モノバカ|モノばかり紹介するレビューブログ

ガジェットからファッション、暮らしの便利グッズなど幅広く紹介するモノ系ブログです。使ったことがあるものだけを体験に基づいてレビューします。

ピックアップ

zaitakuwork
katteyokatta2022
corefighter
corefighterco

コスパ最強アクションカメラ【Insta360 GO 3】レビュー。POVに最適、超小型で帽子にマウント可!家電批評で高評価を得たVlogカメラ

Insta360 GO 3

 

 Insta360様より、ウェアラブルカメラ【Insta360 GO 3】をご提供頂きました。ブログをやってる手前 Vlog機には興味があり数機種使いましたが、どれもピンとこずに手放してきました。しかしこの GO 3、リーズナブルながらアイデアに満ちた一台なんです!

 

 本記事ではこの Insta360 GO 3を紹介。実際に撮った映像も交えながら、どう使うと便利なのか?何がメリットなのか?Insta360ってどういう会社やねん?などについて詳しく説明していきます。

 

 

Insta360について

出典:https://www.insta360.com/jp/

 

 Insta360(読み:インスタサンロクマル)は、アクションカメラ/360度カメラ/180-3Dカメラなどを展開するカメラブランドです。中国広東省の深圳にある Shenzhen Arashi Vision(シンセン・アラシ・ビジョン)が展開しており、2024年現在で200以上の国と地域で販売しています。

 

Shenzhen Arashi Visionは2014年創立のスタートアップでしたが、現在では全天球VRカメラ世界シェア1位、パノラマカメラでは世界シェア4割を占めるほどに急成長しています。

 

出典:家電批評2024年3月号

 

辛口で評判の雑誌 "家電批評" において高評価を獲得するなど、国内でも既に定評を得ています。ヨドバシやビックカメラなど家電量販店でも取り扱いがある、信頼のおけるブランドです。

 

Insta360 GO 3 レビュー

開封

 

 なにはともあれ開封してみましょう、ドン。

 

Insta360 GO 3 パッケージ内容

 

 パッケージ内容 Insta360 GO 3 本体
アクションポッド
USBケーブル (Type-A to C)
マグネットペンダント
ピボットスタンド
イージークリップ
各種マニュアル/保証書
ステッカー

 

なんかメチャ色々入ってます。GO 3に魅力を感じたのは「イージークリップ」と「マグネットペンダント」が画期的だったから!後ほど詳しく紹介します。

 

本体レビュー

Insta360 GO 3 本体。なんて小せえんだ…!

 

 今回ご提供頂いたのはアークティックホワイトの64GB。カラバリは他にミッドナイトブラックをラインナップ。ストレージは32GB、64GB、128GBの3色展開です。

 

 簡単なスペックは以下の通り。

重量 GO 3: 35.5g
アクションポッド: 96.3g
サイズ GO 3: 25.6x54.4x23.2 mm
アクションポッド: 63.5x47.6x29.5mm
ストレージ 32GB、64GB、128GB
バッテリー容量 GO 3: 310mAh
アクションポッド: 1270mAh
連続録画時間 GO 3:45分
GO 3 + アクションポッド:170分
絞り F2.2
動画解像度 動画 2.7K: 2720x1536@24/25/30fps
動画フォーマット MP4
動画モード 動画/FreeFrame動画/タイムラプス
/タイムシフト/スローモーション
/プリ録画/ループ録画
動画コーデック H.264
最大動画ビットレート 80Mbps
ISO感度 100-3200
ホワイトバランス オート, 2000 - 10000K
音声モード 風切り音低減/ステレオ/指向性強調
音声ファイル形式 48 kHz, 24bits, AAC
Bluetooth BLE 5.0
Wi-Fi 5GHz 802.11a/n/ac
ジャイロスコープ 6軸ジャイロスコープ

 

 とにかく驚くべきはその小ささ!写真のように指先でつまめるサイズです。重量は実に35.5g。これで2720x1536の動画が撮れて、バッテリーは45分間持続。とんでもねえです。

 

正面/背面

 

 正面には F2.2のレンズと、マイクホール。下部にある Insta360のロゴはボタンになっていて「GO3ボタン」と呼称されています。最下部にはLEDのインジケーターランプが。背面にはスピーカー、上下にツメで固定するための凹があります。

 

上面/下面

 

 上面にはもう1つマイクホールを装備。下部にはスピーカーホールがあります。マイクホール×2 + スピーカーホール×1 で穴が計3つあるものの本体は防水仕様(IPX8)。GO 3本体単体で 5m防水を誇ります。

 

GO2 からの大きな変更点、アクションポッド!


