2021年8月:Rakuten WiFi Pocketは販売終了、新製品 Rakuten WiFi Pocket 2Bが発売中です
追記:楽天回線(44011)に固定する方法、いつの間にか44053を掴んでいる問題の対処法を追記
- なぜRakuten WiFi Pocketを選んだか
- 開封レビュー
- 速度計測
- モバイルルーターとしての使い勝手
- 注意点:回線固定の方法
- 2021年8月追記:Rakuten WiFi Pocket 2B発売中
私事ですが最近引っ越しをしました。伴って、開通工事の兼ね合いで1週間ほどネットが不通になることに。
日常生活で別段困ることはないのですが在宅勤務が続いているので、数個のモバイルルーターを併用して凌ぐことにしました。そのうちの一つが、最近ブイブイいわしている楽天モバイルの Rakuten WiFi Pocket です。
なぜRakuten WiFi Pocketを選んだか
1も2もなく、Rakuten WiFi Pocketの魅力はその価格です。
1年間無料で使い放題。本体価格、事務契約手数料も0円。解約手数料も0円なので、1年以内に解約すれば完全に無料です。
1年無料は終了しましたが、3か月無料キャンペーンを引き続き実施中です。事務契約手数料、解約手数料いずれも0円のまま。
楽天モバイルではモバイルルーターに限らずスマホなどでも同じ契約内容なのでお馴染みになっているとはいえ、ちょっとビビります。
「エリアが狭い」とか「エリア内でも速度遅い」とかネガティブ情報は聞いてましたが、「無料」の前では全てが無力。ダメなら解約すればいいんです。というわけでチャチャッと契約しました。
開封レビュー
契約して3日で到着。1週間ほどかかるかなと思っていたのでちょっとビックリ。
「ショッキングピンク&ホワイト」が楽天モバイルのキーカラーですが、ここでも遺憾なく発揮されています。
SIMは micro でも nano でもなく普通サイズ。
ハコの方を開封します。ドン。
本体に加えバッテリーパック、充電器+充電ケーブルと説明書。ケーブルは Micro Type-B です。
ウラブタを爪に引っ掛ける感じでオープン。SIMカードとMicro SDカード、バッテリーパックの収納部があります。Micro SDカードは別で試すとして、SIMとバッテリーを差し込んでフタを閉めます。
ヨコにある電源ボタン長押しで起動します。
起動してすぐに電波を拾いました。我が家は京都の市街地から数百mの結構都会な方ですが、アンテナは5本中2~4本でした。
スマホから探すとすぐに当該のルータを見つけられます。
ここまで大体10分。初期設定も全くなく非常に簡単。当たり前といえば当たり前のことではあるんですが、新参とは思えないスマートでこなれた印象です。設定が面倒なモバイルルーターも結構多いですからね。
速度計測
無事に接続できたので速度を計測してみます。ちなみに我が家は楽天モバイル回線エリアです。パートナー回線でなく、楽天モバイル回線に固定して測定しています。
さてどうか。ドン!
10回ほど計測して、だいたい12Mbps前後でした。計測時は昼前ということもあって回線が比較的空いていたのか、安定して速度が出ていました。
一番混むであろう21時ぐらいに試してみたところ、速度は3Mbpsまで低下しました。コレ一台で家中のネットワークを賄うのはちょっと厳しいでしょう。
とはいえ普通にブラウジングをしたり、標準画質で動画を見たりする分には問題ない速度です。欲を言えばもう少し速度が欲しかったところですが、無料なら全然文句ないレベルです。
モバイルルーターとしての使い勝手
おそらく「モバイルルーターには沢山の機能が欲しい!」と思っている方は多くないと思うので、そういう意味ではシンプルで好感の持てる使い勝手です。
外見もミニマルで、非常に軽量。公称は100gですが、そのほとんどはバッテリーパックの重さです。標準的なモバイルルーターの大きさなので、カバンの中で特段邪魔になることもないでしょう。
バッテリーのスタミナは待ち受け300時間、連続通信時間は10時間(どちらも公称)です。仕事用に5時間ほど使ってみましたがバッテリーは半分ほどを残していたので、公称と実測に大きな差異はなさそうです。
注意点:回線固定の方法
楽天モバイル回線を使っている限りは使い放題なのですが、パートナー回線を使う場合はひと月の通信料は10GBが上限になります。
とはいえ10GBをオーバーしても速度上限が1Mbpsで使えますが、自宅で使うつもりなら回線を固定すると安心です。よく紹介されているのは楽天モバイル回線(44011)に固定する方法ですね。うまく固定されればコレで使い放題です。
上記で8割がたうまくいくのですが、私の場合は突然回線が遅くなり、調べてみるといつの間にか44053を掴んでいる…という現象が多発しました。これは上記の固定作業では直りません。44053や44050はRakutenと書いているもののau回線のようで、いわゆるギガを消費します。
先の手順に加えて「接続モード」を「手動」に切り替えた状態で、遅くなっている(1Mbpsに制限されている)と感じたら本体を再起動、手動で「ネットワークに接続」をONにすることで、44011を掴み直しました。私はこの方法で毎回復旧させています。
同じように勝手に回線が切り替わってしまう方、お試しください。面倒ですがコレを毎回やらないと使い物にならないんですよね…
2021年8月追記:Rakuten WiFi Pocket 2B発売中
Rakuten WiFi Pocketは販売を終了しましたが、Rakuten WiFi Pocket 2Bが販売を開始しました!実質無料なのは変わらず、3か月無料で使用できます。
本日はこれにて。最後までお読みいただきありがとうございました。