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【レビュー】epeiosのバスポリッシャー(HM115)で洗車してみた。コードレスで便利!取り換えスポンジと同時購入がおすすめ

epeios バスポリッシャー HM115

 

 以前に epeiosの電動歯ブラシを勝手にレビューしたのですが、そのご縁(?)なのか epeios 様から 電動バスポリッシャー HM115 をご提供頂きました。正直、我が家では出番あまりないかも…と思ったんですが、ちょっと思い立って「洗車に電動ポリッシャー代わりに使ってみていいスか?」と確認。すると快諾を頂きました!

 

丁度欲しかったんですよね、ワックス用のポリッシャー。という訳で我が愛車のワックスがけ&フロントガラス掃除に HM115を使ってレビューします!

 

メリット・デメリット

 

 いきなりですが結論から。メリットとデメリットを羅列します。

 

メリット:
 家中掃除できる!
 充電式で取り扱い便利
 洗車もやればイケる。特にフロントガラスは最高
 価格が安い!
 
デメリット:
 充電端子の規格が微妙
 回転数低め。研磨は無理
 狭い場所では使いにくい

 

 追って解説していきましょう。

 

epeios とは?

 

 以前紹介した epeiosの電動歯ブラシ ET003 の記事でも触れたので、こちらでは簡単に。

 

EPEIOS(エペイオス) は2020年に東京で生まれたライフスタイルソリューションブランド。日本の会社で、本社も東京の日本橋にあります。辛口で有名な雑誌「家電批評」で高評価を得た歯ブラシを始め、調理家電やサーキュレーターなどライフスタイルを総合的に提案しているメーカーです。

 

2020年創業ながら製品のラインナップはバラエティ豊か。雑誌だけでなくユーザーの口コミも良好なアイテムを多数リリースしている、開発力・発信力に優れた企業です。

 

バスポリッシャー HM115 レビュー

開封

 

 何はともあれ開封してみます。ドン。

 

epeios HM115 同梱物
 HM115 パッケージ内容 手元操作部スティック
延長ハンドル
ブラシヘッド
ブラシ ×4
ハンガーフック
充電アダプター
取扱説明書

 

ブラシはアタッチメント状になっていて、形状違いで4つを同梱。掃除する場所に応じて先端の形状を変えられます。スティック部分は3つの部品に分かれていて、伸縮幅を大きめに調整可能です。

 

本体レビュー

組み立て

 

 何はともあれ本体を組み立てないことには始まりません。手元操作部を備えたスティックと延長ハンドル、ブラシヘッドを接続して組み立てます。

 

オス・メスを合わせて接続する

 

 特に難しいことはなく、オス・メスを合わせてカチッと音がするまで差し込むだけ。簡単です。取り外すときはボタンを押しながら引き抜くだけなので、使わないときは分解して小さくコンパクトに収納することができますね。

 

延長ハンドルの有無で長さをかなり調整できる

 

 延長ハンドルは外した状態でも使うことができ、上写真のように長さの調整幅はかなり大きめ。延長ハンドルを外せば62cm、延長ハンドルを取り付けて最大まで伸ばせば112cmまで延長されます。

 

床を掃除するときは112cmで、壁やシンクなどを掃除するときは62cmで…など清掃する場所に応じて長さを臨機応変に変えられます。

 

ブラシ部を取り付け。取り外しに少し難。


 ブラシは4つ同梱されているので、掃除したい場所にあわせて選択可能。取り付けはスティック先端に押し込むだけなので、これまた簡単。取り外しはボタン式でなく「えいっ」と引き抜く感じなので、少し力が要ります。

 

最初こそ塩梅が分からず戸惑いましたが、2、3度試せば慣れます。とはいえボタン式などにして、簡単に取り外しできて欲しかったですね。

 

組み立て完了!


 これにて掃除できる状態になりました。掃除する場所に応じて長さを変えたり、ブラシを交換したりも簡単。掃除するのに重たい機材なんて持ち運びたくないわけですが、コードレスなのも手伝ってHM115のフットワークは軽いです。

 

角度調整機能つき

ブラシヘッド部は角度調整できる

 

 ブラシヘッド部についているボタンを押せば、ワンタッチで角度が変えられます。対応している角度は45度のみで、細かい調整はできません。

 

なんてことはない機能に見えますが、床の清掃では必須ですし、洗車のときにもかなり役立ちました。むしろコレがないと洗車には使えない気さえします。後述します!

