スクリーンバー(モニターの上にひっかけるライト)を使っています。在宅勤務開始にあわせて購入した BenQ ScreenBar Plusを愛用していましたが、愛が届いたのか BenQ様より ScreenBar haloをご提供頂きました!ずっと使ってみたいと思っていたので、こんな有難いことはねえですよ。
というわけで本記事では BenQ ScreenBar haloを開封&レビューしつつ、セットアップの方法や使い方、先代機である Plusと比較して何が変わったのか?などについて紹介していきます。
BenQ ScreenBar Halo レビュー
開封
さっそく開封してみます。ドン。
同梱物からも判る通り、最近増えてきている曲面ディスプレイにも対応しています。(私は平面派なので、ここらへんのパーツの説明については割愛します)
本体レビュー
本体を見て行きます。本体カラーはメタルグレーで、カラーバリエーションはありません。先代機である Plus と比較して、若干色が本体カラーは濃くなりました。
ライト部とクリップ、そしてケーブルは一体型。Plusはライト/クリップ/ケーブルが別々となっていて組み立てる必要がありましたが、その工程は無くなりました。
本体のライト、LED部分。BenQの独自開発したLED技術で、光がユーザーの目に入らないように光学設計されているとのこと。「目の疲れを軽減させる効果がある」とされる、ScreenBarの大きなウリの一つです。ここらへんは先代機と変わらないアイデンティティーですね。
haloで追加された機能の1つ、バックライトはクリップのお尻(?)部分にあります。モニターにひっかけると見えなくなる部分なので、正面から見たときのミニマルな印象は崩しません。後ほど詳しく紹介します。
こちらは haloの象徴ともいえる、無線リモコン。Plusでは有線による接続だったので明確に進化しているポイントです。インターフェースにはタッチ式スイッチが採用されおり、ダイヤルはリモコンの周囲を回すようにデザインされています。これまた後ほど詳しく見て行きます。
他機種との比較
BenQ は3種類のスクリーンバーをラインナップしています。エントリーモデルである「ScreenBar」、有線リモコンが付いた「ScreenBar Plus」、そして今回紹介している「ScreenBar halo」です。各機種の特徴を以下にザックリ表にしてみます。
ライトの色温度や演色性(色を正確に再現できるかを示す指標。100が最高値)、自動調光機能など、照明としての機能は3機種で違いはありません。照明として使えればOK!という場合には無印ScreenBarのコスパが高いと言えるでしょう。
HaloとPlusのアドバンテージは、手元で操作できるリモコン。手元でON/OFFだけでなく、調光や色温度の設定ができるのは想像以上に便利。Haloは無線になったことで、デスクでの配置の幅が大きく広がりました。
間接照明が追加されたこともHaloの特徴なのは前述の通り。地味な変更ですが、無印やPlusと比較して幅が5cm広くなり、照らす範囲が広がっています。
セットアップ
セットアップと言っても、主な作業は配線。ScreenBarはオシャレなアイテムですが、配線がゴチャ付くと途端にダサいです。
おススメは、モニターアームに沿って配線すること。HDMIケーブルやモニターの電源ケーブル等と共にモニター背面まで持って来ればかなりスッキリしますし、モニターアームの可動域を狭めることなく、ScreenBarを追従させることができます。便利。
ケーブルタイプはUSBなので、ディスプレイのUSBポートから給電する手もあります。リモコンの配線が不要になったので、そちらの方が配線が簡単かも。
Plusのときはリモコンが有線だったので、キレイに配線するのにやや難儀しました。しかし haloはご覧のように、難なくスッキリ!リモコンの利便性はそのままに、デスクをミニマルに見せやすくなりました。美しい配線って心が洗われます…。
リモコンは単四電池を3本使用します。有線のときは電池不要だったので、Haloにおける唯一のデメリットと言っていいかもしれません。
配線&電池のセットが終わればセットアップは完了!リモコンと本体のペアリングなどは不要で、すぐに使えます。さっそく使ってみましょう!
使用感レビュー
点灯は、もちろん無線リモコンから。リモコンの中心部が電源ボタンになっています。タッチしてスイッチオン!
んむ!オシャレ!Plusを愛用していた私ですが、やっぱり相変わらずスタイリングが良い。よりデスク周りが演出してくれる感じ。デスクがハイライトされることで、グッと見た目が引き締まります。
愛用しているモニターはDELL S2721Q-R、コスパが良い4K IPSモニターです。ベゼルは狭めですが、クリップはモニター部に干渉せずに使えています。よほど狭くない限りは大丈夫でしょう。
ScreenBarには先述の通り、疲れ目を抑制する効果があると謳われており、Plusを使っているときから効果を実感していました。
加えてhaloのウリであるバックライトを使えば、上の写真のようにモニターの背後が明るくなります。疲れ目は「モニターとモニター外の明度の差」が大きいほど顕著になると言われています。モニターの背面が明るくなると明度の差が埋まって、さらに疲れ目になりにくくなる効果が期待できます。
いままで別の背面ライトを使用していましたが、haloの導入で不要に。モニターライトと背面照明の 2in1 でデスク周りスッキリ。シンプルにコスパも良いです。
フロントライト、バックライトは独立してON/OFFすることができ、上の写真のようにかなり雰囲気が変わります。昼間にはフロントライトのみ、夜間はフロントライトとバックライトを両点灯。動画をじっくり試聴するときにはバックライトのみにするなど、シーンによって使い分けができます。
こちらは色温度を暖色MAXにしたところ。こちらもかなり雰囲気が変わります。MAXにするとかなり赤っぽい印象なので、中間ぐらいの設定が使いやすかったです。
Plusのときはほぼ使わなかった機能なんですが、haloはバックライトの追加もあって、かなり雰囲気が出るように。良く使う機能に格上げされました!深夜の作業などには最適です。
無線リモコンはケーブルレスってだけでめちゃ快適です。配線はラクだしゴチャつかないし、置き場所を選びません。最高。
Plusは押しボタンタイプだったことも含めてクリッキーな操作感でしたが、haloは滑らかな操作感になっています。周囲のダイヤルは小さめの抵抗で、重厚感がある回し心地。光量や色温度はLEDインジケーターで表示されるようになりました。
便利だったのが「お気に入りモード」。こちらもPlusには無かった機能です。自分のお気に入りの設定を保存しておくことができ、ワンタッチで保存した状態に戻せる機能です。色温度や光量、自動調光のON/OFFに加えてフロントライト/バックライトの独立したON/OFFなど設定項目が多くなったので、お気に入りの状態にすぐ戻せるのは思った以上に便利でした。
私は「寒色MAX、フロントライト/バックライト両方ON、自動調光OFF」をお気に入りに登録しています。コレが一番作業が捗ります!
まとめ
先代機である Plusから順当な進化を遂げた ScreenBar halo。リモコンが無線になって、ライトの幅が5cm広くなり、そしてバックライトが追加されました。あまりフォーカスされませんが、「お気に入りモード」の搭載も見逃せません。
中でもバックライトの存在が大きく感じます。もう Plusには戻れない感じ…。これから購入を考えている方は、価格差を考えても haloを検討するのがオススメです。
BenQの公式オンラインストアからも購入できるほか、Amazonと楽天にもBenQ公式ストアがあります。Amazonや楽天の方がポイントが付くので、よりお安く買いたい方にはそちらがオススメです。
今回はこれにて。最後までお読みいただき、ありがとうございました。