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タフな高級LEDランタン【CLAYMORE ultra 3.0】レビュー。カメラ照明にもおすすめ!ルメーナーと比較もしてみた【Prism クレイモア】

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CLAYMORE。名前からもうカッコイイ

 

 ランタンにはルメーナーを使っていましたが、気になるアイテムを見つけてしまったので勢いで買い足してしまいました。

 

 その名も CLAYMORE(クレイモア)。LUMENAを超える光量を持つランタンです。CLAYMOREの開封レビューと、実際使ってみた長所・短所について解説していきます。どうぞ最後までお付き合いください。

 

プリズム社について

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出典:http://eng.prismlight.co.kr/

 

 CLAYMOREは韓国の企業、Prism社から展開されています。LED照明器具を主に製造している企業で、LEDコンシューマー製品において韓国最大の生産拠点を持つ超大手です。

 

 ETL、CE、ISO、BSMI、PSEなどの各種国際規格にも準拠、バッテリーはSUMSUNG製です。安全面でも抜かりのない企業なので、安心して製品を使うことができそうです。

 

LUMENAが日本で流行する前から、CLAYMOREは本国で展開されていて人気を誇っていました。その実力やいかに、といった所ですね!

 

レビュー

開封レビュー

 

 CLAYMOREにはいくつかサイズ展開があるのですが、私が購入したのは中間サイズであるMサイズです。一番標準的なサイズ、といって誤解は無いかと思います。

 

 さっそく開封します。ドン。

 

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中身。ポーチがある辺りがルメーナーとの類似点

 

 CLAYMORE ultra 3.0内容物 ・CLAYMORE ultra 3.0本体
・専用ポーチ
・USBケーブル (Type A-C)
・フック
・取扱説明書

 

引っ掛けるためのフックや、妙にクオリティが高いポーチが付属するのがLUMENAとの類似点。オシャレランタンのテンプレートとも言える構成です。

 

本体レビュー

 

 本体を舐めるように見ていきます。

 

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手に持つとこれぐらいのサイズ感

 

 ランタンにしては変わった形状です。金属製のフレームが本体を取り囲むように、少しはみ出して配置されています。本体は金属製で、フレームの雰囲気も相まってタフな印象があります。表面はシボ加工が施された高級感のある仕上がり。武骨ながらもオシャレなデザインです。

 

こういうコストがかかる仕上げ方こそ「高級LEDランタンならでは」という感じがします。所有欲が満たされますね。

 

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背面にロゴ。金属ボディで頑丈そう

 

 各種ボタンは全て片側に寄せられています。

 

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ボタン配置。とても押しやすい設計

 

 左から、電源/光量アップ/光量ダウン/運転切り替え、となっています。ボタンはゴムのような質感で、押すとクリック感があるので安心感があります。電源ボタンの周りが囲われているので、手探りでも判別することができて便利です。

 

ランタンを点ける際、周囲は真っ暗!という事もあり得ます。感触で電源と分かるデザインは結構重要なのです。

 

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バッテリー残量表示。LEDが赤なのは意外と珍しい

 

 本体の真横、ボタンのすぐ脇にはLEDが。バッテリー残量はここからチェックすることになります。最大で4段階表示。

 

 ボタンの逆側には端子が集められています。生活防水仕様(IP44)なので、ゴムキャップで保護されています。

 

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端子にはゴムキャップ。カメラネジも用意されてる

 

 充電用のUSB-C、出力用のUSB-Aが1ポートずつ配置されています。用途が決まっているので、USB-Cからの出力などはできません。

 

 すごく良いな、と思ったのはカメラネジを装備しているところ。三脚などに装着することができるので、照明としての用途の幅が広がります。キャンプ用としてだけでなく、屋外の作業用や、リモートワーク時のフェイスライトとしても活躍しそうです。

 

三脚に装着すれば高さが出ますし、角度も自由に変えられて使いやすさが跳ね上がります。設置場所に困らないのも利点ですね。

 

使用感レビュー

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スタンドを立てた状態の使用スタイル

 

 CLAYMOREの特徴の一つは、この個性的なフレームにあります。これの角度を変えると、フレームがスタンドになって安定します。

 

 手に持つときも熱くなることがあるので、本体でなくこのフレームを持つように、との指示がありました。そこまで熱くなるの…?というのはさておき、取っ手があるのは単純に便利。手持ちライトとして使う時にも安定します。

