迫せず持ち運びも簡単。仕事にホビーに活躍する1台です。コチラでも詳しく紹介しています。
ゲーミングPCは、特に映像や画像を扱う仕事にめっぽう強い。仕事においても高いパフォーマンスを発揮してくれます。
2. ノイズキャンセリングヘッドホン
一人暮らしならまだしも、同居人がいる状態でのオンライン会議は慎重になります。子どもがいる家庭なら尚更でしょう。オンラインでのプレゼンなどは、できれば静かな状況で臨みたいものです。
静かな環境を用意するのが難しいなら、ノイズキャンセリングヘッドホンを使うのはどうでしょう。おすすめは SONY WH-1000XM5、現時点(2022年6月現在)で世界最強のノイズキャンセリング性能を持つヘッドホンです。旧型から音質・ノイキャン性能の向上に加え、マイク品質もアップ。今、もっともオンライン会議に向いているヘッドセットです。こちらでも詳しく紹介しています。
「聴く・喋る」が外音の影響を受けないのでスムーズに!ワイヤレスなのでケーブルの煩わしさもなく、オンライン会議の品質がワンランクアップします。
3. OAチェア
在宅勤務の頻度が低くなったからといって、パイプ椅子で働いていたら腰が爆発します。なるべく早めに良いデスクチェアを用意しておきましょう。
デスクチェアの筆頭といえば、ご存じハーマンミラー社のアーロンチェア。体形・使用環境に合わせて自在にカスタマイズができ、一般的な体形の成人であれば男女問わず99%、快適なデスクワーク環境を実現できるとされています。(出典:ハーマンミラー社 アーロンチェア紹介ページより)おすすめのグレードなど含め、こちらでも詳しく紹介しています。
もっと安く!という方はイトーキの メッシュチェア サリダ or オカムラのビラージュがおすすめ。中華製で1万円を切るOAチェアもありますが、長く付き合うものと割り切り良いもの使いましょう。
OAチェアを自宅で使うとフローリングにガンガン傷がつきます。キャスターをウレタン製に換装すると、床に傷がつかなくなるのでおススメ。重いデスクチェアでも、スムーズにフローリングを転がるようになります。
4. メッシュWi-Fiルーター
在宅勤務ではネット環境が必要なのは言うまでもありません。接続が切れずに速度が維持され続ける「安定性」が何より重要。オンライン会議をしながら画面共有…などをスムーズにこなすには、安定した接続と速度が不可欠です。
ASUS ZenWiFi AX (XT8) は、メッシュWi-Fi対応機の中では現時点(2022年4月)で最強の存在。機能の多さはもちろん、多くの機材を繋げても通信速度が安定します。デザインもスッキリしているので、見える場所に置いてもインテリアに馴染みます。
メッシュWi-Fiに対応するため2台以上の導入がおすすめ。自宅のどこにいても安定したネットワークを提供してくれます。詳細はこちらの記事でも紹介しています。
PC片手に、宅内で場所を転々と変え仕事してます。隅々までネットワークが行き届いている感覚は非常に快適です。
5. デスクマット
デスクマットは、その名の通り机に引くマットです。マウスパッドにも、書き物をするときの下敷きにもなります。何となくオシャレ、というのもメリットですね。
公私が混同しやすい在宅勤務。デスクマットを置くことで「ここは働く場所」と定義すると、気持ちの切り替えがしやすくなる効果もあります。
オシャレさを求めるなら GROVEMADE のデスクメイトがおすすめ。マウスパッドとしても使いやすく、質感も上質。デスクの印象が大きく変わります。詳細はコチラの記事からどうぞ。
6. 高解像度モニター
在宅勤務で使用するモニターは、以下の条件を満たしたものがおすすめ。
- 2K 以上の解像度
- 27~32インチ程度
- 応答速度5ms以内
- IPS液晶 (クリエイター系の方なら特に)
- VESAマウント対応
これらを満たす商品はたくさんありますが、私は DELL S2721Q-R をおすすめします。
4K、IPSパネル、応答4ms、HDR対応で27インチと揃って、3万円台半ば(Amazon)で買える圧倒的なコストパフォーマンスが特徴です。詳細は以下でも紹介しています。
解像度が高いということは、作業範囲が広いということ。どんな業種でも恩恵があります。IPSパネルの弱点である応答速度もクリアした名機です。
