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本当に必要な防災グッズ。在宅避難に必要なのは?地震・水害・停電に実際役立つおすすめアイテムを紹介【防災リュックの中身・備蓄品】

 2021年8月:ポータブル電源について追記しました!

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 日本に住む限り、いつでも地震の心配が付きまといます。最近は地震だけでなく大雨による水害なども多く、備蓄や防災グッズの準備はもはや必須と言えます。

 

 今回は実際に避難したときに便利だったもの、被災者のアンケート結果から作った「防災グッズチェックリスト」を公開します。加えて、私がおススメする防災グッズも紹介するのでぜひご覧ください。

 

防災グッズ チェックリスト

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参考1:https://www.bousaihaku.com/wp/wp-content/uploads/2017/03/report001.pdf

参考2:https://www.dcm-hldgs.co.jp/feature/20190306105611.html

 

 上記のチェックリストは、実際のアンケート結果に基づいて私が独自に作ったものです。「阪神・淡路大震災」と「2018年自然災害被」において被災者の方が答えたアンケート結果を参考に、必要だったモノの上位を網羅しています。

 

 重要度に分けた上で、防災リュックに入れるもの・備蓄しておく(在宅避難に使う)ものに分けて記載しています。防災リュックに入れるものは厳選しなければすぐにパンパンになるので、2つに分けたり何か諦めたりすることで調整しましょう。

 

 これらを揃えておけば万全!ということではないものの、先人の知恵は大いに参考にするべきです。印刷するなどしてご利用ください。

 

おすすめ防災用品

 

 以下からは私が実際に備蓄しているもの、実際に使用して便利だったものの中から、特におススメできる品を紹介していきます。アンケート結果の順位も一緒に記載しているので、こちらも参考のほど。

 

食料

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驚異の「賞味期限25年」。永谷園製造なので超美味しい

 

 食料は災害発生後、72時間ぶんの食料を備蓄しておくことが推奨されています。4人家族の場合は36食分の確保が必要ということになるので、結構な量の備蓄が必要です。

 

 私は賞味期限が25年の「サバイバルフーズ」を備蓄しています。やや高価ですが、交換コストがかからないことを考えれば結果的に安上がり。1缶で10食分あるので結構コンパクトに保管できます。

 

 

 詳細は以下から。なぜ72時間という指標があるのかも解説しています。

水(+浄水器)

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備蓄と別に、小型浄水器を準備。これは最後の手段

 

 実はどちらのアンケートでも食料より上位だったのが「水」。飲料水としてはもちろん、手洗いやトイレ、体を清めたり傷を洗ったりするのにも水が必要です。食料と同じく72時間生き延びられる飲料水も必須になります。

 

 備蓄としてミネラルウォーターを一箱備蓄していますが、500mlの長期保存水がおすすめ。小分けの方が衛生的で、持ち歩きもしやすいです。

 

 

 念のために、携帯浄水器である「SAWYER ミニ」も用意しています。生水や泥水でも飲料水にできるサバイバルグッズです。これを使うのは最後の手段ですが、もしもの場合を考えて防災リュックに入れています。

 

懐中電灯、照明

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明かりは燃料の違う2種を準備しておくと安心

 

 ランタンと懐中電灯の両刀で使える「Panasonic 電池がどこでもライト」を準備しています。数台購入し家族の寝室に配備。 電池が全く手に入らないときに備えて、ローソクも念のため防災リュックに入れています。

 

 被災後には電池が不足することは有名です。この「電池がどれでもライト」はその名前の通り、単1~4までの電池ならどれでも動作します。家の中から電池をかき集めれば光らせることができるという点で優秀です。

 

 

 詳細は以下で紹介しているので、コチラもどうぞ。

モバイルバッテリー

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現代の必需品。リチャージの手段があるものがベスト

 

 モバイルバッテリーは2018年のアンケートで第一位。現在は連絡手段の全てをスマホに頼っているので、当然と言えば当然の結果かも知れません。私は避難時にしっかり持参しましたが、容量はすぐカラになってしまいました…。

 

 教訓を活かして、ソーラーパネル付きのモバイルバッテリー「Anker PowerCore Solar 10000」を準備しています。曇天でも充電できる強みがあり、LEDライトも装備しているので非常時の照明としても使えます。

 

 

 詳細は以下から。もちろんお使いのスマホに適合したケーブルの準備も忘れずに!

