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靴磨きにおすすめの道具、教えます。コスパの良いシューケアセット、収納箱も紹介【靴磨き特集・後編】

 

 前回紹介した「靴磨き実践編」 から今回はもう少し掘り下げて、靴を磨くときにおすすめのアイテムをご紹介します。各ツールをどう選んだらいいかにも触れていきますので、お付き合いください。

 

はじめに

靴磨きにおすすめのグッズ、アイテム

 

 いうまでもない事ですが、ケア用品の価格は大きな問題ではありません。「ケアを定期的にすること、続けること」が大事です。

 

 とはいえ愛着ある品、長く使いたい愛用品をケアするわけですから、高くなくとも納得できるものを使いたい。今回は実際にシューケアで使用している製品を、なぜその商品がおすすめか?の説明を交えて紹介します。ぜひ最後までお付き合いください。

 

シューツリー

シダー製が鉄板。必ずサイズが合ったものを

 

 シューツリーは履きジワを伸ばし、収納時の型崩れを防止するアイテムです。靴磨きの時に入れておくと形が固定されるので、ケアしやすくなります。

 

安くてもいいので絶対に手に入れておいて欲しいケアグッズです!

 

 重要なのは、ご自分のサイズにあったものを選ぶこと。靴に入れたとき、グッと突っ張るような感覚があればOKです。履かない間に縮むのを防止して、履きジワを伸ばしてくれます。

 

レッドシダー製のシューツリーは、防虫・防カビ・殺菌の効果があり人気です。ブナやカエデの高級シューツリーもありますが、価格と品質のバランスで言えばシダー製でしょう。

ブラシ

用途を書いておくと間違わなくて便利

 

  おすすめはFound MUJIで販売している 東京産ヒノキブラシ。香りが良くてサイズもちょうどいい。毛の密度もあって使い心地がよいです。
 
 一般的に硬めのブラシは豚毛が使われることが多いのですが、こちらの製品は馬毛で作られています。豚毛に比べてしなやかですがクリームの馴染みもよく、細部にまで栄養がいきわたる感覚があります。
 

ブラシが混ざってしまうと面倒なことになるので、早めにマジックなどで用途を書き記してしまうと安心です。

 

クリーナー

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信頼できるコロンブスで

 

 繰り返しですが、クリーナーはけっこう何でもいいです。100均のクリームも使ったことがありますが、特に問題ありませんでした。クリーニングの跡は栄養を塗り込むので、安価なもので問題ありません。

 

 とはいえ信頼できるブランドを使っておきたい…。ということで500円程度でどこでも買える、コロンブスのクリーナーをよく使っています。

 乳化性クリーム

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クリームはお金をかけて!靴の色に合わせよう

 

 すっぴんの革靴に盛る栄養ですから、クリームは是非にも良い品を!コロニル 1909 シュプリームクリームデラックス はやや値が張りますが、使いやすく仕上がりは非常に艶やか。靴以外の品にも使えるクリームです

 

 シュプリームクリームにはブラックの他、ダークブラウン、ミディアムブラウン、タン、バーガンディ、ブルー、そして何にでも使えるカラーレスの7色展開されています。

 

「カラーレス」が一見万能に見えますが、靴の色に合わせて選んだ方が仕上がりが良いです。色落ちの防止にもなって一石二鳥!

防水スプレー

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防水しつつ栄養も与えてくれるスプレー

 

 こちらも以前の記事で紹介しました。コロニル1909 シュプリームプロテクトスプレーです。

 

 強い撥水性を持たせながら、皮革に栄養を与えてくれる一石二鳥のスプレーです。2~3か月おきに革製品をクリーニングし、このスプレーを吹きかければ定期的なケアはそれでOK。レザーのケアをお手軽にしてくれる製品です。

 

靴磨きを済ませた後の、仕上げとして使います。スプレー後に乾拭きすれば、革本来のシットリしたツヤが蘇ります。

靴磨きクロス(仕上げ用)

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無印製のクロス

 

 毛足の短い布と異なり、ネル素材やメガネ拭きのようなクロスは家に無いかも知れません。予め調達しておいたほうが良いです。
 
 無印で売っている靴磨きクロスが適当です。品質は平均点以上。何よりも「使い慣れたものがいつでも手に入る」というのが無印良品の良いところ。大体どこにでも置いているので、手に入らず困るということがなく安心です。
 

 番外・シューケアグッズ収納

 

 シューケア用品は非常に多いので、ひとまとめにして収納したいところ。そんなときには、これまた無印良品の「ナイロン手付きポーチ」がおススメ。大きめのコスメポーチです。

 

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ケア用品が全て機能的に収納できる

 

 コスメポーチとしてだけでなく、カメラなどの精密機器の収納や、ケーブルやPC周辺機器の収納などにも適しています。もちろん、靴磨きグッズを収納するケースとしても例外ではありません。 

 

 見ての通り、どこに何があるか明瞭ですし、口が大きくて収納しやすい。メッシュポケットなどの小分けも充実していて便利。靴磨きのセットが全て収まります。

 

靴磨きセットをひとまとめにすると準備と片付けがスピーディ。整然と収納できるよう、ポケットや小分けが多い物を選びましょう。

おわりに

 
 今回は靴磨きについて、前編・後編に分けてご紹介しました。革靴やブーツをお持ちの方は一度試してみて頂けたら幸いです。
 
 プロの技を参考にしたい方は、書籍もあるのでそちらがおすすめ。私は「靴磨きの本」がイチオシです。
 

 
 「ケア」自体が好きになると、革靴やブーツにも愛着が出てきます。持っているアイテムが更に好きになり、長く使い続けたいと思うようになるでしょう。だからこそまた、ケアをしたくなる。良い気持ちの連鎖が起こります。
 

そういう暮らしを「丁寧な暮らし」と呼ぶのかも知れませんね。

 
 長文にわたって読んで頂き、ありがとうございました。
 
 
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