通勤には自転車を利用しています。
もともとは電車通勤でしたが、人ごみがイヤで自転車に切り替えました。どうせなら気に入るものを…とリサーチに熱が入り、購入に至ったのが BROMPTON M3L です。
BROMPTONとは?
知っている方も多いとは思いますが、念のため。
BROMPTONは企画から設計/製造まで自社で行っているイギリス生まれの自転車メーカーです。社名を冠しているこの自転車は1980年代初頭から販売されている折り畳み自転車で、とても素早くコンパクトに折りたためる ことが特徴です。
そのコンパクトさ、折りたたみ自転車とは思えない乗り心地、見た目の良さ、カスタム性の高さなどから人気を博している自転車。それがブロンプトンです。
BROMPTONの良いところ
もうなんといっても折りたたんだ時のコンパクトさ。これが一番です。
折りたたみ自転車って(面倒で)折りたたまれない、ということをよく耳にしますが、ブロンプトンはそんなことないです。折りたたみ・展開どちらもスピーディで簡単。それがブロンプトンの真骨頂。
自転車を風雨にさらしたり、盗まれたり、イタズラされるのがイヤなので高価な自転車を屋外に置きたくなかった。しかしブロンプトンなら安心。折りたたんで部屋に持って入ればいいのですから。
私は今でも毎日、折りたたんで室内まで持ち入っています。折りたたんだときのサイズはだいたい60×60×30cm程度ですから、玄関のワキにおいておけます。
車に積んで出先でサイクリングしたり、雨が降ってきたら電車やタクシーに積んで…ということもできます。駐輪スペースのないお店に折りたたんで持って入ることも可能です。
折りたたみにかかる時間は、ゆっくりやって15秒。最初こそ慎重にやっていたので2分ぐらいかかった気がしますが、今では10秒ぐらいだと思います。
携帯性の割には、乗り心地もそれなりを担保しているのがブロンプトンの凄いところ。そりゃあ電動ママチャリだったり大経クロスバイクのような走行性能は望むべくもありませんが、 いわゆるミニベロの中では最高級クラスの走行性能だと思います。サスペンションも備えていて、長時間乗っても疲れにくい工夫がされています。
あとはなんといってもその外観。流線型でオシャレでありつつも、クラシックな面持ち。どこか可愛らしく、飽きのこないデザイン。カラーバリエーションも豊富なので、非常に悩まされます。どのカラーも素敵です。
私は古くからある伝統的なカラーにしたかったので、グリーンにしました。
↓こんなの、悩んじゃいますよね!
私のカスタム
ブロンプトンの大きな魅力の一つは、カスタム性の高さにもあります。
ブロンプトンに限らず、自転車には数多くのカスタムパーツが存在します。そのうえ、ブロンプトン専用のものまであったりするので、沼は深いです。軽自動車が買えてしまうぐらいの値段をかけている人はザラにいます。
そんな方々の足元にも及びませんが、私のお気に入りカスタムパーツ、周辺グッズを紹介します。
BROOKS CAMBIUM C17 All Weather
BROOKSのサドルに憧れていたので、即購入。…したものがダメになったので、新たに購入した二代目です。
BROOKSといえばレザー製のサドルなのですが、メンテを怠っていたためダメになった教訓を活かし、メンテフリーのCAMBIUM C17をチョイス。防水処理を施した、オーガニックコットンキャンバス製なんです。
BROOKSのサドルは結構細くて臀部が痛くなるものも多いのですが、C17は大丈夫。しっかりめにお尻をサポートしてくれます。それでいてタフ、オシャレ!最高です。
BROMPTON 泥除け ブラック
単なる黒い泥除けです。特別な機能はありません。でもコレ、リリースされたばかりのときは全然手に入らなったんですよ。人気で。
今は購入時から泥除けがブラックになってるモデルがあったりしますが、私が購入したときはシルバー一択でした。だからコレが出たときは飛びつきました。
結果、締まった見た目になって大満足。とってもカッコいい。今でも気に入ってるカスタムです。
RINDOW BIKES リンドウバイク Bullet Lighting
その名の通り、弾丸のような形状をしたライトです。
小型で、こう見えてMicro USBでの充電式ライト。ライトは40ルーメンなので真っ暗な道などはキビシいですが、街中であれば必要十分。
機能性は正直「普通」の域を出ないですが、とにかくブロンプトンにピッタリ。どことなくクラシックな外見も相性良いです。
THEODORE CYCLE GRIP
イタリア産カウハイドレザーを使用したグリップです。
ほんとはもっと有名ブランドのグリップにしようと思ってたのですが、私は手が大きいので、手のひらが安定している形状のものが欲しかった。それゆえにこのグリップに落ち着いています。
しかし結果的にとても満足。長時間握っていても疲れません。全然知らねえブランドだなーと思いつつ買いましたが、どうもすみません、いい製品ですよ作った人!ありがとう!
TERN kinetix ハンドルバー
ちょっと詳しい方は写真と紹介文章を見て「あれ?」と思うかもしれません。
そう、私M字ハンドルモデルを買っておきながら、ストレートハンドルに交換しているんです。ストレートハンドルタイプには2速か6速しかなくて、3速がいい!という理由で購入と同時にカスタムしました。
SCHWALB マラソン クリンチャータイヤ
これはカスタムとは言い難いかもしれませんが、愛用のタイヤです。
溝のないタイプを履いてたときもあるのですが、雨の日がとにかく怖かった。そしてミニベロなのでタイヤの減りが早い早い。早々に断念してスタミナタイプに切り替えました。
若干重いものの気にならない範囲ですし、走行が安定します。ランニングコストも安いです。もう多分コレしか履かないんじゃないかな。まじで。
ブロンプトンと私
もっといろんな一気にガツンと全てを変えたくなる衝動をグッと我慢して、少しずつ少しずつ手を入れている私の愛車。今後も購入に至ったものがあれば紹介したいと思います。
ホントはね、キャリアをつけてるのがブロンプトンのあるべき姿なんですが、無いほうがカッケエな~、っていう理由だけで外してたりします。でもいいの、気に入ってるから。
高価なので思い切りが必要な買い物ですが、長く一緒に居られる相棒として、着せ替えがいくらでも可能なカワイイ友達として、あなたの傍にもいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。