筆者はゲーム作りを仕事にしています。世界中のユーザーがプレイするゲームですから、在宅勤務とはいえ気が抜けません。特に仕事道具には人一倍コダワリを持っています。
在宅勤務が定着して、使っているアイテムも固定化が進んできました。私が使っているデスク周りのアイテムを紹介しつつ、収納や配線をどうしているか?などについても解説していきます。
デスクツアー
デスク紹介
さっそくデスクを紹介します。ドン。
かなりミニマルな印象、になっているのではないでしょうか。
デスク周辺の目に見える場所に、モノをたくさん置きたくない性格です。とはいえ収納しすぎると機能性が落ちます。収納面を工夫し、機能性を落とさずスッキリした見た目を維持できるようにしています。
「机を置く」のがまずイヤだったので、机は新築時に作り付けに。脚もなく掃除もラクチン、見た目もかなりスッキリします。
チェア
自宅ではKnoll社の「ポロックチェア」を使っています。ミッドセンチュリーを代表するチェアの一つで、ヴィンテージ家具にあたります。
最初はOAチェアを使っていましたが、どうしても「男の一人暮らし」という印象になりがちでした。ポロックチェアは大手企業の会議室などにも採用されており、仕事にも趣味にもスキのないデザイン。座っていて気持ちがアガるチェアです。
座り心地も一級品。一日12時間は座っていますが、腰は至って快調。高価なのがタマにキズですが、中古市場にまとまって流れることもしばしば。気になる方は探してみてはいかがでしょうか。
PCとモニター
デスクのメインとも言える、PCとディスプレイです。
モニターには DELL の S2721Q-R を採用。リーズナブルでありながら品質の高い4Kモニターです。ノートPCとのデュアルディスプレイにする都合上、サイズは大きすぎない27インチを選択しました。
高画質化が著しいクリエイトの現場では4Kのモニターはもはや必須。仕事だけでなく、応答速度が速いのでゲームや動画視聴も得意。画面上の作業スペースが広く、仕事もはかどります。
3万円台でこのパフォーマンスは驚き。価格はエントリークラスですが、ミドルクラス以上の性能です。
メイン機は Surface Book 3 の 13インチ。小ぶりな躯体ながら NVIDIA GeForce GTX 1650(Max Q Design)というGPUを積んでいるパワフルなPCです。
3Dモデリングツールや動画編集ツールなどもサクサク動きます。ゲーミングPC代わりにもなる性能でありながら、2kgを切る軽快さ。会社への持ち運びも苦にならない、全方位に強いクリエイター用PCです。
モニターは エルゴトロンLX でアーム化しています。片手で簡単にモニターの場所を移動できるので、気分や用途にアジャストできる「自由さ」がエルゴトロンの魅力です。
配線面でもメリットもあります。モニターに繋ぐ配線はすべてアームに沿わせることができるので、配線もかなりスッキリさせて見せることができます。
後述するScreenBar Plusも一緒にまとめてしまえば、下の写真のように背面までゴチャつかずに整理可能です。アームを動かしたときにも、背面がキレイだと気持ちが良いです。
照明
モニター上部には BenQ の ScreenBar Plus を配置。夕方~夜間に使用する照明で、ディスプレイに照明が映り込まないという特徴を持っています。
照明が映り込まない=モニターの色味が外的要因で変わりにくい、ということ。ゲーム制作において「色味の確認」は非常に重要なので、その用途として購入しました。
しかし一番の恩恵はデスクをオシャレにしてくれることでした。
おお…!と声が出るほどオサレ。こりゃあ売れますわ。
そして非常に目立つハンバーガーの化け物(?)。Undercoverのハンバーガーランプです。ミニマルすぎると味気ない自席の、強めのインテリアとして活躍してもらっています。
PC周辺
キーボードは HHKB Professional HYBRID。静電容量無接点方式 & Bluetooth接続 & 日本語配列、この3つを満たす数少ないキーボードです。
REALFORCEでなくHHKBを使っている理由は、横幅がコンパクトだから。デスクマットの上にキーボードとマウスを載せてキレイに収まります。
マウスは Microsoft の エルゴノミックマウス。同社の誇る高級マウス、プレシジョンマウスのエントリークラスながら、バランスの良い使い心地。価格もリーズナブルで高級感があるので気に入っています。
デスクマットは Satechi。Apple製品と親和性の高いオシャレな製品で有名なSatechiですが、デスクマットもオシャレ。マウスの滑りもよく、書き物の下敷きとしても役立ちます。
