2021年2月追記:新機種のレビューなどリンクを修正しました!
クリニックに歯のメンテナンスに行くたび、歯磨きの不備について指摘されていました。歯間に食べカス(歯垢)が溜まり歯茎がプックリ腫れている、と言われるのが常でした。
こりゃいかんという訳で購入したのがコチラ、パナソニックの口腔洗浄機、EW-DJ10です。フロスを使うのが面倒なら、ジェットウォッシャーを使えばいいじゃない。
「口腔洗浄機」とは
細長いノズルの先から勢いよく水流を発射し、歯と歯のスキマや歯垢ポケットの中の汚れを除去する商品のことを指します。ウォーターピックなどとも呼ばれますね。
パナソニックが開発している口腔洗浄機は「ジェットウォッシャー」というブランド名で展開されています。
いわゆる「糸ようじ(デンタルフロス)」や「歯間ブラシ」では取り切れない歯垢ポケットの汚れまで除去できます。糸ようじに比べるとランニングコストが安いことも利点ですね。
EW-DJ10を選んだ理由
EW-DJ10はジェットウォッシャーの商品群の中でも最も安価なエントリーモデルです。搭載している機能も少なく、「超音波洗浄」と呼ばれる効果の高い洗浄機能もありません。
もっと高機能なものも候補にあがりましいたが、効果のほども不明なので使い続けるか自信がありませんでした。口腔洗浄機を購入したユーザが「面倒で使用を中断した」とレビューなどで書いているのも目にしていたので、自分も使い続けられるか自信がありませんでした。
電池で動くなら持ち運びできます。お財布にも優しいですし、やっぱめんどいから使うのやめよ…と思ったときのダメージが少ないよう、という理由でエントリーモデルを選びました。
実際使った感想
水流がなんぼのもんじゃいと思って使ってびっくり、歯茎から血がドバドバ…初回は驚くほど出血して引きました。コレは大丈夫なのか…と思いつつ3日も使えば、血が出なくなって歯茎が引き締まってきたではありませんか。
こんなに効果がすぐに感じられる体験は久しぶりです。使い始めのときは洗浄後の吐き出す水から嫌なニオイがすることも珍しくなく、洗浄の効果は強く実感できます。歯間に何か具体的なモノが挟まってなくても、汚れているんだなと実感しました。
廉価版なので水流が弱いのではと心配していましたが、私には充分に感じられました。使用後は口内がスカッとして、使わないと気持ち悪いと思うようになったぐらいです。コンパクトに収納できるので、出張や帰省などでも持ち運ぶようになりました。
とは言え欠点がない訳ではなく、タンクが小さい、乾電池の交換が面倒、タンクの取り外しが妙に硬いなど細かい不満はいくつかあります。しかしコンパクトさと取り回しの簡便さ、そして安いというメリットが、私の場合は不満を上回りました。そして何より慣れます。
慣れないうちは付近が水浸しになるほど水流が強いので、最初はお風呂などで試すことをお勧めします。2~3回も使えば慣れて、洗面所を汚さずに使用できるでしょう。
実は…期待の新型がもうすぐ出ます
ここまでEW-DJ10を推しといてアレですが、私が待望していた機能が入った新型機が6月に発売予定です。
発売しました!購入したので以下でレビューしています。
現在はさらなる新型、EW-DJ53が発売されています。
EW-DJ52という機種で、充電/防水機能を兼ね備えたコードレス機種になります。EW-DJ51という機種が現役の充電/防水タイプで、それも購入の候補として挙がっていたのですが、機能が中途半端で敬遠していました。
しかし新型機は違います。EW-DJ51と比較したEW-DJ52の特徴は以下。
- 「歯の表面の汚れ除去」機能が追加
- 「超音波水流」機能が追加
- タンク容量が130ml→200mlにアップ
- 水圧が2段階→5段階にアップ
- デザインがシュッとした
やっべ!いいとこしかねえじゃん!
発売日はもうすぐ、2019年6月1日です!私は発売日に購入予定です。しばらく使用してみて、おススメできそうでしたら紹介します。
最後に
ジェットウォッシャーを使い始めてから、歯科クリニックの定期健診で叱られることはなくなりました。嬉しい限りです。もっと早く使えばよかった、と思わなくもないですが、10代20代のころの自分を思い返せば、やはり面倒だと思いそうな気がします。
いっそのこと、口に突っ込むと10秒ぐらいでキレイにしてくれる全自動歯磨き機みたいなものが商品化されたらいいんですけどね。親も子どもの歯磨きがラクチンになって、とってもハッピー。…むりかなあ。
それでは今回はこの辺で。お読みいただきありがとうございました。