7. モニターアーム
デスク上に大きく鎮座するモニター。モニターアームを使用すれば外観をスッキリさせられるだけでなく、モニターの位置や角度を自在に調整できるようになって便利です。
ひと昔はハードルの高かったアーム化も、今では比較的リーズナブルに、そして簡単に実現可能です。エルゴトロン LX は人間工学に基づいた設計により、よりモニターの汎用性を高めてくれます。デザインも秀逸。こちらも過去記事で詳しくレビューしています。
姿勢に応じて、臨機応変にモニターを動かせるのがアーム化の強み。良い姿勢で仕事に臨めます。
8. 静電容量無接点方式キーボード
打鍵感が自分に合うキーボードを使うとミスタイプが少なくなり、作業効率が上がります。メカニカルキーボードも良いですが、エラーの発生しにくい静電容量無接点方式のキーボードがおすすめ。ワイヤレスだと机の上がすっきりします。
中でもイチオシは HHKB Professional HYBRID。そして REALFORCE R3。どちらも最高峰の打鍵感を持つキーボードです。Bluetooth対応設なので、デスクの上がゴチャつかずに済むのもポイント。私は自宅ではREALFORCEを、出先ではHHKBを使用しています。
どちらもおススメですが、ドッシリと安定して使いたいならREALFORCE、ミニマルデスクを目指すならHHKBです。キーボードはそれぞれ好みがあるので、店頭でうち比べてみることをオススメします。
9. エルゴノミックマウス
長時間の作業にはエルゴノミクスマウス、つまり人間工学に基づいて設計されたマウスがおすすめです。手が疲れにくく、使いやすいのが特徴です。
数あるエルゴノミクスマウスの中でも、プレシジョンマウスが最高峰。また、同機のエントリーモデルであるエルゴノミックマウスもおすすめです。プレシジョンはやや高価ですが非の打ちどころのないマウス、エルゴノミックは機能が削がれたとはいえ十分他社のマウスを圧倒した使い心地。価格も半額になり、手が出しやすくなりました。
比較記事はこちらからどうぞ。どちらもおススメです。
エルゴノミックは、ショートカットキーが減っているのがやや痛い。他の点は使用感に大きく影響なし。慣れます。
10. スクリーンバー
スクリーンバーはデスクを一気にオシャレにするガジェットとして話題になりました。なかでも BenQ ScreenBar Halo が高品質です。
光が目に入りにくく設計されており、目が疲れにくい効果も。夜もPCで作業する方には特におすすめ。こちらの記事にて詳しくレビューしています。使用前/使用後もあります。
↑ 新しくリリースされた ScreenBar haloがおすすめ。無線コントローラー便利です!配線が簡単になったので、配線をスッキリさせたい方にもオススメ。
11. PD対応ドッキングステーション
外部ディスプレイや拡張ストレージ、LANケーブルや電源ケーブルなど、ノートPCには色々なケーブルが差さっているもの。ドッキングステーションがあるとケーブルを1本にまとめられて着脱がメチャ簡単!持ち運びも容易になります。
ドッキングステーションなら BenQ DP1310 がオススメ。DisplayLink対応で最大3画面出力、映像切替可能、放熱性も高く長時間の動作でも安定と、基本性能が高いドックです。ボタン一つで接続機器を切り替えられるので、仕事もプライベートも同じ環境で組みたい方には特におすすめです。
Surfaceシリーズを使ってるなら、Surface Dock 2がダントツでおすすめ。こちらの記事で詳しく紹介しています。
12. Bluetoothスピーカー
マイク付きのBluetoothスピーカーを用意していると、普通に会話するようにオンライン会議ができて便利。家に一人のときは B&O BEOPLAY P2を使って会議に参加しています。
同価格帯のBluetoothスピーカーと比較しても、小ささ/音質共にトップレベル。デザインも抜群です。こちらの記事にて、外見含めレビューしています。
仕事中のBGM再生にも最適。出張や旅行のお供にも役立ちます。
13. スマートウォッチ