携帯ラジオ

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シンプルなほど扱いやすく長寿命。チューニングしやすさも大事

 

 もっと高機能なものと迷いましたが、構造がシンプルでチューニングがしやすい機種である「SONY ICF-51」をおすすめします。

 

 スマホがありゃ要らんだろ!と思うなかれ。避難時にスマホに電波が入るとは限りません。実際、東日本大震災のときには「実質的に使用できなかった」とNHKが調査結果を報告しています。

(参考:https://www.nhk.or.jp/bunken/book/media/pdf/2014_c1.pdf

 

 別の問題としてデマの蔓延があります。実際、避難所でスマホを眺めていても情報は錯そうしているばかり。特にSNSは酷いものでした。スマホの電池も心許なかったので、結局近くのオジさんが持っていたラジオを皆で聞いていました。

 

乾電池

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備蓄にこそおすすめな長寿命バッテリー

 

 忘れがちですが、電池はどちらのアンケートでもかなり上位。電池が無く「用意していた防災用品が使えなかった」という話も散見されました。どんな便利な道具も、エネルギーがなければ意味がありません。

 

 「EVOLTA NEO」はさらなる長寿命を実現したバッテリーです。用意した装備に合わせ、予備を含めて用意しておきましょう。

 

各種ティッシュ

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トイレットペーパーを潰したものもGood。除菌の手段も忘れずに!

 

 共同で使用するトイレも長蛇の列で、トイレットペーパーが無い!という悲惨な事態にも出くわしました。家にはトイレットペーパーを備蓄したうえで、防災リュックには「流せるポケットティッシュ」を入れておくと良いでしょう。

 

  除菌できるウェットティッシュも重宝します。手を洗うとたくさん水を使うので、除菌ウェットティッシュを使うと節約できます。避難所生活で病気になっては二重苦なので、何らか除菌ができる手段は必須です。

 

簡易トイレ

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自宅避難する際のために必ず準備しておきたい、簡易トイレ

 

 阪神淡路大震災の体験者、特に女性の方に当時を聞くと「トイレが耐え難かった」と言う方が非常に多いです。常に長蛇の列で、衛生面でも目が当てられない状況だったと。

 

 「小久保 緊急簡易トイレ」が同系列の商品の中でも消臭力が特に強い!と聞いたので選びました。自宅のトイレに設置でき、断水時でも使用可能です。在宅避難の場合に備えて備蓄しています。

 

タオル

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スポーツやアウトドアでも大活躍するモンベルの高機能タオル

 

 「マイクロタオル」(水色の方)は薄くてコンパクトなのに吸水力が十分にあって、ハンカチ代わりにも洗髪時の水気取りにも使えます。風呂に入らせてもらったときにも、体を拭くのに十分な使い勝手でした。速乾タイプなので数時間干していたら乾きます。

 

 

 避難所で非常に使い出が多かったので、 使い心地が向上した「クイックドライタオル」も併せて防災リュックに入れています。こちらも速乾タイプで、普通のタオル以上の使い心地です。

 

ウォータータンク

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大容量のものより、片手で持てる容量のものを選ぼう

 

 水を貯めておける折りたたみタイプのタンクです。大容量のものもありますが持ち運びが大変になるので、5リットル付近のものを何枚か持っておく方が良いと思います。

 

 おすすめは東京都葛飾福祉工場製のもの。信頼性ももちろんですが、この製品の良い所は「注ぎ口がペットボトルキャップ形状」であること。先に紹介した「SAWYER ミニ (小型浄水器)」が取り付けられるので、衛生状態が怪しい水でも何とか飲むことができるはずです。

 

ボディケア・オーラルケア

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水を使わないボディケア、オーラルケア用品を用意しておこう

 

 「水を使わずに使える」ボディケア、オーラルケアがあると水が節約できて便利です。体はウェットティッシュでも拭けますが、髪と口内はそうはいきません。

 

 無水シャンプーは普通のシャンプーで洗うほどの洗浄力はありませんが、頭はスッキリとしますし臭いの防止になります。歴史ある「資生堂 水のいらないシャンプー」がおすすめです。

 

 

 お風呂にも自由に入れないので、余裕があればボディシートもおすすめ。小分けできる「アクティ からだふきタオル」が便利です。数枚を防災リュックに、残りを備蓄として保管しています。

 

サバイバルシート

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体に巻き付けると暖が取れるシート。家族の人数分用意を

 

 寒さ対策としてはサバイバルシートがおすすめです。体に巻き付けると反射熱で非常に暖かい。床に敷くと底冷えを防げます。人数分を用意して防災リュックに入れています。

 

 中でも「SOL エマージェンシーシート」がカサカサ音が少なくイチオシです。私はキャンプなどのアウトドアでも使用しています。避難所生活でも在宅避難でも、どちらでも活躍してくれる汎用性があります。

 

お菓子

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主に子どものために。甘いモノがもたらす安心感は決して侮れない

 

 食料があれば嗜好品は要らんやろ!と思うなかれ。2018年のアンケートで「特に子どもに関して、あったら良かったもの」という項目があり、「おやつ」が第三位にランクインしています。

 

 被災した中では子どもたちは楽しみがなく、ストレスを強いられがちになります。その証左にアンケート第一位は「おもちゃ」でした。なんらか子どもがリフレッシュできる手段があると助けになるでしょう。

 

