自宅にはいくつか絵を飾っていて、これはそのうちの一つ。DOLKの描いた「kitty Riot」という作品名のシルクスクリーンです。
DOLKってだれ?
公式instagramより引用:https://www.instagram.com/p/BrlHAxkFb5Q/
DOLKはノルウェー出身のグラフティアーティストです。本国では政府から依頼されて首都オスロ駅にバカでかい作品を描くほど、知名度があります。
グラフティアーティストといえばBanksyが超有名です。東京都内で彼の絵が見つかって本物か?偽物かと一時大きな話題になりましたね。DOLKも彼の影響を受けたことを語っています。そしてBanksyによってDOLKは見いだされ、2005年に彼の主催する「Pictures on Wall」とよばれるエキシビジョンにてデビューを果たしました。
DOLKの日本での活動
親日家なのか、来日した際に雑誌Brutus(2013年1/15号)でインタビューに答えたりもしています。
2012年に原宿にグラフティを残していっています。原宿のDIESELのウラあたりにある建物です。
そのほか、大阪アメ村や彦根でも彼の作品を確認することができます。(彦根のほうはもう店舗がないかもしれません)
DOLKのアートを購入した経緯
もともと私はグラフティアートが好きで、Banksyの事を知り、DOLKを知りました。
なんかカッコええな、こういうのって買えるんかな、と調べ始めたのが2010年ぐらいの出来事。DOLK自身の公式ホームページから購入しましたが、まだ知名度も低かったからなのか、非常にお安く手に入れることができた記憶があります。
数週間後、海の向こうからエディションナンバー入りのシルクスクリーンが届き、近所にあった専門店で額装。
前述した原宿のグラフティを見に行った際、「ヘヘッこの人の絵、ウチにもあるんだぜ!」という誇らしい気持ちになったのは言うまでもありません。私はミーハーなのです。注目していたインディーズバンドが売れたときの感じと言いましょうか。
今でもお気に入りで、居間の一番良い場所に飾っています。
ちなみに妻の評価はあまり芳しくないようです。「もっと明るい絵がいいな」とのこと。あれっ、カワイイと思うんだけどな…
DOLKのアートが買えるサイト
嬉しい反面、弊害もあります。もう1作品ぐらい欲しかったのですが、DOLKの作品は私の手の届く値段ではなくなってしまいました。
数十万円するような絵には、ちょっと手が伸びません。哀しいかな、有名人の作品は画商たちに買い抑えられ、値段が吊り上げられていくのがアートの世界。仕方ないので、手の届く範囲で好みの作品を探しています。
かなり高額ではありますが、日本でもいくつかの業者から購入することができます。
取り扱いが最も多いのがノイズキング。BANKSYなども取り扱うサイトです。ほかのサイトでも取り扱いはあるものの、入荷頻度が低く品切ればかりです。
NOISE KINGホームページより引用
良いと思ったときに買わないと後で買えないのがアートですが、なかなか買い時が難しいです。特に国内では有名なグラフティアートを取り扱う業者が、ヤフオクに出たものを買いあさったりしていて安く手に入れることもなかなか難しい。
かくいう私も12年ほど前、Banksyがまだ有名になる前に某グラフティーアート業者とヤフオクで戦い、競り負けました…今でも悔しい気持ちでおります…借金してでも買うべきだった…
おわりに
そんなDOLKさんですが、近年はその作風がガラリと変わりました。
DOLK公式HPより引用:https://dolk.no
DOLK公式HPより引用:https://dolk.no/exhibition/extra
結構ガツンと変わったな~DOLKさん!という感じ。ストリートアートから、チョーモダンなアートに切り替えましたね。以前は顔も公開してなかったんですが、インスタに近影を掲載してて驚きました。
個人的には前の感じが好きだったけど、今後とも注目したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。