私事ですが、足が大きいのが悩みのタネです。気に入る靴を探すだけで一苦労なのです。海外製だとサイズが豊富にあるので、基本的に海外製のシューズを履いてます。
そんな私が昔から愛用しているレインシューズ、HUNTER のペニーローファーを紹介します。レディースが有名な印象ですが、メンズにも断然おすすめ!着用感も含めてレビューします。
HUNTERについて
HUNTER(ハンター)はスコットランドのエディンバラ本拠地を置く、英国のシューズメーカーです。1856年創業の超老舗で、「王室御用達」という歴史と伝統のあるブランドです。
シューズの他にもバッグやソックスなども展開していますが、HUNTERの神髄は防水靴。代表作であるウェリントンブーツの他、様々なウォータープルーフシューズのサプライヤーとしてその地位を確立しています。
2008年からはファッション市場に積極的な進出を行い、ジミーチュウなどのブランドとのコラボレーションも実現。ファッション性の高いレインシューズと言えば一番に名前が挙がるほどのブランドとなっています。
ペニーローファー御開帳
さっそく開けてみましょう。ドン。
うーん、もうこの時点でおしゃれ。
ヒールグリップが同梱
靴本体の他には簡単な説明書と、サイズ調整のためのヒールグリップが同梱されています。
ヒールグリップはそこそこ厚みがあり、0.5cm程度のサイズ調整になるそう。履き口のかかと部分に貼って使います。
日本人の足は幅広なので、靴は幅に合わせて購入する方が多いかと思います。幅に合わせた結果、前後が少し開いてしまう… という場合に活躍するでしょう。
ペニーローファー本体レビュー
ペニーローファーを舐めるように見ていきます。
フォーマルとしても使うつもりでいたので、グロスタイプを選択。ラバーとはいえ、この距離だともはや革靴に引けをとらない素材感です。
ペニーローファーの特徴は、靴の甲にある切れ込みのようなデザイン。
この切れ込みに1セント(ペニー)硬貨を挟むのが1950年代の若者を中心に流行し、そこからコインローファー、ペニーローファーという愛称で呼ばれるようになった… というのが一説となっています。
一見、本当に縫合されているように見えますが、100%ゴムなのでこれはフェイク。
近くで見ても本当に縫われているように見えるほど、忠実に再現されています。縫い目が無いので、完全防水と言うわけです。
アウトソールはラバー製で、こちらは非常に実用的な見た目。洗練されたHUNTER独自のトレッドパターンで、雨や雪の日でも滑りにくい作りになっています。
インソールにはHUNTERのロゴが。
裏地は100%コットン。フットカバーなどで素足に見えるような履き方をすると、どうしても地肌と裏地が擦れ合う部分が出てきます。100%コットンの柔らかい触り心地なので、痛みが起きにくくなっています。
着用レビュー
履いてみます。最初に書いた通り私の足は非常に大きく、今回購入したのはUK11、日本サイズでなんと30cmです。
それでは着用。ドン。
薄手の靴下を履いて、ジャストでした。前は29cmでイケたのに… 参考までに、普段はジャックパーセルやスタンスミスは29cm、インスタポンプヒューリーなら30cmを履いてます。
足の大きさにもよりますが、基本的にはジャスト、或いは若干大き目を買った方が良いでしょう。
1cm刻みのサイズ展開なので、迷うようなら大きい方にしておきましょう。先に紹介したヒールグリップで調整できますし。
ゴム製なので伸縮性があり、足にピッタリとフィット。革靴などと違い、履いてたら伸びていく… ということは期待できないので、やはりサイズ感は重要。大きいと脱げてしまいますし、小さいと足が痛くなります。
私は問題ありませんでしたが、ちょっと靴ズレが心配だな… と言う方は付属のヒールグリップを使うと解決します。お試しあれ。
サイドから。落ち着いた雰囲気でありつつも、カッチリしすぎずカジュアルダウンして履けるのも魅力です。
ペニーローファーで雨を防げるか?
ローファーだからあんまり雨を防げないんじゃ?という質問に対しては、YESだったりNOだったりします。確かにブーツタイプに比べれば防御力が弱いのは間違いありません。
雨が降ると靴の選択肢はかなり制限されます。ゴアテックスのスニーカーも愛用していますが、今日の格好では革靴を履きたいな… というときが多々あります。
そういう時の強い味方が、このペニーローファーです。革靴は雨に激弱ですが、HUNTERのシューズなら気にする必要はありません。
土砂降りの中を歩き回るには適していませんが、タウンユースなら十分、むしろ最適な機能性。雨が降っているけど車で移動するし、というときなどにはピッタリです。滑らないので濡れたタイルなどでも安心。
長靴に比べ、脱いだり履いたりし易いところもポイント。晴れている日でも履きたくなる、履きやすいシューズです。
ケアについて
革靴と異なり毎回のブラッシングや、定期的な栄養補給などが不要。お手軽に運用できるのもHUNTERの魅力です。
一方で、ゴムとはいえ型崩れは起こります。またゴムが粉を吹くこともありますので、ケアは必要です。私はシューツリーを入れたうえで、HUNTER専用のケアグッズで定期的にお手入れをしています。
HUNTERが公式にリリースしているケアグッズなので安心。ツヤツヤの状態を維持できるので持っておいた方が良いです!
おわりに
HUNTERのペニーローファーには今回紹介した「グロス」の他に、ツヤなしの「マット」があります。が、断然グロスを推します!ドレッシーですし、より革靴らしいのはグロスの方です。
レディースであればバイカラーなどもあり、カラーバリエーションが豊富。私は足デカなのでほぼ選択肢がありませんが、ちょうどよいサイズの足をお持ちの方は自分好みのローファーを探してみてはいかがでしょうか。
本日はこれにて。最後までお読みいただきありがとうございました。