 

私の使用範囲では、それほど熱くならず。とはいえ長時間の動作後は、本体が熱くなっていないか確認した方が良さそうです。

 

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フレームにより手に持ったりフックで吊るしたりが可能

 

 このフレームにフックを引っ掛ければ、ロープやテントに吊るしたりできるようになるという訳です。ここらへんの仕様もLUMENAと似てますね。

 

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点灯したところ。明るいというより、眩しい。

 

 点灯させると、やはり前評判通り明るい。最大光量にすると、もう眩しいです。眩しすぎてスイッチが見えなくなります(本当です)。

 

 先に「電源スイッチの形状が工夫されてる」と書いたのは経験談です。屋外で使うと、眩しすぎてボタンの表示を視認できません。手探りで消すときに、あの形状が非常に有難い。

 

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ターボ状態。2700lmという驚異の数値

 

 切り替えボタンにて温色・寒色・ターボモードを切り替えられます。ターボモードは、温色LEDと寒色LEDの全てが光るモードです。もう眩しいとしか言いようがありません。

 

 2700ルーメンと公表されていますが、光束の値としてはかなり凄い数字。もはやシーリングライトぐらいの光束です。室内で使っても全体を照らせるレベル。防災用品として備蓄すれば、広いリビングでもしっかりと照らしてくれるでしょう。

 

光度や照度は公示されていませんが「ランタンとしてはトップクラスに明るい」と言って間違いないです。

 

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出典:https://www.claymore.jp/detail01

 

 防災道具として、というのはPrism社もプッシュした使い方。頑丈でバッテリーは長持ち。そしてスマホと接続することで、緊急のモバイルバッテリーとしても活躍する、ともなれば、当たり前といえば当たり前ですね。

 

 バッテリー容量はMサイズで11,600 mAh。スマホを2~3回フル充電できるほどの容量です。クレイモアをバッテリーとして使うつもりはありませんが、緊急時は何が不足するか分かりません。防災道具としては心強い機能でしょう。

 

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イチオシ機能。これでブツ撮りが捗る

 

 手持ちの三脚、Manfrottoに装着しました。思った通り、かなり便利。投光器のように使えるので、屋外での作業などでの使用に最適です。

 

我が家では物撮り用照明として活躍しています。適当なディフューザーを使えば、立派に照明として機能するほど明るいです。

LUMENA と CLAYMORE 比較

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左:CLAYMORE 右:LUMENA7

 

 ここで、LUMENAとCLAYMOREを比べてみます。比較にあたって大きさが異なるのはご愛敬。CLAYMOREのサイズがSだと同等サイズになります。

 

 重さはCLAYMOREのSサイズが275g、LUMENA 7が220g。頑丈さに関しては、非防水であるLUMENA 7に対し、生活防水であるCLAYMOREに軍配です。

 

一言で言えば、CLAYMOREの方が重い代わりに頑丈。一方で「LUMENA2」は防水・防塵なので、さらなるタフさを求めるならそちらもご検討のほど。

 

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眩しいほど明るいのは同じ。CLAYMOREの方が密度が高い

 

 明るさに関しては、正直「どちらも眩しいほど明るい」です。キャンプで使ったり、停電時に明かりとして使う分にはどちらも十分すぎるほどでしょう。

 

LEDの密度感が異なっています。CLAYMOREの方が自然な照らし方に感じます。カメラ撮影時の照明としてならCLAYMOREの方が優秀でしょう。

 

 バッテリー持続時間は、公称時間で言えば総じてLUMENA 7の方が優秀。CLAYMOREのSサイズは50時間、Mサイズで80時間です。対してLUMENA 7は100時間。ロングライフを求めるならLUMENAに分があります。

 

おわりに

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オシャレでタフなランタン、CLAYMORE

 

 私はアウトドアで使用するほか、被災時の緊急用照明としても使うつもりなので、頑丈でロングライフなものを選択しました。多少高価なのには目を瞑りましたが、もう少し安かったら更に良いんですけどね…

 

 LUMENAもCLAYMOREもどちらもおすすめですが、私はCLAYMOREを推し。防水機能と、カメラネジが決め手。そしてCLAYMOREのほうがリーズナブルです。

 

LEDランタン選びの参考になったら幸いです。ぜひオシャレなランタン・ライフを!

 

 本日はこれにて。最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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