在宅勤務時は全てが自宅で完結してしまうので、不健康になりがち。事実、筆者は在宅勤務になった1年で5キロ太りました。スマートウォッチを付けて過ごせば日々の体調管理に役立ちます。スマホへの通知を見逃さないのもポイントですね。
スマートウォッチを付けて過ごすと、在宅勤務時は1000歩程度しか歩いていないことに気が付き驚愕するでしょう。AppleWatch なら日々の運動量の目標を定めるとリマインドしてくれる他、「スタンド」で座りっぱなしを予防、心拍の測定や布施脈の検知などに対応。在宅勤務時のヘルスケアサポートに最適です。
日本国内において医療機器指令93/42/EECの認証を含む諸々の承認を得ているのは、あいかわらず Apple Watch (シリーズ4以降) のみ。よって、少なくとも現時点(2024/12現在)国内において、ヘルスケアにおいて AppleWtachの右に出るスマートウォッチはありません。
14. 取り付け式PCスタンド
スタンドを使うと、ノートPCでのタイピングがし易くなります。タイプミスも減るしモニターも見やすくなるので、良い事づくめです。
MOFT PCスタンドは本体に貼るタイプのPCスタンド。折り畳みでき、コンパクトで軽量。出社するときにも邪魔になりません。Apple製品と親和性の高いことで有名ですが、私はSurface Book 3のお供に使っています。 詳細はこちらの記事からどうぞ。
「本体に貼る」点に抵抗がありましたが、本体と一体化できるので非常に便利でした。持ち歩きにも便利で、オシャレなのもポイント高いです。
15. 収納ボックス
自宅の環境において、オフィスにあるような大容量のキャビネットを置くのは難しいし場所も取ります。そこで私がおすすめするのは Utlimの収納ボックスを使用することです。
写真のように容量も大きく、ポケットが沢山ついていて機能的。一般的な業務であれば十分に仕事道具が収まるでしょう。詳細はコチラの記事からどうぞ。
広げれば機能的なデスクのできあがり。片付けも簡単で、デスクを常にキレイに保てます。大型のキャビネットなどを部屋に置けない方には特におすすめです。
16. アロマディフューザー
野郎が引きこもって働いていると、どうしても気が滅入ってきます。いくつかの方法でリフレッシュを図っていますが、その一つがアロマディフューザーです。管理が不要で、置いておくだけで良い香り。お手軽です。
おススメは「アートラボ(ART LAB)」のアロマディフューザーです。非常にリッチな香りながら、リーズナブルな価格設定。別記事でも紹介していますので、そちらをぜひ。
ART LABのアロマはどれも高品質ですが、ショップが京都&大阪のみなのが難点。楽天はフルラインナップなので、遠方ならそちらでの購入がおすすめです。
17. ケーブルホルダー
ケーブルホルダーといっても色々ありますが、断然Ankerのものがおススメ。欠品が多いのが難点ですが、それ以外は総じて優秀です。
ケーブルホルダーを使うことでゴチャゴチャしがちなケーブルがまとまるだけでなく、整理されて使いやすくなります。Ankerのケーブルホルダーはマグネットタイプで、適度な磁力で取り回しやすいです。詳しくはこちらの記事からどうぞ。
18. クッションテーブル
クッションテーブルがあると、上の画像のような体制でも仕事ができてラクチン。楽な体勢で働けるのでコリや疲れが軽減できます。オフィスではできないスタイルで働けるのも、在宅ワークの魅力です。簡易的なテーブルになるので、どこでも仕事場に早変わりします。
おすすめは無印良品の「ひざの上でつかえるテーブルクッション」。天板とクッションが分離できてお手入れが簡単。単なるクッションとして使うこともできます。見た目もオシャレだし場所を取らないので、デスクワークだけでなくソファやベッドの上、車の中など、場所を選ばず使えるアイテムです。
小型のキーボードとマウスがしっかり収まるサイズ感。ひざの上でしっかり安定するので、物書きに使ったり軽食を食べたりもできます。
おわりに
在宅ワークが各企業で採用され、真の意味で働き方改革が起こりました。コロナが落ち着くと在宅ワークの頻度は少なくなるでしょうが、芽吹いた「新しい働き方」は形を変えながら残り続けるでしょう。今は黎明期で、今後さらに便利な在宅ワークグッズが出てくるのが楽しみです。
今回はこの辺で。最後まで見て頂きありがとうございました。