様々なコスメが店頭に並ぶ今日この頃。メンズの化粧品も台頭してきて、「もうどれを選べばいいかわからない」という方も多いはず。
そんな貴方におススメする逸品…それがサンタマリアノヴェッラのコスメティクスです。
サンタマリアノヴェッラとは
引用:https://buy.smnovella.jp/about/ サンタマリアノヴェッラ公式HPより、本店のサロン「緑の間」
イタリア、フィレンツェ生まれの「世界最古の薬局の一つ」と呼ばれる、由緒あるメーカーです。その名の通り、現在でもサンタマリアノヴェッラ広場のすぐ近くで営業しています。
活動の歴史は1221年~、薬局としての歴史は1612年~と相当の老舗。「600年もの間営業してきた薬局が作るコスメ」というだけで、なんとなく効きそうではありませんか?
日本でも主要都市には正規店があるので、プレゼントなどにも最適です。
名作映画「羊たちの沈黙」で、レクター博士がクラリスに送った手紙につけた香水…これが犯人の手がかりになる香りだった訳ですが、この香水がサンタマリアノヴェッラ。この例に限らず、ハンニバルシリーズに登場することでも有名な薬局です。
メンズにおススメの三種
私が愛用するのは以下の3つです。
すなわち「フェイストニック」 「ノンアルコールエマルジョン」 「ネージュ クリーム」です。
フェイストニック
サンタマリアノヴェッラの基礎化粧品の中では「ローズウォーター」と人気を二分する定番商品、それが「フェイストニック」です。
スッと浸透するサッパリとした使用感ながら、ほどよいシットリ感とハリ感が出ます。コットンにしみ込ませてふき取り化粧水的に使っても気持ちがいい。特に朝の洗顔後にピッタリの使用感です。
使い勝手もさることながら、特筆すべきはその香り。まるでお花畑のような、それでいてちょっとフルーティな、それはそれは良い香りが漂います。顔から。
やはり女性は香りに敏感で、これをつけた直後は妻から、職場の女性からクンクン嗅がれ「死ぬほどいい香りするんですけど…!」と言われたりします。友人からは「花畑に顔突っ込んだような香り」と称されました。男は粗暴です。
価格は6600円程度と安くはないですが、250ccと大容量なのでコスパは高いです。季節を問わず使えて、使い心地もよく、なおかつ香りがすごくいい。さすがサンタマリアノヴェッラ一番の売れ筋です(店員さん談)。
アルコール、パラベンフリーなのもお肌にうれしいですね。
ノンアルコールエマルジョン
サンタマリアノヴェッラのラインナップでは珍しい、メンズ向けの商品です。
いわゆる「アフターシェーブローション」の位置づけになるのが、このノンアルコールエマルジョンです。
乳液タイプでよく伸び、髭剃り後の肌にスッとしみ込んでくれます。私は肌がやや弱めで、カミソリ負けしたり少し出血したりすることがあるのですが、そういうヒリついた肌を鎮める効果を実感しています。血が止まるのも早く感じます。
香りはフェイストニックに比べると、付けたてのときには少しクセがあります。しかししばらくするとアラ不思議、ジェントルメンな香りにかわります。フェイストニックとの相性も抜群で、まるで香水の重ね付けをしているような感覚。
ヒゲソリの義務感漂う「作業」が、「気持ちいいルーティーン」に変わる感じ。そういうチカラが、サンタマリアノヴェッラの香りにはあります。
こちらもアルコール、パラベンフリー。
ネージュ クリーム
サンタマリアノヴェッラのラインナップでも「クリーム」に位置する商品はたくさんありますが、メンズにはこの「ネージュクリーム」がおススメです。
ちょっと潤いが足りないな…という日にナイトクリームとして使ったり、寒い日の乾燥防止としてだったり、用途が広いです。
保護成分であるミツロウを配合しているので、顔がむくんでいるときにマッサージクリームとしても使ったりしています。
ネックとしては、お値段が高い…!50mlで1万円ほどします。良いクリームって高いですよね…
おわりに
各社から魅力的な商品が出ているメンズ基礎化粧品ですが、結局サンタマリアノヴェッラに帰ってきてしまいます。600年愛されているコスメティックはダテではありません。
私も三十台になって、ケミカルが入ってないものに興味が出たから…というのもあると思います。そういう気になる物質が入っておらず、使い勝手がよく、香りがよいから、日常遣いしていて気持ちがいい。それがサンタマリアノヴェッラのコスメです。
ちょっとオジサンになって、肌質が変わってしまった…とか。今まで使ってたコスメが合わなくなった、とかいう実感がある方は、ぜひ一度お試しあれ。
今日はこれにて。最後までお読みいただきありがとうございました。