 Insta360 GO 3は、「3」と付いている通り同シリーズの3作目。大きく変わったのは、アクションポッドの存在です。GO2 のときは充電できる三脚ぐらいの機能でしたが、GO 3ではモニターが付いたことで、スマホが無くとも成果物がリアルタイムに確認できるようになりました。

 

アクションポッド正面/背面

 

 アクションポッドの大きさは 63.5×47.6×29.5mm。ワイヤレスイヤホンのケースより一回り大きいぐらいのサイズ感。GoProの最新現行機サイズが 71.8×50.8×33.6mm なので、一般的なアクションカメラのサイズ感と言っていいでしょう。

 

モニターはフリップモニタータイプ。サイズは2.2インチ、解像度は640x320Pとなっています。撮ったものがリアルタイムに確認できるのは自撮り機として超便利!です。

 

アクションポッド上面/下面
アクションポッド左面/右面

 

 上面にはシャッターボタン。右面に電源ボタンとクイックボタンを配備。左面にはアクションポッドのロックを解除するためのボタンとUSB端子が。GO3本体はアクションポッドからしか充電できない(ワイヤレスイヤホンと似た仕様ですね)ので、充電時はこのUSB端子を使うことになります。

 

合体した状態。この状態でも防水性アリ

 

 ドッキングした状態だと連続撮影時間は170分までアップ。この状態でも防水性があり、IPX4等級の防水性能があります。

 

IPX4は弱めのシャワーや雨程度なら耐えられる程度の防水レベル。豪雨や水上アクティビティー等では GO3本体のみ(IPX8)で使った方が良いでしょう。

 

アクセサリー多数!スタイリング例

 

 GO 3は「いろいろとスタイルを変えて撮影できる」のが魅力。先に紹介した通り、本体以外にも色々なアタッチメントが付属しています。

 

簡易クリップ。帽子にも固定できる

 

 帽子を始めとした「薄いもの」に取り付けることができる簡易クリップ。じつはコレが一番気になってました。帽子のツバに付けられるって、シンプルながら何て画期的で合理的!

 

磁気ペンダント。コレもアイデアアイテム

 

 磁気ペンダントは、GO3本体を取り付けられる磁力を帯びたペンダント。上の写真のようにペンダントを服の内側に言れることで、GO 3だけを外に出しておくことができます。

 

コレによって見た目がミニマルなだけでなく、本体が大きく動いたりすることがなくなる、という正にアイデアアイテム。よく考えるわ…。

 

磁気マウント。三脚などと併用する

 

 あとは磁気マウント。三脚ネジが下部に付いた、いわゆる「雲台」。角度を変える自由度が高く、三脚や自撮り棒を使った撮影に便利なアタッチメントです。

 

自撮り棒のついたトラベルキットがオススメ

ケースと三脚のついたセットがオススメ

 

 今回はトラベルキットをご提供頂いています。基本セットだけでももちろん使えますが、「ケース」と「自撮り棒」はぜひ使っておきたいところ!ケースがあると持ち運びに便利。アクションカメラと自撮り棒はニコイチみたいなところがあるので、撮れるモノの幅が大きく広がります。

 

自撮り棒として+三脚としても使える

 

 自撮り棒は「ミニ見えない自撮り棒」が付属。収納時は162mm、最大まで伸ばして420mmというコンパクトな自撮り棒です。しかも上の写真のように三脚にもなる 2in1仕様。普通にメチャ便利なので基本セットに付けて欲しいですね。

 

セットアップ

アクティベーションにはアプリが必須

 

 Insta360 GO 3のアクティベーションにはアプリが必要です。というわけで、iOSかAndroidに対応した端末が必須、ということになります。最近こういうガジェット増えてきましたね。

 

 アクティベーションの手順自体に難しいことはなく、10~20分ほどで有効可が終わります。途中で Insta360アカウントを作る必要があり、メールアドレスを求められるので予め準備しておきましょう。アクティベーションが終わったら、さっそく使っていきます。

 

使用感レビュー

一番楽しみにしていたクリップを使う!