 さすがにおもちゃは…とおもったので、我が家ではビスコを筆頭としたお菓子の缶詰を防災リュックに入れています。甘いモノは、子どもたちだけでなく大人のストレスも間違いなく軽減してくれるでしょう。

 

ヘルメット

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都会や住宅街に住む方には是非おすすめしたい

  我が家の周囲は古い家ばかりなので家族分を用意しています。折りたたみヘルメット「IZANO」ならば場所を取らずに収納できます。国家検定を取得しており性能面もバッチリです。

 

 IZANOの詳細は以下からどうぞ。小さいお子さんにおすすめのIZANO CAPも紹介しています。 特に子どもは足場が悪いと転びやすいです。お子さんがいるご家庭は「頭部が守れるもの」を用意しておいた方が良いと思います。

 

 

はさみ・ピンセット (十徳ナイフ)

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 周囲の避難生活体験者からは「ハサミが無くて地味に困った」という声が聞かれました。無いと絶対ダメなものではないですが、確かにあれば色々と便利です。

 

 せっかくなので(?)私はドライバーやピンセット、缶切りなどもついたLEATHERMAN MICRAを防災リュックにぶら下げています。普通のハサミよりもコンパクトで頑丈そうなのも頼もしい。

 

超大容量ポータブル電源

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 被災時にコンセントが使えると、普段通りの生活ができるので安心感があります。発電機でもいいのですが、住宅街では難しいでしょう。

 

 我が家は大容量のポータブル電源を用意しています。コンパクトなので持ち運びができ、保管時も場所を取りません。もちろん音もありません。アウトドアやキャンプだけでなく、被災時にも役立ちます。

 

 停電時には一時的に冷蔵庫を動かしたり、被災時にはヒーターや各種デバイスの充電、調理器具を動かしたりできるでしょう。洗濯機だって動きます。

 

 ポータブル電源は MaxPower がイチオシ。超大容量でありながらコンパクト、ファンレスで全くの無音。それでいてリーズナブル。ソーラーパネルも優秀な逸品です。

 

クーラーボックス

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折りたためて場所を取らないクーラーボックス

 

 停電になったとき、真っ先に困るのは冷蔵庫です。傷みやすい食料品は保冷剤と共にクーラーボックスへ突っ込めば延命ができるので、その間に消費すれば無駄がありません。

 

 TITANは折りたたみでありつつも、保冷時間の長いクーラーバッグです。以下のリンクでは実際どれぐらい保温してくれるのか?などを検証しています。防災だけでなくレジャーにも活躍してくれるでしょう。

 

そのほか重要なもの

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 ここからはランキング度外視で、実際に被災した方たちから聞いたりした話から準備しているものです。最初に乗せたチェックシートから、補足が必要そうなものだけ抜粋します。

 

家族の写真

 考えたくもないことですが、家族が行方不明になってしまったら。探す方法は「この人知りませんか」と写真を見せて歩くしかありません。スマホが手元にあるとも限らないので、私は家族で撮った記念写真を数枚、防災リュックに入れています。

 

マスク

 今の状況において、避難先での集団感染などは地獄です。マスクを備蓄とは別に、十分な量を防災リュックに入れておく必要があるでしょう。

 

生理用品

 女性は男性よりもサニタリー用品が多くなります。生理用品もしかり。男は最悪ノーパンでも問題ない(?)ので、男性用を削ってでも女性の生理用品や下着を多めに入れておいた方が良いです。

 

 もちろん本人と相談しながら!我が家は備蓄とは別に、生理1回を十分に乗り切れるぐらいの量を防災リュックに入れています。

 

ラップ・ビニール袋

 食品を保存するためのアレです。皿に敷いた上に食品をのせれば、皿を洗うための水を節約できます。濡れてほしくないものの保護であったり、包帯代わりにも使えます。ジップロックも小分けに使えて便利です。

 

現金(特に小銭)

 なるほど、と思ったのが「自販機は動いていたが小銭が無くて買えなかった」という話。どこもつり銭切れになり、大きいお札は使えなくなるのだそうです。これは盲点でした。

 

ガムテープと筆記用具

 どちらも重要ですが、特筆すべきは「名札」として使えるところ。避難所で子どもが迷子になったら探すのはなかなか難しい。名前と連絡先をガムテープに書いて、我が子の服に貼っておけば少しだけ安心できます。

 

 おわりに

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我が家で用意している防災バッグ。これとは別に備蓄があります

 

  防災グッズはときどきアップデートすることが大事です。今後も大きな災害は必ず起こります。できる限りに備えをしておくことと、被災者の体験談から装備を見直すことで、より万全な準備ができるはずです。

 

 いくつか防災の本を読んだ中では、以下の本が非常に参考になりました。家にあるもの、100円ショップにあるものでも防災はできる!という内容です。著者は災害レスキューナースとして25年務めている方なので、内容には強い説得力があります。

 

 

 私の記事が、皆様の備えの参考になったら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。