iPhoneの背面には、MagSafe対応のカードケースをつけておくのが個人的なイチオシ。クレジットカードと免許証を突っ込んで、スマホだけで完結するようにしています。なかなか納得いくカードケースがなかったのですが、【Satechi マグネットウォレットスタンド】の使い勝手がピカイチでした。
本記事では Satechi のマグネットウォレットをレビュー。どこがいいのか?どういう使い方ができるのか?などについて詳しく紹介します。
Satechi?どこの国のブランド?
過去の記事でも紹介したので、こちらではサラリと。
Satechi(サテチ)はアメリカ サンディエゴに本社を置く会社で、PC周辺機器やスマホアクセサリーなどを展開。デザイン性に定評がありApple製品と親和性の高い製品が多いため、Appleユーザーたちに支持されています。
Satechi製品はどれも高品質。デザイン性、機能性共に高い信頼できるメーカーです。欠点があるとしたら「高価なこと」ぐらいでしょうか。
本体レビュー
こちらが Satechiのマグネットウォレット。4色展開で、ブラックのほかオレンジ、ブラウン、ブルーをラインナップしています。ヴィーガンレザー(合皮)製ですが、Satechiは合皮の使い方が上手い。上の写真のように、キッチリ高級感がある感じで仕上げてます。所有欲が満たされるデザインです。
対応端末は iPhone12~16。つまりMagSafe対応端末であれば使えます。


デザインは非常にシンプル。オモテはカードケースで、ウラはMagSafeのマークのみで、余計な刻印などはありません。ミニマルですが、MagSafeマークのおかげでスマホにくっつける側がどっち?と混乱することはまずありません。


Satechiのマグネットウォレットは開閉式になっていて、中にもカード収納があります。端には小さく「SATECHI」の刻印が。まさにシンプルイズベスト。
余計なデザインを施してほしくない私としては「うんうん、これこれ!」というと感じ。質が高くシンプルって最強。もうこの時点で買ってよかった。
使用感レビュー
こちらが装着したところ。使用している機種は iPhone15 Pro。カメラの出っ張りには干渉することなくキッチリくっついています。
カードは最大4枚収納


カードを収納する場所は先述のように2か所。一つは窓付きなので、IDカードや免許証などを収納するのに適しています。どちらも適度なホールド力があり、取り出しやすさを担保しつつカードが落下しにくく設計されています。
ヒンジはやや固めで、最大160°まで開くことができます(左上画像)。
厚みがある点は好みが分かれる


開閉式である構造上、Satechiマグネットウォレットはそれなりにボリュームがあります。その厚みは実に0.9mm。薄いとは言い難い厚みです。iPhone15 Proの厚みが 8.25mmなので、倍以上の厚みになっちゃいます。「iPhoneは薄ければ薄いほどいい!」というユーザーには受け入れがたい設計になっているので注意です。
厚みこそ出るものの、持ちにくいか?で言えばそんなことはありません。ヴィーガンレザーのほどよいグリップ感と凹凸のおかげか、むしろ持ちやすくなったようにすら思えます。
厚みと重さ(84.5 g)あるから使わんかな…と最初こそ思いましたが、今は違和感なく使ってます。とはいえ、もう少し薄く軽くしてもらえたら…と思うのが正直なところ。
スタンドとしてはほぼ完ぺき


厚みや重さを感じつつも手放せない理由が、スタンドとして使える点。どこでも自立させられるんですが、これが思った以上に良い。縦置きも横置きも可能で汎用性もあります。
ヒンジに固さがあるおかげで、しっかり自立してくれます。Facetimeでのビデオ通話時や、セルフィーにも便利。シンプルに「机の上でいつでも自立させられる」というのが、なんだか気分が良い。通知が来た時も見やすいです。
横置きなら充電しながら使えてスタンバイ機能も活かせる。Youtubeなど動画も見やすいので、出先やホテルなどでも活躍します。
使い慣れてくると、机の上に横たわらせることに違和感を感じるようになってくるほど。MagSafe対応スタンドってあまり興味をそそられなかったんですが、想像以上に便利です!
落下の心配なし
MagSafeのカードケースは「落下するのでは?」と心配になりますが、マグネットの磁力は強力。いつの間にか外れてた、カードが落ちてた、ということは一度もありません。取り外すときは少し力を込めたら外れてくれるので、適切な塩梅に調整してくれています。
デザイン/使用感/安全性共にクオリティが高いカードホルダー。シンプルな製品だからこそ、Satechi の 設計の上手さが光りますね。
MOFTのカードケースと比較
MagSafe対応のカードケースでスタンドにもなる…といえば、MOFTの製品も有名です。どちらも使ってみましたが一長一短。
スタンドとしての用途を重視するなら MOFTがオススメ。角度が調整できる幅が大きいので、自撮りをするときなどに重宝します。一方、カードケースとしての機能を重視するならSatechi の方が使いやすいです。どちらもカード2枚収納と謳ってますが、MOFTの方は強引に2枚入れる感じで、Satechiの方が取り回しやすいです。
質感的にはどちらも高くてオススメできます。カード収納とスタンドの機能性、どちらを重視するか?で選ぶと良いと思います。私はカードを2枚キッチリと持ち歩きたいので、Satechiの出番が多いです。
まとめ
Satechi のマグネットウォレットは、スマホスタンドにもなるカードホルダー。Satechiらしい Apple製品と親和性の高いデザインも健在です。少し嵩張るのは人を選びますが、設計は堅牢でスタンドとしてのデキは最高。どこでも自立させられるようになるメリットが光ります。
対応端末は iPhone12~16。カラーはブラック/オレンジ/ブラウン/ブルーを展開しているので、本体カラーに合わせてチョイスを。
今回はこれにて。最後までお読みいただき、ありがとうございました。