 

 これがやりたくて提供して頂いたと言っても過言ではない、イージークリップを使った撮影を行ってみました。

 

 街中で使用しましたが、カメラはファッションに馴染んでいて、行き交う方から GO 3を凝視される…なんてことはありませんでした。完全ハンズフリーですし撮影のスタイルとしては超カジュアルです。

 

動画の切り出し。うーん美麗

こちらも切り出し。細部までキレイに再現されてる

 

 どちらも2720x1536(2.7K)にて撮影。まるでトイカメラのようなサイズ感なので画質には期待していませんでしたが、上写真のようにかなり美麗。最新のアクションカメラは4Kが主流ではあるものの、POV(Point of View)撮影では十分な画質です。手振れ補正はかなり優秀で、帽子のツバ先という不安定な場所でもブレを最小限に留めてくれています。

 

撮れた動画は、まさに私が見ている風景そのもの。臨場感が凄い。帽子の先にカメラが取り付けられる仕様は、日常を切り取るのに最適なアイデアと感じました。

 

(GIFでは分りませんが)意外だったのが、録音品質が思った以上に良かったこと。カメラが2つ積まれているからなのか、撮影時の環境音が臨場感豊かに録れているように感じました。撮影時に別でマイクを用意する必要がない点も、コンパクトさ/軽快さが際立ててくれますね。

 

アクションポッドで確認できるのが便利

 

 GO2ではスマホで確認するしかなかった映像が、アクションポッドではリアルタイムに確認できるのがメチャ便利でした。コレ使った後に先代機には戻れないと思います。GO2からの進化の目玉は、このアクションポッドと言って良いでしょう。

 

 2.2インチの液晶ながら画質は良好、撮影状況を確認するには十分な画質です。タッチ感度も良好でUIも触りやすく調整されています。

 

映像を確認しながら撮影、録画の開始/終了、設定の変更など全てアクションポッドから可能。スマホアプリからも勿論可能ですが、「スマホを使わなくても撮影できる」のも大きなメリットと感じました。

 

画角
左/ULTRA 右/ACTION
左/LINEAR 右/NARROW


 画角は4タイプから選択できます。超広角な「ULTRA」、アクティビティに適した「ACTION」、見た目に近く歪みを抑えた「LINEAR」、最も挟角な「NARROW」の4種。撮るシチュエーションによって画角を素早く切り替えることができます。

 

色々な撮影方法を試す

お次はペンダント撮影

 

 以下はペンダントによる撮影。

 

クリップと似たものが撮れるが、視点の高さが変わる

 

 視点的にはゲームのFPSのような映像が撮れます。手の動きが入るのが面白いですね。帽子に比べて、アクティビティにはペンダント撮影の方が向いていると感じました。

 

クリップの映像と比べると結構ブレる印象でした。撮影時に大き目のTシャツを着てたことも影響してるかも知れません。後でアプリによる補正も可能ですが、撮影時には服装にも少し注意が要りそうです。

 

帽子のツバと同じく両手が空いた状態になるので、撮影方法としてはやはりお手軽でカジュアル。身軽すぎて撮影していることを忘れるほどでした。

 

自撮り棒も使ってみよう

 

 今度は自撮り棒による撮影。

 

自撮り棒でも、撮りながら確認できて便利

 

 恥ずかしながら自撮り棒って初めて使ったんですが、「えっ凄いやん…」と思いました。誰かに撮影してもらったかのような映像が撮れます。ウェアラブル撮影より全然ブレないしクオリティ高い。

 

 アクションポッドと切り離して使って、リアルタイムの映像を見ながら使う(画像左上)のがやはり便利。ちゃんと画角に入っているか確認しながら撮影できてミスが少なくなります。

 

初体験なのでクリップやペンダントに比べると慣れが必要に感じましたが、撮れるモノの精度はより高い印象でした。撮影手段として俄然アリ。簡易的なドローン代わりとして活躍します。

 

スタンドを使って車載撮影


 ピボットスタンドを使った撮影。底面が粘着テープになった台座に取り付ければ、車載による撮影もカンタンに行えます。

 

車載カメラならではの映像

 

 様々なアタッチメントで撮り方いろいろ。小型であることをフルに活かした撮影が可能になっています。

 

やはりイチオシは帽子のツバ(クリップ撮影)とペンダント!カメラが小型であることも相まって、撮っているのを忘れる使い心地。POV撮影やVLOG撮影に重宝します。色々撮りたくなりますね。

 

まとめ:アイデア次第で撮り方色々!

周辺機器で撮り方が広がるアクションカメラ

 

 防水機能やスマホとの連携、2.7Kによる高画質な撮影など、基本的な機能はもちろんカバー。その上で「本体」と「アクションポッド」を分離しているのが Insta 360 GO3の大きな特徴。紹介した他にも三脚を使った撮影や、ウェブカメラとしての利用など、とにかく用途が多い!

 

シチュエーションにマッチした撮影方法にサッと切り替えられるのはもちろん、アイデア次第で色々な撮り方ができる楽しいアクションカメラです。

 


購入は Insta360 の公式ストアがオススメ。
Amazonにも Insta360 の公式ショップが展開されていますが、公式ストアの方が安いです。今なら無料でケースがついてきます。公式ストアは ↓コチラから

 

 

 今回はこれにて。最後までお読みいただき有難うございました。

 

あわせて読みたい