 

試運転!充電を忘れずに

充電は専用のアダプターで行う

 

 充電式なので、もちろん使用前にしっかり充電を。充電は付属のアダプターから行います。変わった規格の端子が採用されているので汎用性は低め。USB Type-Cとかにして欲しかったのが本音ですね。

 

電源ボタンで動作開始

 

 手元操作部スティックの電源ボタンを1度押すと動作開始です。

 

回転数はLow/Highの2段階で調整可能

 

 先端部の回転は 280rpm(毎分280回転)。電源ボタンを2秒長押しするとHighモードに切り替えられて、回転数は360rpmまで上昇します。

 

洗車に使ってみる

スポンジアタッチメントがおすすめ

こちらもご提供頂いたスポンジ&マイクロファイバー

 

 一般的な車用のポリッシャーでは、ワックスがけはスポンジバフで行うのが一般的。窓ガラスはマイクロファイバーでやっつけたいところなので、別売りの「スポンジ&マイクロファイバーセット」を用意するのがおすすめ。

 

次項でコチラを使ってワックスがけしていきます。

 

洗車開始!

オラ epeiosのバスポリッシャーで愛車を洗うぞ

 

 動作確認も終わったので、さっそく愛車を洗ってみます。愛車はミニバンなのですが面積が広いのでワックス掛けがしんどいな…と思ってたところなんですよね。epeios バスポリッシャーの実力やいかに!

 

ポリッシャーの前に洗車をね

 

 洗車に使うといっても、ポリッシャーの出番はワックスがけの時です。しっかりワックスがけできるように、まずは洗車。洗車機でザーッとやってもいいんですが、今回は手洗いで。撮影のため炎天下でやってますが、ガンガン水が乾くので朝イチか夕暮れ時がおすすめです…!

 

ムラになりにくい液体ワックスがベスト

 

 使用するワックスは液体ワックスがおすすめ。固形ワックスよりムラになりにくく、私のような素人でも比較的簡単に施工できます。今回は AUTOGLYM スーパー・レジン・ポリッシュを使います。ちょっとしたキズなら消せる研磨剤入りのワックス剤です。

 

固形ワックスも少し試しましたが、やはりムラが取りきれず。車用ポリッシャーに比べ回転数がかなり少ない+シングルアクションなので、使用するワックスは限定されます。コンパウンドも荒いものはやめた方がいいでしょう。

 

回転数は低いもののパワフル

 

 スイッチONして塗り込んでいきます。前述のとおり、一般的な車用ポリッシャーと比較すると回転数が小さいので、手応えはかなり薄め。「コレ塗れてんのか…?」と心配になりましたが、思った以上にムラにならず塗れてます!想像していたよりもパワフルです。

 

結構押し付けてもグリグリ回ってくれるので、塗り広げる感じはキッチリあります。押し付けすぎると保護機能により停止しますが、サジ加減を体得すれば施工はスムーズです。

 

このスタイルがおすすめ!

 

 ワックス施工のスタイルは、延長ハンドルを使わず62cmの状態でブラシヘッドを45度傾けた状態がベスト。上写真のように握ればチカラの調整もしやすく、スムーズに作業できました。こんな長いポリッシャーを使うのは初めてですが「スタイルとしては全然あり、むしろ使いやすい形状」と思いました。

 

狭いガレージではちょっとキツイ

 

 しかしガレージが広々としているとは限りませんし、特に戸建てではギリギリに設計している家庭も少なくないと思います。我が家も広いとはいえないガレージなので、上写真のようにサイドの施工はやや窮屈でした。本体が長いのは一長一短といったところです。

 

施工完了!キレイなんじゃないかい!

