工学系の高校に通っていたこともあって、いまだにキムワイプを利用しています。理系の実験や実務などで使うウエスなんですが、日常生活でも用途が広くて使いやすいんですよ。
同じ系列でキムタオルも愛用しています。これも便利です。
今回は、私の愛用するこのウエスたちの魅力についてお伝えします。
日本製紙クレシアと紙ワイパーについて
出典:https://www.crecia.co.jp/
キムワイプもキムタオルも、日本製紙クレシアが作っている紙ワイパーです。ふき取り性能、吸水性に優れていて、なおかつリーズナブルなウエスをリリースしています。
日本製紙クレシアは会社名こそ知られていない(失礼)ものの、日本人なら一度はクレシアの製品を使ったことはあるかと思います。ティッシュやトイレットペーパーを展開する「クリネックス」や「スコッティ」はクレシアから提供されています。
ティッシュやトイレットペーパーは言わずもがな、介護や研究、工業用などプロ向けに作られた製品は現場から高い支持と信頼を得ています。一度使うと「あれっコレ家でも使えんじゃね」と思う方も多いようで、実際に過程で使っている人は多いです。私もその一人ですし。
キムワイプとは
出典:https://pro.crecia.co.jp/kimwipes.html
研究室、実験室や工場、病院などプロフェッショナル向けに作られた紙ワイパーです。ワイパーとは車のワイパーと同じく、水や汚れを拭いとるもののことを指します。
キムワイプは独自のクレープ加工(簡単にいえばシワ模様加工)が施されており、優れた拭き取り性能を実現しています。また大きな特徴として毛羽(ケバ)が出にくく、拭き取った後にも繊維が残りにくいんです。
キムワイプの用途
キムワイプは先述のとおりプロの現場ではすでに大きな信頼を得ています。今回は家庭での使い方について紹介します。毛羽が出にくい、ということは「精密機器」や「レンズ、鏡面」に使える、ということを意味しています。なんつったって高校時代は顕微鏡拭いてたりしたからな、コレで。
メガネ拭き替わりなんてお手のもの。ティッシュと違って繊維が付かないので気持ちよく仕上がります。
スマホやPCの清掃もこなします。ディスプレイまでピカピカにできます。OA機器ようのクリーナーを併用するとさらに楽に、キレイに仕上がります。
私は腕時計の清掃もキムワイプで行っています。腕時計を愛用する多くの方と同じようにセームも使っていますが、細部まで清掃しようと思ったらキムワイプです。爪楊枝などに巻き付けて使えば細かいところまで清掃できますしね。
特におススメなのがカメラの手入れ。特にデジイチなどはティッシュでの清掃なんてもってのほかなんですが、キムワイプなら大丈夫。カメラ本体の清掃からレンズ、モニターの拭き取りまでこなせます。カメラは使い終わった後のメンテが重要なのですが、私はブロワー→ブラシ→キムワイプの流れがお決まりです。
このほか、自転車部品や鏡、ガラス製品の清掃などにもおススメ。指紋などの脂汚れはさすがにキムワイプ単体では取れにくいので、水をちょっとつけるだけでもグッときれいになります。
キムタオルご紹介
あんまり紹介されることがない気がするんですが、おなじシリーズのキムタオルは私のイチオシです。家庭ではもしかするとこちらの方が活躍する機会が多いかもしれません。
キムタオルって何なん?と問われたなら一言、「強度のあるキッチンペーパー」と答えます。ていうかキッチンペーパーの代用になるんじゃないかな、もはや。
引っ張ってもなかなか破れない強度があるので、ガシガシ拭き掃除などをしてもぜんぜん大丈夫です。
フローリングの拭き掃除などはキムタオルでやってます。6畳ぐらいだったら一枚で大丈夫です。ウタマロクリーナーなどと併用するとスゲェきれいになります。初めてこの組み合わせで清掃したときは「えっこんな汚えのフローリングって」ってぐらいキムタオルが薄黒くなりました。お試しあれ。
キッチンペーパーよろしく、油に強いので自転車の清掃なども得意です。私はワックスをキムタオルに散布して拭いていますが、汚れを取りつつコーティングもできて一石二鳥。ギアなどの清掃をするとさすがに破れるので、そこはキムワイプと使い分けましょう。
靴磨きもキムタオルでやっています。ボロ布などをウエス代わりに使うものなんですが、試しにキムタオルを使ってみたら全く問題なしでした。
使い終わったあとのウエスをまた次回使うのって抵抗があるんですが、キムタオルなら使い捨てなので心理的負担が小さいです。衛生的ですしね。
単純に雑巾やフキン代わりになるので、登場の機会が多いです。飲み物をこぼしたときや、机や棚の上の清掃、窓ガラスの掃除など、利用箇所は枚挙に暇がありません。
総括
キムワイプ、キムタオルのどちらにも言えることですが、価格が比較的抑え目で助かります。高品質、低価格とくりゃおススメしないわけにはいきません。
キムワイプも大きさがいろいろありますが、一般的で使いやすいのは 12×21.5 です。キムワイプと言えばコレ!って感じ。200枚入りで150円程度です。安い。
キムタオルは50枚入りしか使ったことないです。コレでもまあまあ大きいので、家庭用であればこちらで十分です。価格はだいたい500円。
業務用、プロ用ってクオリティが高くていいですよね。日本の研究者、技術者、医療従事者に思いを馳せながら、キムワイプとキムタオルで家にあるものをキレイにしていくのはどうでしょう。
本日はコレにて。最後までお読みいただきありがとうございました。