我が子のピアノの発表会が催されるのに伴い、キッズ用のスーツを購入することにしました。大人用のスーツはある程度詳しい自負がありますが、子ども用はサッパリです。
いくつか見まわった結果購入したのが CHOPIN(ショパン)のスーツです。今回はこのスーツを紹介しながら、CHOPINというブランドについてや、実際の着こなしについて解説していきます。最後までお付き合いください。
CHOPINについて
「CHOPIN(ショパン)」は株式会社キャットが運営するブランドで、全国の百貨店、量販店の子ども服売り場でフォーマルウエアを展開しています。高島屋、京王百貨店、東急百貨店、井筒屋など百貨店のほか、イオンモールやイトーヨーカドーでの取り扱いもあります。
株式会社キャットは昭和33年に創業し、マーケティング・企画・デザイン・サンプル縫製のすべてを渋谷にある本社で行っています。長く服飾に携わっている、信頼と実績のあるブランドです。
大手で取り扱っているから高品質…という訳ではないでしょう。しかし優れた販売経路を持っている点において、やはり信頼してしまいますね。
ショパンのメンズスーツをレビュー
セット内容と価格
ショパンの良い点は、その品質に対しての価格の安さ。いわゆるコストパフォーマンスの高さです。
ジャケットとパンツ、シャツとネクタイ、ポケットチーフの5点がついています。それでだいたいお値段が10000~13000円程度です。
安い…!これに靴を揃えれば、冠婚葬祭どこに出しても恥ずかしくない格好になります。
私たちが購入したのはブラックでピンストライプが入ったタイプ。ネクタイとポケットチーフもストライプです。ネクタイは大人用のように結ぶのではなく、ボタン止めのようになっているので脱着しやすいです。
カラーバリエーションが豊富なのもショパンのスーツの嬉しいところ。百貨店で色々試着して、子ども自身に選んでもらいました。
いいなあ…こんな小さいときに、俺もスーツ選んでみたかった…
細かい点をチェック
見てのとおり、かなり立派に見えます。
我が子はこの時点で6歳、身長は120cmチョイ手前で、19kg程度とやや痩せ型です。サイズは120にしましたが、ややゆとりがありました。特にウエストが大きかったので、調整可能なジュニア用ベルトを装着しています。
小さいうちはベルトの開け閉めが難しいので、バックルなしのタイプが便利!
後ろから。
素材的にはほぼポリエステルなので、大人のモノサシで言えば「良いスーツ」には当てはまりません。生地の厚みもツヤもないはず…なのに、思ったより断然いい感じ。えっなんで?ってなりました。
縫製や品質管理がいいのは間違いないんでしょうが、それにしてもパリッとしてる。
子どもは大人に比べて体が小さいので、同じ生地で作ったときにも相対的に「体に対する生地の厚み」が増すことになります。結果的に生地が厚く見え、ドレープも体のサイズに見合ったちょうどいいものが出るのでは…と予想しています。
大人の10000円5点セットのスーツでは、ここまで良い感じにはなりません。いいなあ、うらやましいなあ。
おわりに
キートンやゼニア、アルマーニのスーツを子どもに着せるのもいいですが、それは半ばお金持ちの道楽に近いと思っています。衣服にお金をかけるのは、あくまで自分のお金でやるべきというのが私の考えです。高価なスーツは、子どもが大人になったら自分で買えばいい。
しかし適当なモノは着せたくない。子どもに変な恰好はさせたくないし、何よりしっかりした品質のものをちゃんと知っていてほしいからです。そういう観点で、ショパンのスーツは私の価値観にとってピッタリのブランドでした。
お値段以上のものを子どもに、と思う方は是非。取り扱いショップはコチラからご覧になれます(CHOPIN ホームページ)。
近畿には取り扱いがないのが難点でしたが、大手百貨店で期間限定ショップをやってる場合があります。入学式シーズンであれば確率が高いので、お近くに取り扱いショップが無い方は探してみては。
サイズがお判りなのであれば、ネット通販もしています。amazon、楽天、yahooショッピングのいずれも取り扱いがありました。最速で次の日に届くので、急ぎのときにも使えそうです。
身長100~130cm(幼稚園から小学校低学年)までのスーツであれば、ここらへんがリーズナブルで使いやすいでしょう。七五三もなどもカバーできそうです。
以下は少し大きくなったお子様用。小学校卒業ぐらいまで(150cmサイズ)はカバーしています。私の時は私服でしたけど、今はスーツが普通なんですね…驚きです…!
本日はこれにて。最後までお読みいただき有難うございました。