 

 上写真が施工後の様子。比較的年式の新しい車なのでちょっと分かりにくいですが、ムラなく仕上がっているのではないでしょうか。手拭きで施工するのと比べてメチャ時短!という程ではないものの、仕上がりは均一に施工されていて美しい。そして何より楽チンです。

 

簡易コーティング前の下地作りとしては十分な状態。ここからガラス系コーティング剤でもスプレーすれば、バッチバチに撥水してくれるでしょう。

 

実際コーティングしたところ。撥水もええ感じ

 

 上のGIFは実際にガラス系簡易コーティング剤を施工した後のもの。バチバチの撥水が美しい!下地をしっかり作ればコーティング後の仕上がりも美しく、なおかつ効果が長持ちするのでおすすめです。

 

フロントガラスもやってみよう
ブラシ先端をマイクロファイバーに変更

 

 フロントガラスを施工する前に、ヘッドをマイクロファイバーに変更します。マジックテープでくっついていたスポンジをベリベリと剥がし、マイクロファイバーをペタッと貼るだけ。ここらへんは車用のポリッシャーとほぼ同じ仕様で簡便です。

 

クリンビュー ハイブリッドストロングαを使う

 

 ボディと同じくフロントガラスもキレイにした後、コーティング剤を施工していきます。おすすめは「クリンビュー ハイブリッドストロングα」。安価ながらバッチバチの撥水、しかもまあまあ長持ちします。

 

 フロントガラスに塗りたくって、乾燥するまでしばらく待ってから拭き取り開始。HM115の出番です。

 

ぐええ!こりゃ楽だ!

 

 こういった類のコーティング剤はキレイに拭き取るまでに何度もゴシゴシしなければならないんですが、HM115を使うとめちゃ早くて楽チン!軽く押し当てて滑らせていくだけで、白く固まったコーティング剤がキレイに拭き取れていきます。

 

 ボディに使うときよりも、フロントガラスに使った方が恩恵が大きい印象。かなり時短にもなりますし、手拭きよりも断然ムラになりにくいです。施工する端から目に見えてキレイになっていくサマが気持ちいい!

 

仕上がり。ビッカビカじゃあ

 

 こちらが施工後。反射しすぎて余計なものが映ってないか心配になるレベル。カーポートの天井が汚れているのが見えてますね…恥ずかしい…

 

完全にバッチバチ

 

 ホースで水をかけてみます。これぞバッチバチの撥水というやつです。ボディのワックスがけは少し要領が必要でしたが、フロントガラスのコーティング施工は HM115で時短&仕上がりもキレイ。ガラス掃除は手でやるよりも断然早く、仕上がりは最高です。おすすめ!

 

本当は家の掃除に使うやつですよ

本来の用途はこんな感じですよ

 

 今回はガンガン洗車に使ったHM115ですが、本機の本業は「家の掃除」。誤解を招きそうなので一応書いておきます。というか、大手通販サイトのレビューを見ても評判が良いことは瞭然なので、今更書く必要もないかも知れません。

 

 風呂やシンク、洗面所にこびりついたガンコなヨゴレも、ハイパワーなポリッシャーならスッキリ取れます。擦る必要がないので風呂掃除も簡単&スピーディ。とくに洗い場の床掃除にはチカラを発揮!四隅にはびこるカビ予備軍のような薄い汚れは吹き飛びます。

 

室内で使うとめちゃハイパワーな印象!水垢などはガンガン落ちます。スペシャルケアとして時々使うと良さそう。毎年末の大掃除で、家の隅々までキレイに…なんて使い方もいいですね!

 

まとめ

家の掃除に!そして愛車の清掃に!

 

 風呂やシンクなどの水回り、タイルの目地などの細かい隙間、コンロにこびりついたガンコなヨゴレやフローリングのワックス掛けまで、家中をキレイにできる定評を持つepeiosのHM115。

 

 今回は洗車で重点的に試してみましたが「ワックス掛けにはまあまあ、ガラスには最高!」という結論でした。ポリッシャーは毎回かけないが、時々使いたいから家にはちょっとした道具があって欲しい…ぐらいのライトな洗車マンにはおすすめです。車に使うなら別売のスポンジ&マイクロファイバーが必要なこともお忘れなく。

 

 

比較的リーズナブルなので試しやすいのが嬉しい。家中だけでなく車まで使えたら、まさに一石二鳥。一家に一台いかがでしょうか、epeios HM115!

 

 今回はこれにて。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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