デスクマットを置くことで「ここは働くスペースなのだ」と意識にインプット。気持ちの切り替えや整理整頓が無理なくできるようになりました。これはデスクマットの意外な効果と言えますね。
Surfaceを使うなら、Surface Dock 2 があるとグッと便利になります。Surface Book 3のほか、Surface Pro 7 と Surface Goを所有しているので、Surface Dockは半ば必須。
マグネット式の端子を接続するだけで、デュアル・トリプルディスプレイや各種ポートの増設、インターネットの有線接続を確立しつつ、120Wのハイパワーで充電が可能になります。在宅勤務でも遺憾なくその実力を発揮してくれています。
音響
仕事にもブログ執筆時にも、音楽は欠かせません。
以前は「何に使うの?」と自ら訊きたくなるほどたくさんのヘッドホン・イヤホンを所有していましたが、今は3機を残すのみ。その中の1台、WH-1000XM4 は主に在宅勤務時に使用しています。
家族がいるので、ノイズキャンセル機能は必須。ノイズキャンセル市場はSONYとBOSEの2トップで、その実力はほぼ互角。素直な音の出し方と感じたSONYを在宅勤務のお供として選びました。
ヘッドホンばかりだと耳が疲れるので、イヤホンと交互に使用しています。
収納
(機密を含む仕事道具が写ってしまったので、一部ボカしています)
配線は全て机の下に収納しています。ACアダプタからHDMI、各種USB配線など、すべてここで賄っています。勤め先から支給された開発機なども、全てここにブチ込んでいます。
とにかく机の上にモノが出ているのを極力減らしたい。特にケーブルが外から丸見えなのは許しがたい、という強い意志を感じて頂けたら、と思います…。
配線ボックスはBAFFALOのもの。この中にOAタップや巨大なACアダプタ、ハブや各種ケーブルがパンパンに収まっています。デスク周辺ならLサイズ一択です。
趣味のPCはSurface Pro 7と、インテルのゲーミングPC・NUC8I7HVK。ゲーミングPCは未だに大きい=高性能ですが、NUC8I7HVK はこのサイズ感こそが最大の魅力。ご覧の通り、机の下でも問題なく収まっています。
仕事がら、流行のゲームをチェックすることは非常に重要です。常に最新のゲームが遊べるように、数年に一度スペックアップしています。
小さい事ですがティッシュもここに置いています。他の方のデスクツアーを見ると、意外とデスクに置いてないんですよね。皆どうしてるんだろう…?
CDドライブや充電ケーブル、カードリーダーや付箋など、仕事で使う品は Sonicの収納ボックスに一まとめにしています。
仕事を開始するときにデスク上に出し、展開。それだけで仕事の準備は完了です。仕事が終わったらこれを元の位置に戻すだけ。常にデスク上を整頓できますし、仕事をしていないときの見た目をシンプルにできます。
私のように「できるだけデスク周囲にモノを置きたくない」方にはおすすめのライフハックです。
サイドには、Clipa2でカバンを引っ掛けています。中身を出すとゴチャゴチャするので、会社に持って行く道具はカバンの中に入れっぱなしにしています。
仕事で必要になったときに、カバンから取り出す。だからカバンは席の近くにある方がアクセスが良い。ハンガーで近くに釣っておくと、簡易の収納としても使えて便利です。
足元
冬が近づいてきたので、足元用のホットカーペットを準備しています。暑さ・寒さはパフォーマンスに直結するので、ちょっとダサいのには目を瞑ります!
写真は山善のホットカーペット。45cm四方とかなりコンパクトで、在宅勤務時に足元を温めるのにピッタリです。ブランケットと併用するとさらに暖かい。
消費電力は36Wと低く、一時間使っても電気代は0.6円!
おサイフにやさしい暖房器具です。
おわりに
ガジェットに囲まれた生活を送ってきましたが、引っ越しを機に大整理。持ち物の70%ほどを処分しました。その結果、写真のようなスッキリした状態で働けるようになりました。
また好みが変わり、来年にはまたゴチャついてきているかも。少なくとも今は、現状のデスクが働く環境としてベストと感じています。一日12時間はココで働いていますが、すこぶる快調です。デスク環境って重要ですね。
この記事が、何かの参考になりましたら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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